京都産業大学

京都産業大学
神山キャンパス
神山キャンパス
大学設置/創立 1965年
学校種別 私立
設置者 学校法人京都産業大学
本部所在地 京都府京都市北区上賀茂本山
キャンパス 本山(京都府京都市北区)
神山(京都府京都市北区)
壬生(京都府京都市下京区)
学部 法学部
経済学部
経営学部
外国語学部
文化学部
理学部
工学部(募集停止)
コンピュータ理工学部
総合生命科学部
研究科 法学研究科
経済学研究科
経済学研究科(通信教育課程)
マネジメント研究科
外国語研究科
理学研究科
工学研究科
先端情報学研究科
法務研究科(法科大学院)
ウェブサイト 京都産業大学公式サイト

京都産業大学(きょうとさんぎょうだいがく、英語: Kyoto Sangyo University)は、京都府京都市北区上賀茂本山に本部を置く日本私立大学である。1965年に設置された。大学の略称は京産、京産大、産大、京都産大、KSU。

概観

学祖 荒木俊馬

学祖荒木俊馬は、京都大学助教授時代にドイツへ2年半留学し、アインシュタインに直接教えを受けた人物である。相対性理論量子力学について、当時最先端の研究環境で学び帰国。その後の世界の物理学、天文学の発展に大いに貢献する。教え子から湯川秀樹博士、朝永振一郎博士などノーベル賞学者を輩出。世界的な宇宙物理学者である。

大学全体

京都産業大学は1965年経済学部理学部の2学部体制で創立された比較的新しい大学で、創設者・初代総長は荒木俊馬博士(宇宙物理学者・天文学者)。校名の「産業」を荒木は「むすびわざ」としている。産学連携はアカデミズムに反するという時代背景にあって、あえて産業を掲げ、産学連携を始め異分野との交流を推し進める立場を採った。開学3年目には文系・理系5学部体制(法学部経済学部経営学部外国語学部理学部)となり、異例のスピードで総合大学に発展した。1965年に日本で初めてとなる計算機科学科(現・コンピュータ理工学部)を設置し、1966年には計算機センターを開設、1967年に当時世界最速の大型コンピュータを導入するなど、開学当初から情報科学分野に力を入れている。ラグビーや駅伝をはじめスポーツの強豪校としても知られる。2010年現在、9学部(工学部は新規募集を停止)・7研究科を設置。

象徴

建学の精神

最高学府は、社会を支える人材育成の産業(むすびわざ)であるべき

 いかなる国家社会においても、大学は最高の研究・教育の機関である。大学の使命は、将来の社会を担って立つ人材の育成にある。
 その教育の目標は、高い人格をもち、人倫の道をふみはずすことなく、社会的義務を立派に果たし得る人をつくることであり、しかもその職域が国内であろうと海外であろうと、その如何を問わず、全世界の人々から尊敬される日本人として、全人類の平和と幸福のために寄与する精神をもった人間を育成することである。
 このような人間は、日本古来の美しい道徳的伝統を精神的基盤とし、東西両洋の豊かな文化教養を身につけ、絶えず変動する国内情勢に関して十分な知識をもち、その科学的分析によって正しい情勢判断のできる能力を備え、如何なる時局に当面しても、常に独自の見解を堅持し自己の信念を貫き得る人間である。
 かかる学生の育成が、本学の建学の精神である。

創設者・初代総長荒木俊馬

教育および研究

開学以来、教養教育(リベラルアーツ)に重点を置いており、他学部開講科目を学部の枠を越えて卒業要件に認定するカリキュラムを提供している。教養教育の要である全学共通教育科目は「人間科学教育科目(「人間科学教育科目」「体育教育科目」)」「言語教育科目(「英語教育科目」「外国語教育科目」)」「体育教育科目」「キャリア形成支援教育科目」から成り、全学部の学生が在籍学部の専門教育と並行しながら、4年間を通して自由に履修することができる。『人間科学教育科目』は人文・社会・自然・総合の4分野で構成され、開講科目は240科目以上におよぶ。また、『言語教育科目』では「英語」「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「ロシア語」「スペイン語」「インドネシア語」「イタリア語」「韓国朝鮮語」「ベトナム語)」の10言語の習得機会が与えられており、3つの履修パターン(「英語1言語履修」「英語+選択1言語履修」「英語+選択2言語履修」)の中から選択できる。

2007年4月からは全学部が一拠点に集中しているメリットを活かし、複数学部のカリキュラムを横断的に履修することで個々のスキルアップや資格取得を支援する『テーマ別融合プログラム(全12プログラム)』を導入した。

沿革

略歴

京都産業大学は1965年、京都市北区上賀茂本山に経済学部理学部の2学部体制で開学。1967年に法学部経営学部外国語学部を増設し、開設3年目で総合大学に発展した(1969年には在学生数が1万人を越える)。その後も、1989年に工学部情報通信工学科・生物工学科、2000年に文化学部国際文化学科を開設した。

近年では、2008年4月にコンピュータ理工学部(理学部コンピュータ科学科と工学部情報通信工学科を母体に改組再編)を新設、外国語学部国際関係学科を開設した。翌2009年4月には、法学部法政策学科を、大学院のマネジメント研究科に、コーポレート・コミュニケーション・コースが設置された。さらに2010年4月には、既存の工学部・生物工学科を改組・再編する形で、総合生命科学部(生命システム学科・生命資源環境学科・動物生命医科学科)が新設された。

