おやこ刑事 エピソード・ゲストキャラ一覧

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おやこ刑事 エピソード・ゲストキャラ

このページは、1977年(昭和52年)21号[1] より1981年(昭和56年)12号(事件簿No.1~No.183〈最終話〉)まで『週刊少年サンデー』に連載された原作:林律雄 / 作画:大島やすいちによる漫画『おやこ刑事』の全事件簿[2]掲載順挿話(エピソード)のタイトルゲストキャラ(登場人物)をまとめたものである(巻数は少年サンデーコミックス版全25巻を基準とする)。

事件簿No.1~No.30 編集

事件簿 サブタイトル メインキャラ ゲストキャラ 役柄 掲載号 巻数
特別篇 消えた死体[3] 文吾
勘太郎
松木 松木養魚場の主人
死体の第一発見者
76・8・10増刊号 1
特別篇 父ひとり 緒方ヨシオ 勘太郎に怨みをもつ殺人犯 9・10増刊号 7
特別篇 フィルムの証言 山谷拓二[4] スタントマンや殺され役専門の映画俳優 77年新春増刊号 5
三原明子 人気女優・菊まり子[5] の付き人
山谷の恋人
特別篇 純情スケ番 クミ子 大内弁当店に勤める娘
元スケ番
春休み増刊号 2
海部三郎 クミ子の幼なじみ
傷害事件を起こし指名手配で逃走中
No.1 女子高殺人事件[6] 内藤あんず 私立黒髪学園の三年生
事件に興味を示すミステリー同好会会長
77年21号 7
私立黒髪学園の教頭
角張 私立黒髪学園の数学教師
鼠白 私立黒髪学園の音楽教師
剣持四郎 私立黒髪学園の用務員
二年前の現金輸送車襲撃犯の一人
No.2 3、2、1、0 伝馬 近所のオモチャ作りの発明家 22号 1
阿久津 ビル荒らし強盗
No.3 マラソンマン[7] マラソンマン 女性を狙う通り魔
元駅伝の選手
23号 7
No.4 スーパーカー殺人事件[8] 漫画家[9] 事故現場を目撃した漫画家 24号 1
南雲忠一 N・N広告代理店社長
ポルシェのドライバー
二階堂 N・N広告代理店副社長
白狼英吉 元運転手
二階堂と付き合いがある男
No.5 ただいま休暇中 古井有紀 大黒温泉の美人女中 25号
古井 定年間近の駐在所巡査
有紀の父
No.6 免許証なんかいらない 勘太郎 メガネの教官 フジモト自動車教習所の教官
勘太郎の担当教官
26号
No.7 生と死と[10] 柴田清美 勘太郎の妻
文吾の母[3]
27号
宮路和雄 犯罪史に残る残忍な強盗殺人事件の犯人
勘太郎が初手柄を挙げた犯人
No.8 お嬢さん気をつけて 大西操 大西忠信[11] 操の父 28号
宇賀神 操を誘拐した犯人のアニキ分
登坂 操を誘拐した犯人の弟分
No.9 闇の目撃者 文吾 杉山洋一 殺人犯を目撃した盲目の少年 29号
No.10 鏡の男 文吾と瓜二つの男 宝石店強盗の犯人 30号 2
No.11 悲しみの再会 勘太郎 富山音次郎 勘太郎の小中学時代の友達 31号
No.12 密室殺人事件 文吾
勘太郎
志麻[12] 五鬼の若妻 32号
里見[12] 五鬼の担当編集者
五鬼霊之 怪奇・推理ものの有名小説家
神代健三 テレビにも出演する有名作家
おフミ 五鬼の屋敷の家政婦
No.13 ここほれワンワン 鬼沢 ガンコな爺さん
熱心な慈善家
33号
福田 鬼沢の隣人の爺さん
近所でも正直者のやさしい人
くるみの家の3人の子供 鬼沢のお爺ちゃんを慕う孤児院の子供たち
No.14 狙撃[13] 東郷 死んだ恋人の復讐する元陸上自衛隊員の狙撃手 34号 3
鮫島 鮫島産業の社長
猟で東郷の恋人を誤射した男
No.15 海辺の出来事 磯辺二三男 舞子ヶ浜出身の純朴な青年
同級生殺しの殺人犯
35号 6
望月みどり 磯辺が好きだった高校時代の同級生
景山敏文 磯辺の高校時代の同級生で女たらしの男
No.16 消えた凶器 増渕 M商社の係長
サウナでの上司殺害の容疑者
36号 2
No.17 金庫破り 小田切(百瀬錠助) 小田切商店店主
時効を二日前に迎えた金庫破りの名人
37号
No.18 約束[14] 沼田喜代志 指名手配中の殺人犯 38号 2
No.19 犬対狼[15] マルト 優秀なメスの警察犬 39号 3
キング 下ノ町動物園へ輸送途中逃走した狼
No.20 竜神の怒り 竜堂 竜堂建設社長 40号
じいさん[16] 沼の社に住む竜神様を信仰する祈祷師
No.21 死角 花森玲子 有名なファッションデザイナー兼『花森』社長 41号 6
山本順子 花森玲子の付き人
マーサ加倉井 有名なファッションデザイナー兼『ブルー・ドッグ』社長
No.22 文吾の賭[17] 文吾 権藤信男 自動車修理工員の殺人犯 42号 2
No.23 くずれたアリバイ 越中 警視庁捜査二課警部補
横領事件捜査中のくしゃみの多い警部補
43号 3
宍戸 SS物産経理係長代理
No.24 ビートルズが教えてくれた 文吾
勘太郎
美枝子 文吾の大学時代の後輩 44号
小野 アパートの住人
被害者の隣の部屋に住む女性
赤木 アパートの住人
ポール・マッカートニー似の男
青森 アパートの住人
リンゴ・スター似の男
藤根 アパートの住人
ジョージ・ハリスン似の男
菅井 アパートの住人
ジョン・レノン似の男
No.25 道草 タレ 金子直美 大林高校の生徒
恨みから駅員を刺そうとした女子高生
45号 3
No.26 憎しみのフィナーレ[18] 文吾
勘太郎
猿渡構助 元竹下サーカス団の綱渡り師 46号 6
竹下 竹下サーカスの団長
No.27 カージャック 文吾
清水健太[19] 代議士を撃って救急車をジャックした男 47号 4
No.28 大乱戦 勘太郎 室田剛道[20] 鼻曲署の巨漢の刑事
大学時代柔道の全日本出場者
48号
No.29 不完全犯罪 文吾
勘太郎
土岐三郎 高里にゆすられていた会社員 49号
高里ゆする 会社の金をつかいこんだ土岐をゆすっていた男
No.30 晩秋 村田権之助[21] 田舎に妻子を残したひったくり犯 50号

