川端実
1911-2001, 洋画家
人物
編集現在の東京都文京区生まれ。祖父は明治期の日本画家である川端玉章、父も日本画家の川端茂章という美術家一家であった。1934年(昭和9年)、東京美術学校油画科卒業。 1936年(昭和11年)の文展(帝展の代わりに開催)に出品した『海辺』で選奨を受賞[1]。 1939年(昭和14年)光風会会員。1950年(昭和25年)多摩美術大学教授。1958年(昭和33年)以降、ニューヨークを拠点に活躍。抽象表現主義の作品を多く生み出す。1960年(昭和35年)に初個展。作品に「緑のなかのフォルム」など[2]。
受賞歴
編集- 佐分賞(1941年)
- グッゲンハイム国際展個人表彰名誉賞(1958年)[3]