黒田成俊
日本の数学者
黒田 成俊(くろだ しげとし、1932年-)は、日本の数学者。東京大学名誉教授、学習院大学名誉教授。専門は関数解析、数理物理。
くろだ しげとし 黒田成俊 | |
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生誕 |
1932年??月??日 日本 |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 関数解析、数理物理 |
研究機関 | 東京大学、学習院大学 |
出身校 | 東京大学 |
指導教員 | 加藤敏夫 |
主な指導学生 | 谷島賢二 |
主な業績 | シュレーディンガー作用素の数学的散乱理論 |
プロジェクト:人物伝 |
略歴
編集1932年生まれ[1]。黒田成勝の長男で、高木貞治の孫[2]。1955年 東京大学理学部物理学科卒業、東京大学理学部助教授、教養学部教授,学習院大学理学部教授を経て、東京大学名誉教授、学習院大学名誉教授。理学博士[3]。シュレーディンガー作用素の数学的散乱理論で先駆的な業績を挙げた[4]。
師は加藤敏夫。池部晃生、藤田宏とともに東京大学物理学科の加藤研究室に在籍していた[5]。
1970年 ニースで開催された国際数学者会議では全体講演者の加藤敏夫とともに[6]招待講演者を務めた[7]。
外部リンク
編集脚注
編集- ^ 『量子物理の数理』岩波書店 著者略歴
- ^ 高橋彰太郎「社会科学習における人物指導の研究(上) : 近代文化の発展に尽くした高木貞治の業績」『聖徳学園岐阜教育大学紀要』第32巻、岐阜聖徳学園大学、1996年9月、267-284頁、CRID 1050564288197146112、ISSN 0916-0175、NAID 110000187651。
- ^ 黒田成俊『散乱理論の数学的取扱いと連続スペクトルの摂動』(理学博士 報告番号不明論文) 東京大学、1960年。NAID 500000419295 。
- ^ 有木進「《書評》Meinolf Geck and Nicolas Jacon: Representations of Hecke Algebras at Roots of Unity, Algebr. Appl., 15, Springer, 2011年,xii+401ページ.」『数学』第67巻第1号、日本数学会、2015年、107-111頁、doi:10.11429/sugaku.0671107。
- ^ 池部晃生先生を偲んで
- ^ 「小林昭七さんを偲んで 」黒田成俊
- ^ ICM Plenary and Invited Speakers 国際数学者連合公式サイト(英文)