事件簿No.31~No.60 編集

事件簿 サブタイトル メインキャラ ゲストキャラ 役柄 掲載号 巻数
No.31 ある殺し屋[22] 文吾
勘太郎
片桐竜二 針で刺殺するプロの殺し屋 77年51号 4
伊吹 アニキと慕う片桐の仕事の連絡役
No.32 新前刑事[23] 文吾 高倉健二 二人殺害した凶悪犯
文吾が初手柄をたてた犯人
52号
No.33 ハレンチ刑事 花田由紀江 電車で痴漢にあった被害者 78年1号
小畑勇 スーパーの従業員
仲間と共謀して社長を殺害した男
富沢

社長の失踪に疑惑を抱いた文吾を痴漢に仕立てた仲間
No.34 ざしきわらし 文吾
勘太郎
ざしきわらし 殺人現場を目撃した謎の女の子 2号 7
鶴岡政次 インチキ骨董品がバレて相手を殺した放火殺人犯
特別篇 消滅 海野洋介 ヨットによる単独世界一周を成し遂げようとした冒険家
父の復讐を果たす青年
冬休み増刊号 3
海野さとみ 洋介の妹
大矢無笹夫 医者でS大医学部教授
裏で黒崎とつるんでいる医者
黒崎良一 さとみを狙う黒崎社長のバカ息子
黒崎 海野産業社長
洋介の父(先代社長)を病死させ社の実権を握った男
No.35 怪盗 怪盗 世間を騒がす千の顔を持つ怪盗
盗みの予告状を送る大胆不敵な変装の名人
3・4号 4
丸田 “クイーンの涙”の宝石を持つ金持ち婦人
No.36 山狩り 辰巳 地元の山に逃走した強盗殺人犯 5・6号 3
No.37 二人酒 桑野静[24] 勘太郎の見合い相手の未亡人
刑事である夫を殉職で亡くした未亡人
7号 4
桑野一郎 静の小学生の一人息子
No.38 いらだち 浦部 受験を控えた高校生 8号 5
乾五郎 パチンコで気晴らしをする浦部の同級生
No.39 白い逃亡 矢田部三吉 護送中列車から逃亡した殺人犯 9号 19
No.40 記憶喪失 文吾
3人の男 ニセ札偽造のグループ 10~11号 5
No.41 キャンディー・プリンセス 文吾 シンシア[25] 来日したサルビアのミラン国王の娘(王女) 12号
No.42 老ヤクザ 文吾
勘太郎
丹波 刑務所帰りの老ヤクザ 13号
鈴江 丹波に亭主を殺された小料理屋の女将
高堂 代議士を父に持つ酒癖の悪いチンピラ
No.43 死へのアタック 東田 東洋薬品バレーボールのエースアタッカー 14号
西尾 東洋薬品バレーボール選手
東田の先輩
村井ノブ子 東洋薬品研究所の研究員
西尾の恋人
No.44 春一番 しのぶ
順子
サチ[26]
遊び感覚で万引きした高1の女子高生 15号 6
裕美 赤子の弟のために粉ミルクを万引きした小学生
No.45 指輪物語(ストーリー)[27] 文吾 番長 文吾の中学時代の下ノ町中学の番長 16号
野末 胃の中へ物を出し入れできる宝石泥棒
特別篇 風来先生登場 文吾
勘太郎
国分十郎[28] 先輩のカタキをうつ九州男児の医者 4・20増刊号 7
社長 動物芸能プロダクション社長
裏では大量の牛肉を盗難していた強盗団の首領
No.46 暴走D51(デコイチ)[29] 勘太郎 岩崎 C62の元機関士
暴走したD51の乗組員を救出した機関士
17号 6
D51の元機関士
野口 D51の元機関助士
金森 D51をジャックした銀行強盗
No.47 結婚式ジャック 秋元六輔 “ドジ元”と呼ばれるドジな青年 18号
堀口直子 堀口産業の秘書で社長の一人娘
秋元の結婚相手
No.48 街の灯 文吾
勘太郎
谷村桃子 文吾と勘太郎の住むアパートの隣人
歌手志望の女性
19号
特別篇 赤絵の町[28] 文吾
角谷 地元の伝統的な焼物の窯元 5・25増刊号 7
東京の娘 東京から見学に来た角谷の焼物のファン
吸血鬼の第三の被害者
剛田 村の農家の男
吸血鬼事件で村の者を扇動する
No.49 ポパイとオリーブ[30] ポパイ 織辺オリエ[31] 区立下ノ町小学校教師の“オリーブ先生”
ポパイの一目惚れの人
20号 8
No.50 ポパイ絶唱[30] 織辺オリエ[31] 区立下ノ町小学校教師
ポパイの恋人
21号
ブルート似のヒゲオヤジ 子供さらい
ポパイを刺した男
No.51 ポパイ白書[30] 文吾[23]
ポパイ
倉田幹夫 前科三犯の強盗殺人犯
文吾の初手柄の犯人
22号
No.52 ヒット・エンド・ラン 文吾
勘太郎
室田剛道[20] 勘太郎のライバルである鼻曲署の巨漢の刑事
草野球で捜査に協力
23号
白髪頭のボス 拳銃密輸のボス
仕込み杖着用
No.53 シャチ[15] 魚津 北川シーランドのシャチの飼育係 24号
磯波 日本海洋大学教授
シャチの研究
No.54 ジャジャ馬 高校生3人組 操に憧れるのぞき魔の高校生 25号
敏一 操のお見合い相手
No.55 メロウボーイ タレ 垂水[32] タレ(垂水刑事)の実兄
垂水物産株式会社社長
26号
マスター[33] 喫茶店のマスター
垂水の中学時代の同級生
由美
マッチ
トコ[34]
土曜の夜(サタデーナイト)を遊ぶ原宿の女子中学生
征二[35] マッチとトコをさらおうとした暴走族リーダー
No.56 母子草 文吾
勘太郎
桑野静[24] 勘太郎の見合い相手だった惣菜屋さん 27号
桑野一郎 静の小学生の一人息子
日野 保証人となった静の債務者
金山 金山金融の社長
保証人である静の借金取立人
No.57
No.58
挑戦します 文吾
野口麻美[36] 下ノ町署交通課の新人婦警
文吾に憧れる操の恋敵
28・29号 9
秋江 麻美の同僚の下ノ町署の交通課婦警
No.59 京都からきた男 文吾
勘太郎
北条 京都府警大路署刑事 30号
海老沢元二 京都で老夫婦を惨殺した強盗殺人犯
No.60 750(ナナハン)ブルース タレ 司由美[34] 土曜の夜(サタデーナイト)の原宿の女子中学生
タレ(垂水)に身を寄せる家出少女
31号
マッチ
トコ
由美の原宿遊び仲間の女子中学生
マスター[33] 喫茶店のマスター
垂水の中学時代の同級生で同窓会幹事
征二[35] 土曜の夜(サタデーナイト)で知り合った暴走族リーダー

