永井義憲
永井 義憲(ながい よしのり、1914年(大正3年)10月23日 - 2001年(平成19年)8月5日)は、国文学者、大妻女子大学名誉教授。真言宗豊山派日輪寺住職[1]。
千葉県生まれ。1937年大正大学文学部国文学科卒。1945年10月大正大学講師、1950年助教授、55年教授。1962年「日本仏教文学研究」により大正大学文学博士。1967年大妻女子大学教授。87年退任、名誉教授。同年勲三等瑞宝章受勲。
著書
編集- 『長谷寺觀音驗記解題』長谷寺、1954
- 『長谷寺と能楽』總本山長谷寺、1954
- 『日本仏教文学研究』古典文庫、1957 のち豊島書房、新典社
- 『成尋阿闍梨母集・参天台五台山記の研究』大蔵出版、1959 島津草子氏の著作として出版されたが、実際は島津氏の依頼を受けて永井が執筆したものであると永井自身が告白している[2]
- 『日本仏教文学』塙選書、1963
- 『仏教文学と金沢文庫』神奈川県立金沢文庫、1969
- 『日本仏教説話研究』和泉書院、2004