タメルラン・トメノフТамерлан Тменов1977年7月27日 - )は、ロシア北オセチア共和国ウラジカフカス出身の柔道家。身長185cm。体重125kg[1]

獲得メダル
ロシアの旗 ロシア
柔道
オリンピック
2000 シドニー 100kg超級
2004 アテネ 100kg超級
世界選手権
1997 パリ 100kg超級
2003 大阪 100kg超級
2005 カイロ 無差別級
2007 リオデジャネイロ 100kg超級
ヨーロッパ柔道選手権大会
1998 オビエド 100kg超級
1999 ブラチスラヴァ 100kg超級
2000 ワルシャワ 100kg超級
2001 パリ 100kg超級
2002 マリボル 100kg超級
2003 デュッセルドルフ 100kg超級
2004 ブカレスト 100kg超級
2005 ロッテルダム 無差別級
2006 タンペレ 100kg超級
2008 リスボン 100kg超級

人物 編集

1997年世界選手権3位入賞以来、ロシアのみならず世界の柔道界の重量級に10年以上も君臨した名選手で、同じく重量級のアレクサンドル・ミハイリン(2001年、2005年世界選手権優勝)と共にロシアを代表する柔道家である。嘉納杯などで頻繁に来日しており、日本でもその名はよく知られていた。

強豪ひしめくヨーロッパ選手権では怪力を武器に11年に渡って7つもの金メダルを獲得したが、オリンピックや世界選手権での優勝には縁がなかった。五輪ではシドニー準決勝で篠原信一アテネ決勝で鈴木桂治北京準々決勝で石井慧といずれも日本人選手に敗れ、悲願の頂点への夢を阻まれた[1]

2003年の世界選手権団体戦の日本戦で体重160kgの上口孝太を放り投げたほどの怪力は折り紙つきではあるが、スタミナが無いのが最大の弱点であった。得意技は払巻込巴投など。

2010年7月に引退した。

主な戦績 編集

階級表記のない大会はすべて100kg超級での成績。

脚注 編集

外部リンク 編集