事件簿No.61~No.90 編集

事件簿 サブタイトル メインキャラ ゲストキャラ 役柄 掲載号 巻数
No.61 釈放せず 文吾
勘太郎
森田雄二 銀行強盗容疑で逮捕され取調べを受ける犯人 78年32号 9
二人組の男 森田の共犯者
勘太郎を拉致監禁し、森田の釈放要求
ミチコ 監禁されている勘太郎を目撃した女の子
No.62 やさしすぎた男 文吾
京子 海に来た光夫の友達の女子高生 33号
光夫 海に来た京子に思いを寄せる高校生
No.63 祭りの夜[29] 勘太郎 米田直子 夜店の金魚救いの店員
“お祭り政”の一人娘
34号
米田政夫 “お祭り政”といわれたスリの名人
特別篇 警官殺し 文吾 黒岩[37] 警視庁捜査一課刑事
文吾とコンビを組む強面の刑事
夏の増刊号
檜垣源二 死んだ息子の復讐する連続警官殺しの犯人
No.64 弱点(ウィークポイント) 大仏[38] 先生 大仏の通う下ノ町スイミングクラブのコーチ 35号 10
七尾 大仏の追う逃走犯
No.65 750(ナナハン)ジャンプ タレ 征二[35] 土曜の夜(サタデーナイト)の暴走族のリーダー 36号
アキラ 暴走族の一員
ダンプの幅寄せで事故に遭い左足切断
トラックの運転手 暴走族を狙うトラックの運転手
No.66
No.67
No.68
アイドル 文吾 星野純子 アイドル歌手
人質に撮られる
37~39号
常本 強盗殺人無期懲役の脱獄囚
星野純子と文吾を人質に逃走
特別篇 狂った銃弾 文吾
黒岩[37]
初子 黒岩の行きつけの小料理屋の美人女将 夏休み増刊号
組長 覚醒剤の打ちすぎでライフルを乱射する組長
No.69 ミス・ディオール
麻美
ミス・ディオール 金持ち女性から金品を強奪するオシャレ泥棒
ミス・ディオールの香水をつけた泥棒
40号
No.70 夏の終わりに タレ 芹昌子 第三勧業銀行受付窓口の行員
非番のタレ(垂水)が知り合った女性
41~42号 11
洋二 芹昌子の実弟
ノミ屋を殺した殺人犯
No.71 嵐のライオン 文吾
勘太郎
ロッキー[15] 都内でペットとして飼われているライオン 43号 10
進吾 ロッキーがなついている飼い主の少年
No.72 疑惑 文吾
大津 操と関係のある謎の中年紳士 44~45号 11
赤川[39] 指名手配中の殺人犯
No.73 下ノ町ララバイ 勘太郎 北良子 勘太郎の妻と主張する赤子を連れた女性 46号
No.74 ロシアン・ルーレット タレ 矢沢清 井上勉(タレ)の少年院仲間
現金輸送車襲撃計画の一味
47号
沖田 現金輸送車襲撃計画のリーダー
天野 現金輸送車襲撃計画の一味
直情型の短気な男
No.75 かこみ記事 文吾
勘太郎
片桐志郎[40] 東京中央新聞記者 48号
山本浩二 山形県から出稼ぎにきた父親を捜しに上京した家出少年
No.76 特ダネ 片桐[40] 戸浦 殺人犯として取調べ中に逃走した気の弱い大男 49号 12
No.77 うわまみ[40] 麻美 宗男 麻美の小学生時代の初恋の男の子 50号
No.78 ボンネットバス 文吾
片桐[40]
若原 ボンネットバスの運転手 51号
北川君子 ボンネットバスのバスガイド
運転手の若原のガールフレンド
鬼島春男 強盗殺人事件の犯人
田舎の旅館の下働きで潜伏中
特別篇 沖縄ラブストーリー 文吾
黒岩[37]
新二 成瀬の舎弟
マリ子と一緒に故郷・沖縄に逃走
12月増刊号 11
マリ子 覚醒剤中毒のホステス
新二と一緒に故郷・沖縄に逃走
成瀬剛三 前科三犯の暴力団組長
麻薬取引殺人事件で沖縄に潜伏
No.79 シルバーシート 文吾
タレ
栗本トキ 行方不明になった私立すみれ老人ホーム院長の母 52号 13
栗本政雄 私立すみれ老人ホーム院長
おトキさんの息子で事業を手広くやる男
No.80 タクシードライバー[41] 文吾
勘太郎
タクシードライバー 事件を追うのを病みつきになったトヨタ・クラウンの伊東タクシー運転手 79年1号 12
女性の客 伊東タクシーに乗り合わせた女性の客
田川一夫 成田から高飛びしようとした殺人犯
No.81 忘年会[30] 織辺オリエ[31] 亡くなったポパイの元恋人の小学校教師の“オリーブ先生” 2号
No.82 お年玉強盗 お年玉強盗 子供からお年玉を奪う労務者のオヤジ 3・4号
No.83 晴着 片桐[40] 片桐優子 片桐の成人式を迎えた二十歳の妹 5・6号
カミソリ魔 満員電車で女性の衣服を切り裂くカミソリ魔
No.84 夜霧のしのび逢い 文吾
勘太郎
アベック荒らし三人組 夜の公園に出没するアベック荒らしの強盗団 7号 13
No.85 決断の時 勘太郎[42] 拳銃男 暴力団組長の襲撃に失敗した鉄砲玉 8号
No.86 殺人(マーダー)ゲーム 文吾
藤波ミキ スキーに来た卒業旅行の大学生
文吾たちと同じロッジに泊まる女学生
9・10号
木村竜彦 スキーに来た卒業旅行の大学生
洋子に捨てられた元恋人
坂口洋子 スキーに来た卒業旅行の大学生
高慢ちきな態度で嫌われている社長の娘
杉山修 スキーに来た卒業旅行の大学生
洋子に弱みを握っている坊主頭の男
馬場三津子 スキーに来た卒業旅行の大学生
右頬にアザのあるコンプレックスをもつ洋子のイトコ
星野定夫 スキーに来た卒業旅行の大学生
父親の会社の関係で洋子に媚びを売る男
No.87 バレンタイン タレ 司由美[34] タレ(垂水)に一途の中学生 11号
矢内 由美がディスコで知り合った大学生
由美をつけまわすストーカー
No.88 潜入 文吾 大阪の男 裏の世界では名の知れた宝石の細工師 12号
坊主頭の男 数億するダイヤを盗難した強盗団のリーダー
No.89 雨あがり 貴子 奥沢の情婦
文吾に片思いしていた高校の後輩
13号
奥沢正 強盗殺人の犯人
No.90 ソウルフル・パワー タレ ジミー・ホームズ[43] タレ(垂水)の知り合いの元特殊部隊の軍人
誘拐された恩人の子供を救出に動く外国人
14号 14
竜村 ジミーの恩人の子供を誘拐した親玉

