梅川東南
江戸時代の京都の浮世絵師。
梅川 東南(うめかわ とうなん、寛政9年〈1797年〉 - 慶応2年2月14日〈1866年3月30日〉)とは、江戸時代の京都の浮世絵師。
来歴
編集吉村周南の門人。名は重賢、通称藤兵衛。雪枝、東南と号す。京都の人で御幸町四条下ル町に住む。作画期は天保から安政頃にかけてとされ、錦絵などを描く。享年70。法名は賢誉聖達東南禅定門定、墓所は京都黒谷墓地。
作品
編集- 『不思議問答』 ※天保13年(1842年)刊行
- 「女舞図」 大倍判錦絵
- 「お能」 プーシキン国立美術館所蔵
参考文献
編集- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 結城素明 『芸文家墓所誌』 村田書店、1977年 ※367頁
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※71頁