岡田秀文
[1] -)は、日本の小説家・推理作家。東京都生まれ[2]。明治大学農学部卒業後、製薬会社に勤務[2]。日本推理作家協会会員。
(おかだ ひでふみ、1963年11月15日誕生 |
1963年11月15日(60歳) 日本・東京都 |
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職業 | 小説家、推理作家 |
教育 | 学士 |
最終学歴 | 明治大学農学部卒業 |
活動期間 | 2000年 - |
ジャンル | 時代小説、推理小説 |
主な受賞歴 |
小説推理新人賞(1999年) 日本ミステリー文学大賞新人賞(2002年) |
デビュー作 | 『本能寺六夜物語』(2001年) |
経歴
編集1999年、短編「見知らぬ侍」で第21回小説推理新人賞を受賞。2001年、『本能寺六夜物語』で単行本デビュー。2002年、『太閤暗殺』で第5回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞。2015年、『黒龍荘の惨劇』で第15回本格ミステリ大賞候補、第68回日本推理作家協会賞(長編および連作短編集部門)候補。
作品リスト
編集単行本
編集- 本能寺六夜物語(2001年10月 双葉社 / 2003年5月 双葉文庫 / 2013年9月 双葉文庫【新装版】)
- 太閤暗殺(2002年3月 光文社 / 2004年3月 光文社文庫 / 2012年6月 双葉文庫) - 第5回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作
- 影ぼうし(2002年1月 双葉社)
- 見知らぬ侍(2004年1月 双葉社)
- 落ちた花は西へ奔れ(2004年4月 光文社)
- 魔将軍 室町の改革児 足利義教の生涯(2006年3月 双葉社)
- 【改題】魔将軍 くじ引き将軍・足利義教の生涯(2009年6月 双葉文庫)
- 城盗り藤吉郎(2005年3月 ハルキ文庫)
- 最後の間者(2006年8月 ハルキ文庫)
- 秀頼、西へ(2007年3月 光文社文庫)
- 風の轍(2008年9月 光文社 / 2011年9月 光文社文庫)
- 源助悪漢十手(2009年3月 光文社文庫)
- 賤ケ嶽(2010年4月 双葉社)
- 信長の影(2011年3月 双葉社 / 2016年1月 双葉文庫)
- 応仁秘譚抄(2012年5月 光文社)
- 刺客 どくろ中納言 天下盗り、最後の密謀(2013年4月 幻冬舎)
- 関ヶ原(2013年7月 双葉社 / 2018年10月 双葉文庫)
- 伊藤博文邸の怪事件(2013年10月 光文社 / 2015年6月 光文社文庫)
- 黒龍荘の惨劇(2014年8月 光文社 / 2017年1月 光文社文庫)
- 偽造同盟(2015年7月 幻冬舎)
- 海妖丸事件(2015年9月 光文社 / 2018年2月 光文社文庫)
- 月輪先生の犯罪捜査学教室(2016年9月 光文社)
- 足利兄弟(2016年11月 双葉社 / 2020年4月 双葉文庫)
- 帝都大捜査網(2017年7月 東京創元社)
- 戦時大捜査網(2020年2月 東京創元社)
- 首イラズ 華族捜査局長・周防院円香(2020年10月 光文社 / 2023年7月 光文社文庫)
- 白霧学舎 探偵小説倶楽部(2022年1月 光文社文庫)
- 維新の終曲(2022年3月 双葉社)
- 大坂の陣(2022年6月 双葉文庫)
- 治験島(2023年6月 光文社)
アンソロジー
編集「」内が岡田秀文の作品
- 小説推理新人賞受賞作アンソロジー2(2000年11月 双葉文庫)「見知らぬ侍」 - 第21回小説推理新人賞受賞作
- 時代推理傑作選 御白洲裁き(2009年12月 徳間文庫)「まぶたの父」
- 江戸迷宮 異形コレクション47(2011年1月 光文社文庫)「泡影」
- 街は謎でいっぱい(2018年3月 光文社文庫)「なごりの街」
- 御城の事件~〈西日本篇〉~(2020年6月 光文社文庫)「小谷の火影」
雑誌掲載短編
編集- 足利義昭 打倒信長を夢見た将軍(双葉社『小説推理』2009年9月号)
- 消えた茶入(光文社『小説宝石』2009年12月号)
- 蒲生氏郷 天下を夢見た猛将(双葉社『小説推理』2011年3月号)
- 月輪犯罪捜査学講座
- 高楼閣の失踪(光文社『ジャーロ』2015年春号)
- 梶川家の誘拐(光文社『ジャーロ』2015年秋冬号)