事件簿No.91~No.120 編集

事件簿 サブタイトル メインキャラ ゲストキャラ 役柄 掲載号 巻数
No.91 過剰防衛 文吾 下田 追跡する勘太郎を刺した逃走犯
勘太郎との格闘の末に高所から転落して死亡
79年15号 14
警察官 潜伏中の阿川逮捕のために出動した刑事志望の警察官
阿川の一言に虚を突かれて射殺され死亡
阿川 下田の共犯で拳銃を持った凶悪犯
No.92 たったひとりのマウンド 伏見京介 大会前から屈指の速球投手として話題になった下ノ町商業のエース
地区大会決勝前に父親の命とひきかえに八百長を強要される投手
16号 15
伏見源五郎 野球賭博に関わる京介の父親
やくざ組織に人質にされて息子に八百長を頼むダメな親父
No.93 どっちがどっち[44] 文吾
勘太郎
名高達郎 柴田文吾役の俳優 17号 12
金子信雄 柴田勘太郎役の俳優
服部まこ 大西操役の女優
宝石強盗の男 逃走中に『おやこ刑事』の撮影現場に紛れ込んだドジな強盗
No.94
No.95
白昼の報酬 木沢浩太 都内観光バスの運転手
逮捕した勘太郎に恨みを持つ元金庫荒らしの爆弾犯
18・19号 14
芳賀 木沢の元共犯者で爆弾パート担当
No.96 海一夜[45] 文吾
多古田三平 現金輸送車襲撃事件の犯人のひとり
窃盗で服役後に仲間と金を分配予定する男
20号
No.97 奪ってみせます 野口麻美 下ノ町署の交通課婦警
前話以降の文吾と操の親密さが気になる片思いの後輩婦警
21号
No.98 朝の訪問 大門アキラ 河野運送に勤める従業員
チンピラから足を洗わせた文吾に恩を感じる若者
22号
No.99 清め酒 勘太郎 福波 勘太郎の先輩で引退した元刑事
鬼福と異名をとり、勘太郎に刑事のイロハを教えた刑事
23号 15
増村重吉 一家四人殺しの殺人犯
福波とのコンビで唯一未解決事件の犯人
No.100 長き復讐の果てに 文吾
勘太郎
山影文彦 亡き両親の仇をとるために15年前の復讐を実行する男 24号
御子神 15年前に山影の先祖伝来の鎧を裏工作で盗んだ男
広田 15年前に御子神に買収された山影工場の元工員
No.101 おせっかい刑事 タレ 柏木アコ 傷害罪で1年服役して出所した女性
タレ(垂水)が逮捕した女
25号
No.102 涙の照準 文吾 ノラ公[15] エサをやった事から文吾になついた野良犬 26号 14
No.103 ピンク・ヒップ・レディー 文吾
タレ
小夜子
女性
旅先の文吾とタレが知り合ったツーリングの女子大生二人組 27号 15
No.104 娘よ 川上課長 川上美登利[46] 尾崎に好意を寄せる川上課長の一人娘 28号
尾崎喬[47] 下ノ町署の第7交通機動隊の白バイ隊員
美登利に一目惚れする男
No.105 犯罪カンパニー 文吾 田口一角 留範カンパニー(泥棒株式会社)の会長
専門分野:詐欺師
29~30号 16
佐竹宗吉 留範カンパニーの一員
専門分野:偽造師
北条ふみ 留範カンパニーの一員
専門分野:宝石泥棒
土井三喜夫 留範カンパニーの一員
専門分野:空巣ねらい
小倉誠 留範カンパニーの一員
専門分野:掏摸(スリ)
中村哲 留範カンパニーの一員
専門分野:結婚詐欺師(赤サギ)
No.106 狼男が時をみた 文吾
勘太郎
須田(新ちゃん) 狼男のマスクをかぶって下着ドロをしていた高校生 31号
徳田光明 妻を放火殺人で殺された夫
No.107 ピアノ岩(ガン)チェル 岩さん 早苗
[48]
岩さんの妻と小さなひとり娘 32号
畑中浩太郎 文吾と岩さんが護衛を任された金持ちのドラ息子
堀内 畑中に暴行されて自殺した妹の復讐をする兄
No.108 おにいちゃん 文吾
柴田朝子[49] 文吾に会いに来た文吾の従妹 33号 15
No.109 タレダ!? タレ
(文吾)
上杉浩 高級輸入品卸問屋・徳川商会の運送係
倉庫荒らしの手引きした男
34号
男三人 倉庫荒らしのグループ仲間
No.110 S・A・P[50]
特別武装警察
SPECIAL ARMED POLICE
文吾 S・A・P(特別武装警察)隊長 35~39号 17
武市 S・A・P(特別武装警察)隊員
ナイフ使用を得意とする小柄な男
国見 S・A・P(特別武装警察)隊員
眼帯をしたスナイパー
椎葉 S・A・P(特別武装警察)隊員
爆弾使用の巨漢の男
室戸 S・A・P(特別武装警察)部長
陶山亨 傭兵部隊を率いるリーダー
目的のためには手段を選ばぬ残虐な悪党
No.111 ローリング・麻美 麻美
秋江
ケンジ
ミユキ
ローラースケートの引ったくり犯 40号 16
No.112 風鈴 由季 自殺をしようとした女子高生 41号
大滝[51] 下ノ町三丁目派出所のベテラン警官
No.113 キャンパス・ライフ 文吾 金井悦子 文吾の母校・青葉学院大学の女子大生 42号
教授 青葉学院大学の教授
文吾のゼミの先生
根岸 青葉学院大学ラグビー部主将
文吾の後輩
No.114 課長の椅子 勘太郎 ペンキ屋の青年 下ノ町署の塗装をするペンキ屋 43号
矢崎京太 耳の遠い年寄りの空巣
母親 赤子(一樹)を捨てた母親
No.115 あかりをけして 文吾 文吾の顔なじみの豪邸に一人暮らしする元女医の老婆 44号 17
No.116 猫おいで オイデ[15] 晃に可愛がられるノラ猫 45号
葉山晃 オイデを可愛がる独りぼっちの少年
バイクの男 晃をバイクではねた轢き逃げの殺人犯
No.117 古都 タレ 瞳子 京都西陣織り屋の娘 46号 18
No.118 バニーガール 友部夏子 違法カジノの黒幕Xの情婦
万引きの常習犯
47号
No.119 鏡のなかの殺人 勘太郎 魚屋の宇都宮
薬屋の虻川
肉屋の谷
雑貨屋の浜田
殺された被害者と昔からの友達 48号
No.120 トリプル・トラブル・カーニバル 文吾
勘太郎
祖父と孫娘 セスナ機でスカイダイビングに出かける祖父と孫娘 49号 17
高田 タンクローリー運転手

