ルドルフ・シャドウ
ドイツの彫刻家
ルドルフ・シャドウ(Karl Zeno Rudolf (Ridolfo) Schadow、1786年7月9日 - 1822年1月31日)は、ドイツの彫刻家。彫刻家ヨハン・ゴットフリート・シャドウ(1764-1850)の息子である。
ルドルフ・シャドウ Ridolf Schadow | |
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C.C.フォーゲル・フォン・フォーゲルシュタインによる肖像画 | |
生誕 |
1786年7月9日 教皇領 ローマ |
死没 |
1822年1月31日 教皇領 ローマ |
略歴
編集ローマで、ベルリン出身の彫刻家ヨハン・ゴットフリート・シャドウの長男に生まれた。弟にフリードリッヒ・ヴィルヘルム・シャドウ、異母弟にフェリックス・シャドウがいる。ベルリンで育ち父親から美術教育を受けた。
1810年に弟のフリードリッヒ・ヴィルヘルムとローマに修行に出た。その後、彫刻家クリスティアン・ダニエル・ラウフ(Christian Daniel Rauch)のスタジオで学んだ。弟たちのフリードリッヒ・ヴィルヘルムとフェリックスは彫刻から絵画に転じたが、ルドルフは彫刻の道を進んだ。
1812年に最初の彫刻作品、「パリスの像」をベルリンのアカデミーに出展した。この作品にはローマ在住のデンマークの彫刻家ベルテル・トルバルセンの影響が見られる。ベルリンにしばらく戻った後、1812年にラウフと再びローマに移った。1814年にはカソリックに改宗した。1818年にはデュッセルドルフ美術アカデミーの教授となることを要請されたが、辞退してローマに残ることを選んだ。
1822年にローマで没した。36歳であった。
作品
編集参考文献
編集- von Donop: Schadow, Ridolfo. In: Allgemeine Deutsche Biographie (ADB). Band 30, Duncker & Humblot, Leipzig 1890, S. 513–515.
- Brigitte Schmitz: „Rudolf Schadow. Ein Lyriker unter den klassizistischen Bildhauern“. In: Zeitschrift Bildende Kunst Heft 7, 1986, Hrsg. Verband Bildender Künstler der Deutschen Demokratischen Republik, S. 321–322, 3 Abb.
- Götz Eckardt: Ridolfo Schadow. Ein Bildhauer in Rom zwischen Klassizismus und Romantik. Hrsg. von Dorette Eckardt, Jutta von Simson und Bernd Ernsting, 176 S., 120 Abb., Werkverzeichnis der Bildwerke (65 Hauptnummern) und Handzeichnungen, Dokumentation, Kurzbiographie, Bibliographie; 2000 (LETTER Schriften Bd. 13), ISBN 3-930633-11-6
- Thomas Blisniewski: „… und schafft mit emsigen Händen“ – Weibliche Handarbeiten in Werken von Rudolf Schadow, Carl Joseph Begas und Johann Anton Ramboux im Wallraf-Richartz-Museum – Fondation-Corboud. In: Kölner Museums-Bulletin. Berichte und Forschungen aus den Museen der Stadt Köln (3) 2001, S. 4–18.