キニュラース (古希: Κινύρας, ラテン文字表記:Cinyras)は、ギリシア神話に登場するフェニキアの王。実の娘であるミュラーに思いを寄せられ、夜の闇によって相手が12歳[1]の娘だということを知らずに近親相姦を行ったが、やがて相手が娘だということを知ることとなる[2]。娘との間にアドーニスが生まれた。妻はケンクレイス。