事件簿No.121~No.150 編集

事件簿 サブタイトル メインキャラ ゲストキャラ 役柄 掲載号 巻数
No.121 刑事志願 文吾 梅村好平[52] 刑事志願の栄町三丁目派出所の巡査 79年50号 18
No.122 がんばれ好平ちゃん 好平[52] 霧島 好平の警察学校の元同期の親友
殺人請負業の殺し屋
51号
No.123 風花 勘太郎 小川久美 何かと母の身を案じる英子の一人娘の小学生 52号
小川英子 亡くなった勘太郎の元同僚(刑事)の妻
黒木 英子の再婚相手
No.124 ラスト・ファイト 文吾 桑田 J・ミドル級チャンピオン候補で母親思いのプロボクサー 80年1号
No.125 贈り物 柴田勘太郎 クリスマスの夜に独り寂しく宿直するオヤジさん 2号
No.126 長い夜 勘太郎 寺島 数億円を使い込んだ横領容疑がかかっている会社員 3・4号 19
No.127 麻(美)イ・ライフ 麻美
秋江
ボスと手下 数千万の麻薬の入ったクマのぬいぐるみを追う二人組 5・6号
No.128 追跡(チェイス) 文吾
勘太郎
曽根崎ヒロシ 山里町役場の観光課職員 7号
マスター 山里のスナック『クロカン』のマスター
No.129 大仏[38] 大仏(おさらぎ) 大仏竜之介(大仏)の継母 8号
夏目妙子[53] 隣の娘で大仏の幼なじみ
石原 逃走中の殺人犯
No.130 はぐれ 文吾 高1の三人組 無気力な高1の三人組 9号
No.131 男の闘い 文吾
坊や いじめられっ子の少年 10号
若生 密造拳銃の運び屋
No.132 夜行列車 石坂啓子 文吾に護送される元看護士の殺人犯 11号
No.133 推理試験 タレ 小金井小百合 小金井産業社長の娘
垂水(タレ)の兄の仕事先の社長の娘
12号 20
青木
正木
タレの考えた推理問題通りに出現した謎の男女
No.134 サクラサイタ 麻美
秋江
受験生 文吾の母校・青葉学院大学の受験生 13号
No.135 野ざらし[54] 文吾
勘太郎
落語家 演目『野ざらし』を語る落語家
当挿話の語り手
14号
松尾久子 文吾と勘太郎が発見したドクロ(頭蓋骨)の主
一年以上前に失踪した女性
河合 久子に熱を上げていた男
No.136 恋の追跡者(チェイサー) 文吾
千賀子 操の先輩で昇進したTV局のディレクター 15号
No.137 禿山の激闘 文吾
タレ
正木 他署のベテラン刑事 16号
虎沢(長男)
(次男)
虎沢三夫(三男)
保険金殺人事件の凶悪犯
No.138 梅村、純情す 好平 花屋の女性 好平が一目惚れした花屋の女性 17号
No.139 どすこい 文吾
勘太郎
瀬戸 花駒部屋の取り的で気の弱い未来の横綱 18号
No.140 悪魔か天使か 文吾 香川千恵 文吾や周囲の人を翻弄する小悪魔の女子高生 19号
No.141 かわいい刑事(デカ) 岩さん 宮崎慎太郎 岩さんの娘・綾と同じ幼稚園に通う園児
綾のボーイフレンド
20号 21
誘拐犯 慎太郎を誘拐して身代金を要求する犯人
No.142 疾走!!一馬力 文吾
ジュリア[15] 操を乗せて犯人を追跡する馬 21号
銀行強盗二人組 銀行を襲撃して逃走する犯人の二人組
No.143 おしゃれドロボウ タレ パープルシャドー 美術品を盗難する謎の怪盗 22号
館長 古代ギリシアの少女像に惚れ込む美術館館長
No.144 夫婦(めおと)ギャング 文吾
勘太郎
下田(夫)
下田幸子(妻)
借金返済に困窮して強盗を企む夫婦 23号
No.145 絶体絶命 文吾 丸目 汚職事件の黒幕である丸目産業社長 24号
殺し屋 汚職事件関係者を口封じする殺し屋
No.146 多忙な休暇 文吾
勘太郎
純子
康子
海水浴にきた美人女子大生 25号
池辺 逃走中の殺人犯
No.147 突然夫婦 タレ
秋江
高砂太郎 垂水(タレ)の知り合いの赤子 26号
夏夫 友人に悩みを持ちかけられる秋江の弟の浪人生
今井
浪人生
妊娠の責任を取らされて悩む浪人
悩みを持ちかけられる夏夫の浪人仲間
ヤクザの兄貴
妊娠の責任を取らせようとする二人
No.148 大仏[38] 小谷雅史 大仏の知り合いの子供 27号
小谷夫婦 一人息子・雅史を愛する夫婦
夫は元警察官の文房具店主
山路 小谷夫婦の秘密を知って恐喝する男
No.149 2001年の刑事(デカ)[55] 文吾
勘太郎
永倉シンパーチ 被害者に怨恨のある殺人容疑者 28号 22
榊原 東大第三分校心理学教室女助教授
植物との会話の研究に成功
No.150 ………[56] サンドウィッチマン キャバレーに勤めるサンドウィッチマンの青年 29号
女店員 立喰いソバ屋の女店員
サンドウィッチマンの彼女
4名の強奪犯 三千万強奪犯の4人組

事件簿No.151~No.183(最終話) 編集

事件簿 サブタイトル メインキャラ ゲストキャラ 役柄 掲載号 巻数
No.151 女優 風見ユキ 落ち目になった元人気女優
下ノ町署の一日署長
80年30号 22
マネージャー 落ち目になったユキを突き放すマネージャー
No.152 昔気質 文吾
勘太郎
瀬沼竜三 勘太郎と張り合った名人芸の腕を持つ元スリ 31号 23

山口
桜田
チームプレイでスリをする男たち
No.153 美貌がいけないの トヨ 女装をした現金輸送強奪犯 32号 22
アニキ トヨの兄貴分で現金輸送強奪犯の相方
No.154 新米駐在さん[57] 文吾 伊東 警視庁鮎川警察署署長
勘太郎の顔なじみ
33号
小森 駐在所の隣に住むオバさん
夕刊トピックニュースの新聞記者
No.155 朝の贈り物 谷本 高校生の息子と家業で揉める父親(食料品店主) 34号
中年主婦 マキ割りをしていた中年主婦
牛の飼主 牛の分娩に介助する牛主
田代 高杉を剪定していた職人
No.156 圭太とプー太 三原圭太[58] プー太(イタチ)を飼うイタズラ好きの小学5年生 35号
小野寺鈴子[59] 圭太の担任の“ベル”先生
No.157 こまっちゃうな 村長 鈴子先生の結婚の世話を焼く村長 36号
No.158 夏休み日記 銀行強盗 ダイナマイトを持ったバスジャック犯 37号 23
No.159 最終バス 大西操[60] 駐在所勤務の文吾に会いに来た下ノ町署婦警 38号
No.160 忙しい夜 文吾
[60]
泉谷 普段はおとなしい酒乱の男 39号
No.161 操ちゃん…… 工藤
松本
銃を持って立て篭もる暴力団組員 40号
伊東 警視庁鮎川警察署署長
犯人との交渉人
No.162 文吾さん…… 工藤
松本
銃を持って立て篭もる暴力団組員 41号
伊東 警視庁鮎川警察署署長
犯人との交渉人
No.163 20の瞳 文吾[61] 刃物を持った男 失恋が原因で女性を人質に立て篭もる男 42号
No.164 結婚します[62] 勘太郎 市川 DVを止めようとして息子に障害を負わせた父親 43号
市川和巳 市川の息子で嫁(あや子)に暴力をふるう亭主
市川あや子 亭主(和巳)から暴力を受ける嫁
No.165 土曜の夜0:00AM 文吾
勘太郎

