常田 健(つねだ けん、1910年10月21日 - 2000年4月26日[1])は、日本の画家。

経歴

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青森県生まれ。1928年川端画学校入学。1930年からプロレタリア美術家同盟研究所で学ぶ。1933年、青森県に帰郷。農民運動の関係者として検挙、拘留される。1936年、第26回二科展に≪ひるね≫≪飲む男≫を出品し、前者は入選。1944年、出征。1950年、青森県美術会の創立に参加。1955年、日本美術会会員。1991年、第12回青森県文芸協会賞受賞。1997年、第39回青森県文化賞受賞。

美術館

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青森市浪岡北中野には「常田健 土蔵のアトリエ美術館」がある[2]。しかし、新型コロナウイルス禍の影響を受け、2022年5月23日から休館となる(再開時期未定)[2]

脚注

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  1. ^ 「洋画家・常田健さん(惜別)」朝日新聞夕刊2000年5月22日、p.5、「訃報 常田健さん 89歳 死去=洋画家」毎日新聞2000年4月27日、p.31
  2. ^ a b 常田健美術館が23日から休館/青森市浪岡”. 東奥日報. 2022年5月14日閲覧。

参考文献

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  • NHKサービスセンター 編『常田健展 : 農民を描き続ける沈黙の画家』NHKサービスセンター、2000年。 NCID BA81276464 
  • 常田健『土から生まれた : 津軽の画家 常田健が遺したもの』平凡社、2002年。 NCID BA5682024X