小平井久重
平安時代後期の伊豆国平井郷の武士
小平井 久重 (おびらい/こひらい ひさしげ、生年不詳 - 1181年) は、平安時代後期の伊豆国平井郷の武士 [1]。紀六久重とも。
『吾妻鏡』には「小平井の名主紀六久重」とあり、紀氏出身であると考えられている。治承4年(1180年)石橋山の戦いでは平家方に属し、早河のあたりで北条宗時を射殺した [1]。行方をくらますも、養和元年1月(1181年)、工藤景光に捕らえられ、4月に晒し首となる [2]。
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