加奈
ユウ
ユキオ
暴走族ネオ・パンドラのリーダーと中心メンバー 44号
No.166 自白 文吾 味坂新三 文吾を慕う元チンピラ 45号 22
石川良子 新三を待っている彼女
典子 良子の知り合いのヤクザの情婦
No.167 最終デート 野口麻美[63] 文吾に思いを寄せていた下ノ町署の交通課婦警 46号 24
No.168 お嫁にいきます 大西忠信[64] 文吾との結婚に反対する操の父 47号
大西正子
操の祖母
文吾との結婚に賛同する操の母と祖母
No.169 警官として… 文吾 矢島 南下ノ町七丁目派出所の警官
文吾が卒配先で世話になった先輩
48号
順子
正平
矢島の女房とひとり息子
No.170 大物釣れた 文吾
勘太郎
船頭 釣り船を運転する船頭
この道60年のベテランの佃煮みたいな爺
49号
3人の男 東京湾に麻薬を隠す売人
No.171 大都会 文吾 早坂なつめ 東京へ修学旅行に来た相沢高校の生徒
東京にいる亜紀子を捜す女子高生
50号
高松亜紀子 なつめと同郷の幼なじみ
歌手を夢見て上京したなつめの元同級生
No.172 おやじとあいつ 文吾
柴田勘太郎 文吾の結婚で自分の独居暮らしを心配するオヤジさん 51号
No.173 みえない追跡 タレ
秋江
大田黒夫妻 誘拐された一人娘・恵理を心配する両親 52号
誘拐犯 大金を奪って高飛びしようとする男
No.174 二人三脚 文吾
山路文子 城南署の警部
家庭ではオッチョコチョイの主婦
81年1号
山路 文吾が組む警視庁のヒラ刑事
山路文子の夫で愛妻家の亭主
No.175 サンタがいっぱい 文吾
勘太郎
平山 勘太郎と面識のあるコソ泥 2・3号
強盗犯三人組 サンタに扮して宝石店を襲う三人組
No.176 さる年くる年 [15] 逃げ回るペットの猿 4・5号 25
鶏次久留年 微罪で何度も警察にやっかいになる男
No.177 ミニパト魂
麻美
秋江
晴着魔 操たちの晴着をインクで汚した男 6号
銀行強盗 晴着魔と一緒に逃走する銀行強盗
No.178 アルバム 大西忠信[64] 婚姻前の娘・操とデートする父親 7号
No.179 私設捜査本部 文吾 英樹 車にはねられて意識不明の少年 8号
3人の刑事[65] 文吾を取り調べる警視庁南部警察署の刑事
No.180 白い旅 文吾
岡野のおばあちゃん 幼かった操の世話をしたおばあちゃん
昏睡状態で寝たきりとなっているおばあちゃん
9号
岡野一平 おばあちゃんの孫
操の幼なじみ
No.181 下ノ町非常線 切り裂きジャック 独り歩きの女性を襲う殺人鬼
顔がバレた事から拳銃を奪って逃走する犯人
10号
No.182 ウエディング・ラン 11号
No.183
(最終話)
ウエディング・ベル 12号

未収録作品 編集

事件簿No.17「金庫破り」 編集

銭湯から帰る文吾と勘太郎が偶然近所で起こった火事現場に遭遇し、勘太郎は思わぬ人物を目撃する。商店の店主で小田切を名乗る男、それは、かつて勘太郎たちが追っていた多発金庫破り事件の犯人・百瀬錠助だった。あくどく儲けている所ばかりを狙い、道具は使わず腕一本で勝負した金庫破りの名人である百瀬だが、時効まであと2日。文吾と勘太郎は百瀬のいる小田切商店を訪ねる。

事件簿No.24「ビートルズが教えてくれた」 編集

文吾の大学時代の後輩・美枝子が訪ねてきた。東京に残ろうか、田舎へ帰ろうか迷う美枝子に文吾は同じく後輩であり、美枝子の友人でレコード会社に勤務する山崎千秋に相談するように助言する。だが、美枝子が訪ねると千秋は殺されていた。現場には被害者がビートルズの『アビイ・ロード』のジャケットを指さすダイイング・メッセージが。死後1時間、美枝子の訪問の30分前に殺害された事が判明し外部からの痕跡はなく、犯人は同じアパートに住む住人に搾られるが、住人への聞き込みから被害者は殺害時に同様のレコードを鑑賞中で、一曲目の「カム・トゥゲザー」と二曲目の「サムシング」の曲の間に殺害された事が判明。そこから真犯人への糸口を見出す。

新事件簿 編集

本作は、2004年(平成16年)10月10日号(vol.19)より10月25日号(vol.20)まで『ビッグコミック』に前後編の特別読み切りで発表された『おやこ刑事』の新事件簿の挿話(エピソード)とゲストキャラ(登場人物)をまとめたものである。

70年代後半、少年達を夢中にさせたあの本格派刑事コミックがここに復活!!
 裁くは罪、守るは正義――そして人!敏腕で情に厚いあの二人の刑事が、帰ってきた!! 父・柴田勘太郎&息子・文吾。
 二人は正義を愛する情熱と人を思いやる優しさを持った名刑事(おやこデカ)。その彼らが、平成の難事件に挑む!! — 新事件簿 前編
連続猟奇殺人事件の真相に柴田父子刑事が挑む!! 死体の一部を切り取る連続殺人事件…。
 犯人が残したメッセージを手がかりに勘太郎、文吾のおやこ刑事が追う!! — 新事件簿 後編

