出子(しゅつし、紀元前708年 - 紀元前698年)は、秦の第4代公。寧公の第三子(末子)。
寧公7年(前708年)、寧公と魯姫子の間に生まれた。
寧公12年(前704年)、寧公が死んだ。大庶長の弗忌と威塁の三父は太子(のちの武公)を廃し、末子の出子を立てて秦君とした。出子はこのとき5歳であった。
出子6年(前698年)、11歳のとき、三父らの手先に殺された。三父らは長兄の武公を君に立てた。