前編 編集

文吾と勘太郎親子の所属する下ノ町署に東大卒のキャリア・朝霧純が配属された。プロファイリングを得意とする彼女だが男アレルギーで男に興味がない。男嫌いの彼女は捜査員たちから「女文吾」と揶揄され、文吾が握手しても女性アレルギーのジンマシンが出ないほどのカタブツである。家庭では文吾と夫婦生活を送る下ノ町署の元婦警のだが、父・忠信の急逝により、父の後を継いで大西商会の社長となっていた。その頃、鼻曲署管内で死体の一部を切り取られた女子大生の遺体が発見。他管での若い女性による連続猟奇殺人に色めき立つ下ノ町署員であったが、下ノ町署管内でも同じ容疑者と思われる同様の殺人事件が発生。だが、被害者は若い男性で死体のそばには犯人からのメモが残されていた。

後編 編集

犯人が残したメッセージを手がかりに文吾勘太郎は追うが捜査は難航する。殺人現場の目撃者が現れ、聞き込みに向かった文吾たちだがすでに目撃者は殺されていた。だが、その場にかつての同僚でヨーロッパの研修から帰国したタレ(垂水刑事)と遭遇。日本に戻っていたタレは驚かせようと文吾たちの後を追っていたが、偶然犯人と思われる人物を目撃していた。犯人を特定し、現場に踏み込むが犯人の姿はなく、そこには第四の殺人を予見させる手がかりが残されていた。

サブタイトルとゲストキャラ 編集

サブタイトル ゲストキャラ 役柄 掲載号[66]
前編 大西操 文吾の妻で大西商会社長
急逝した父・忠信に代わって会社を継ぐ
2004年
10月10日号
朝霧純 下ノ町署に配属された新人女性捜査課員(警部補)
東大卒のエリートで国家公務員試験I種を合格したキャリア
プロファイリングを得意とする
メグ 下ノ町署交通課婦警
文吾に気があるが勘太郎が嫌い
チエ メグの同僚の下ノ町署の交通課婦警
後編 タレ 下ノ町署の捜査課の刑事
文吾の同僚で一年間のヨーロッパ研修から帰国[67]
10月25日号
三村文彦 27歳。若くしてネット事業で大儲けした男
猟奇的殺人事件の犯人

脚注 編集

  1. ^ それ以前に増刊号で4本発表されており、実質初見は「消えた死体」が本作の最初となる。
  2. ^ 増刊号に発表された10本も含む。
  3. ^ a b 吉松蕎麦を経営する文吾の祖父母(母・清美の両親)は、No.6「生と死と」、No.45「指輪物語(ストーリー)」に登場。最終話では文吾の結婚式にも親族として登場している。
  4. ^ モデルは、当時『仁義なき戦い』や『前略おふくろ様』で人気の俳優・川谷拓三[要出典]
  5. ^ モデルは当時元交際相手の男優に絞殺された女優・菊容子[要出典]
  6. ^ 当挿話が『週刊少年サンデー』における新連載の第1話となる。
  7. ^ 当時、公開されて話題となったダスティン・ホフマン主演の映画『マラソンマン』からタイトルを引用したもの[要出典]
  8. ^ 当時、池沢さとし原作による漫画『サーキットの狼』の影響により、爆発的なスーパーカーブームであった。
  9. ^ モデルは著者(大島やすいち)本人である。なお、No.119「鏡のなかの殺人」では殺人現場の第一発見者、最終話の文吾の結婚式には披露宴の招待客の一人として登場している。
  10. ^ 文吾が生まれる前の新米刑事であった父・勘太郎と母・清美との挿話が描かれている。
  11. ^ 当挿話で初めて登場する操の両親と祖母は後にNo.54「ジャジャ馬」No.72「疑惑」No.168「お嫁にいきます」No.178「アルバム」に登場。最終話では文吾の結婚式にも大西家の親族として登場している。
  12. ^ a b 志麻と里見の顔は、恐怖漫画の大家である漫画家・楳図かずお(当時、同誌で『まことちゃん』を連載中)の絵(タッチ)を引用したものである[要出典]
  13. ^ 当挿話ではさいとう・たかを著『ゴルゴ13』オマージュ[要出典]としてチャプター付きで構成されている。
  14. ^ 当挿話では、小学生時代の文吾と父・勘太郎とのエピソードが描かれている。
  15. ^ a b c d e f g 当挿話では動物がメインの物語となっている。
  16. ^ じいさんのセリフにある「たたりじゃーッ!!」は、当時公開され大ヒットした映画『八つ墓村』(監督:野村芳太郎、主演:萩原健一、1977松竹)の代表的なセリフを引用している[要出典]
  17. ^ 当挿話では全編縦長のコマ割りで構成されている。
  18. ^ 操の突拍子もない推理を聞いて「ズ…ズッゴイ!!なんという推理なのら~~~」と答えた文吾の顔が変形しているが、これは当時同誌で連載されていた楳図かずお作による漫画『まことちゃん』の絵を引用したもの[要出典]
    事件簿No.34「ざしきわらし」でも公園で遊ぶ子供たちの中にまことちゃんが登場している。
  19. ^ モデルは当時『失恋レストラン』で若者から人気の歌手であり俳優の清水健太郎[要出典]
  20. ^ a b 室田は後にNo.52「ヒット・エンド・ラン」に登場。新事件簿でも猟奇殺人事件の現場に捜査員として登場する。
  21. ^ 引ったくり犯の村田を捕まえたのが当時同誌で連載中であったボクシング漫画『がんばれ元気』(小山ゆう・作)の主人公・堀口元気と野球漫画『一球さん』〈水島新司・作〉の主人公・真田一球(同じく同誌で連載中であったギャグ漫画『できんボーイ』〈田村信・作〉の姿もみられる)[要出典]
    また、取調室で「あたしゃどうしようもないダメおやじですよ」と答えた時の村田の表情が同じく同誌で連載されていた『ダメおやじ』(古谷三敏・作)の主人公・雨野ダメ助である。
  22. ^ 作中、殺しの舞台となる映画館で上映されていた『八つ墓の証明』は当時公開中の大ヒット映画『人間の証明』(松田優作主演、1977年角川映画)と『八つ墓村』(萩原健一主演、1977年松竹)のタイトルを足したパロディ[要出典]
  23. ^ a b 当挿話では下ノ町警察署に配属された頃の文吾の物語となっている。
  24. ^ a b 桑野静と一人息子の一郎は後にNo.56「母子草」に登場し、最終話の文吾の結婚式には一郎とともに披露宴の客のとして登場している。
  25. ^ モデルは当時アニメで大ヒットした漫画『キャンディ・キャンディ』(原作:水木杏子、作画:いがらしゆみこ)の主人公・キャンディから[要出典]
  26. ^ しのぶ、順子、サチの3人はNo.47「結婚式ジャック」で勘太郎の夢の中に登場する。
  27. ^ 当挿話では文吾の中学時代に起こった事件の物語となっている。
  28. ^ a b 国分は後に特別篇「赤絵の町」に登場し、最終話の文吾の結婚式には披露宴の招待客の一人として登場している。
  29. ^ a b 当挿話では、勘太郎の若かりし頃の活躍を描いた物語となっている。他にもNo.7「生と死と」、No.18「約束」、No.45「指輪物語(ストーリー)」がある。
  30. ^ a b c d 当挿話で殉職する「ポパイ」こと瀬良満刑事がメインの物語となっている。
  31. ^ a b c ポパイの恋人となる「オリーブ」こと織辺オリエはその後、No.50「ポパイ絶唱」、No.81「忘年会」に登場。最終話の文吾の結婚式には披露宴の招待客の一人として登場している。
  32. ^ タレ(垂水刑事)の兄は後にNo.101「おせっかい刑事」No.133「推理試験」に登場。
  33. ^ a b マスターは後にNo.60「750(ナナハン)ブルース」の挿話に登場。
  34. ^ a b c タレ(垂水刑事)に思いを寄せる由美と友人であるマッチ、トコの3人は後にNo.60「750(ナナハン)ブルース」No.87「バレンタイン」No.114「課長の椅子」No.120「トリプル・トラブル・カーニバル」に登場。
  35. ^ a b c 征二は後にNo.60「750(ナナハン)ブルース」No.65「750(ナナハン)ジャンプ」に登場する。
  36. ^ 操の恋敵として文吾に思いを寄せる交通課婦警・野口麻美の初登場の回となる(同じく麻美と迷コンビとして活躍する同僚の秋江も初登場)。
  37. ^ a b c 黒岩は、後に特別篇「狂った銃弾」「沖縄ラブストーリー」に登場し、最終話の文吾の結婚式には披露宴の客の一人として登場している。
  38. ^ a b c 当挿話では、大仏がメインの物語となっている。
  39. ^ 赤川を追う三谷署の刑事二人が当時放送されていた刑事ドラマ『大都会 PARTII』の黒岩(渡哲也)と徳吉(松田優作)がモデル[要出典]
  40. ^ a b c d e 後に警察回りとして下ノ町署を担当する片桐はNo.76「特ダネ」No.77「うわまみ」No.78「ボンネットバス」No.83「晴着」No.154「新米駐在さん」に登場。最終話の文吾の結婚式には披露宴の客の一人として登場している。モデルは俳優の田中邦衛[要出典]
  41. ^ ロバート・デ・ニーロ主演の映画『タクシードライバー』〈1976〉からタイトルを引用したもの[要出典]
  42. ^ 勘太郎のX線画像を見る医師の一人が当時、ライバル誌の『週刊少年チャンピオン』に連載された手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』の主人公であるブラック・ジャック[要出典]
  43. ^ モデルはアメリカを代表するエンターテイナーとして活躍した歌手・サミー・デイヴィスJr.[要出典]
  44. ^ 当挿話では、ドラマ『おやこ刑事』のテレビ放送を記念して漫画のキャラクターとドラマの俳優たちが共演する挿話となっている。なお、連載誌では大西操役の服部まこが表紙を飾っている。
  45. ^ 当挿話では、それまで気になりながらも距離のあった文吾と操がお互いに意識して親密な関係となる重要な回となっている。
  46. ^ 美登利は後にNo.120「トリプル・トラブル・カーニバル」に登場。
  47. ^ 尾崎は後にNo.120「トリプル・トラブル・カーニバル」No.165「土曜の夜0:00AM」に登場。最終話の文吾の結婚式には披露宴の招待客の一人として登場している。
  48. ^ 岩さんの妻・早苗とひとり娘の綾は後にNo.120「トリプル・トラブル・カーニバル」No.141「かわいい刑事(デカ)」に登場する。
  49. ^ 朝子は最終話では文吾の結婚式に披露宴の招待客の一人として登場している。
  50. ^ 当挿話では、凶悪犯罪の最前線に立つS・A・P(特別武装警察)に転属となった文吾の活躍を描いた物語となっている。
  51. ^ モデルは当時、話題となった倉本聰原作・脚本によるドラマ『うちのホンカン』で主人公の「ホンカン」こと河西公吉を演じた俳優・大滝秀治[要出典]
  52. ^ a b 下ノ町署の新人刑事・梅村好平の初登場の回となる。当挿話では刑事志願の交番勤務の巡査である好平が念願叶って刑事となって下ノ町署に配属されるも、その続編となるNo.122「がんばれ好平ちゃん」では初日出勤途中に好平が事件に遭遇する挿話となっている。
  53. ^ モデルは、当時ドラマや映画で活躍していた女優・夏目雅子[要出典]
  54. ^ 当挿話では落語の演目である『野ざらし』を基にした物語となっている。
  55. ^ 当挿話では、20年後の2001年を舞台にした物語となっている。
  56. ^ 当挿話では、チャップリンサイレント映画を意識した作り[要出典]となっており、全編セリフなしの物語となっている。
  57. ^ 当挿話からNo.162「文吾さん……」までは、一時的に警視庁鮎川警察署蛍沢駐在所に異動となった文吾の駐在所勤務での活躍を描いた物語となっている。
  58. ^ 圭太(とその級友たち)はその後、No.157「こまっちゃうな」No.158「夏休み日記」No.161「操ちゃん……」No.162「文吾さん……」に登場し、No.163「20の瞳」では文吾のいる下ノ町署に会いに来て別れを告げる挿話が描かれている。
  59. ^ ベル先生はその後、No.157「こまっちゃうな」No.158「夏休み日記」No.159「最終バス」No.160「忙しい夜」に登場し、「最終バス」では文吾に会いに来た操に彼女と勘違いされて黙って帰ろうとする操を察して文吾に引き止めさせようとする場面が描かれている。
  60. ^ a b 当挿話では、文吾に会いに蛍沢駐在所にやって来た操だが、No.96「海一夜」以来となる二人の関係がより親密になり、No.161「操ちゃん……」では文吾が操にプロポーズする重要な回となる。
  61. ^ 当挿話から文吾は再び下ノ町署勤務となる。
  62. ^ 当挿話で操との結婚の決意をした文吾が父・勘太郎に初めて告げる挿話となっている。
  63. ^ 文吾に思いを寄せいていた麻美だが、当挿話で文吾と操の関係を認識し、二人を祝福しながらきっぱりと諦める決意をする。
  64. ^ a b 当挿話で一人娘である操からお嫁に行く事を初めて知って釈然としない忠信であったが、文吾の人柄を知って最終的には二人の結婚を認める。
     No.178「アルバム」では一人娘である操との思い出に浸る忠信の気持ちを察した操が父とデートする挿話が描かれている。
  65. ^ 文吾を取り調べる刑事が、当時巨人軍の監督を退任したばかりの長嶋茂雄と同じく現役を引退したばかりの王貞治、そして当時ドラフトで巨人に入団した新人の江川卓がモデルとなっている[要出典]
  66. ^ ビッグコミック
  67. ^ トレードマークであったアフロヘアーの髪型からオールバックストレートパーマで登場している。