キャンパスは、1963年から翌年にかけ、創設者荒木俊馬天文学者)自身が洛北の国有林に校地を求めていたところ、鞍馬街道に貫かれた本山から神山の景勝地を気に入り、1964年に結成された京都産業大学設立準備委員会で取得したものである。都市部の総合大学がキャンパスを郊外へ分散させる中、京都産業大学は開学以来、大学機能の一拠点化構想に基づいて文系・理系全学部をひとつのキャンパスに集中させるスタンスを貫いている。

1967年に当時世界最速の大型コンピュータを導入し日本で初めて計算機科学科を開設したことから、「情報の京産大」と謳われた。また、開学時からアーノルド・J・トインビーハーマン・カーンら世界の碩学を毎年のように招聘し、講演会を開催している。

開学に至る経緯

太平洋戦争前に在った官立神宮皇學館大学の再興期成会による日本精神の復興が改めて必要であるという考えから、船越正道(皇學館大学助教授)・岩畔豪雄(元陸軍大佐・初代世界問題研究所長)・小野良介(学校法人松柏学院常務理事・学校法人初代理事長)を中心に開学が準備された。当初、京都府福知山市に開学予定だったが、土地の手当てがつかず京都市北区の現キャンパスに1965年開学。初代総長に大石義雄を予定していたが、大学の開学時期が大石の定年退官より1年早くなったため、白羽の矢が立ったのが荒木俊馬である。清水一行著「虚構大学」に登場する自由経済大学のモデルだとされる(主人公のモデルは小野良介)。

年表

組織

学部


フレキシブルカリキュラム

学生自らが専攻する専門分野を問わず、学部の枠を越えて、履修できるカリキュラム。

学部融合プログラム
テーマプログラム

大学院

附属機関

  • 研究機構
    • 世界問題研究所
      • 若泉敬記念基金
        佐藤栄作首相の懐刀と言われた国際政治学者で、長年に渡り同研究所所長を務めた若泉敬教授の寄付金で運営される。若泉は1992年の退職時に退職金全額を研究所の活動資金として寄付。2001年に「若泉敬記念基金」と命名された。
    • 日本文化研究所
    • 先端科学技術研究所
    • 総合学術研究所
      • 植物オルガネラゲノム研究センター
  • リエゾンオフィス
    • 癌糖鎖研究連携プロジェクト
    • 育種工学研究連携プロジェクト
    • 光工学研究連携プロジェクト
    • 金融研究連携プロジェクト
    • 地域研究連携プロジェクト
  • 学部センター
    • 全学共通教育センター
    • 体育教育研究センター
    • 語学ラボラトリーセンター
    • ボランティア活動事務室
  • 教育研究機関
    • 教育エクセレンス支援センター
    • 益川塾
      • 塾頭は益川敏英教授。2008年に同教授がノーベル物理学賞を受賞したことを顕彰し、学内外から幅広く研究員を公募し、教育・研究の場を提供することを目的に2009年に創設された。指導教授陣は京都産業大学のほか、名古屋大学、京都大学、大阪大学、立命館大学など他大学の教授を招聘している。開設初年次から2年間の研究指針に、自然科学系「素粒子の標準模型を越えて」、人文社会科学系「京都の歴史と文化を究める」を掲げている。
  • その他
    • 教学センター
    • 情報センター
    • 国際交流センター
    • 人権センター
    • 保健管理センター
    • キャリア教育研究開発センター
    • 進路センター
    • 入学センター


学術誌

教育・研究

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業

大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム

新たな社会的ニーズに対応した学生支援プログラム

経済産業省採択事業

現代的教育ニーズ取組支援プログラム

海外先進教育研究実践支援プログラム

私立大学学術研究高度化推進事業

対外関係

学術交流協定

海外交流協定校


基礎データ

神山キャンパス

神山天文台

創設者荒木俊馬博士(宇宙物理学者・天文学者)の「建学の精神」を具現化するシンボルとして、「京都産業大学神山天文台」が2009年12月22日に竣工した。同施設には、私立大学では国内最大〔2009(平成21)年12月当時〕となる主鏡口径1.3mの反射式光学系(リッチー・クレチアン型)の「荒木望遠鏡」、ならびに様々な観測装置、各種の実験・開発機器を設置している。この望遠鏡により、約20億光年先(肉眼の約5万倍)の天体を観測することができる。

荒木俊馬博士は、宇宙物理学天文学の研究者であったことから、開学当初より理学部における宇宙物理学、天文学の教育・研究に力を入れており、同施設は理学部の専門教育のみならず、全学部の学生を対象とした共通教育(宇宙・天文関係の講義)にも使用されている。同施設は市民にも開放されており、宇宙・天文に関する市民講座や教養講座などが定期的に開催されている。

2010年4月からは毎週土曜日に、同施設の一般公開と天体観測会も行われている(ただし、大学の一斉休業日や入学試験日などを除く)。

壬生校地

その他の関連施設

  • 文化関連施設
    • 図書館
    • 神山ホール
    • 林間亭(茶室)
  • 学生相談室
  • 学生寮
    • 追分寮(男子学生寮)
    • 神山寮(体育会学生寮)
    • 五常寮(体育会学生寮)
    • 賀茂川寮(体育会学生寮)
    • 津ノ国寮(体育会学生寮)
    • 葵寮(女子学生寮)
    • 第一上賀茂学修所(法務研究科大学院生専用寮)
    • 第二上賀茂学修所(法務研究科大学院生専用寮)
  • スポーツ関連施設
    • 神山総合スタジアム
      • 総合体育館
      • 課外活動棟
      • 第2課外活動棟
      • 神山コロシアム(野外ステージ)
      • 神山自然散策路
    • 総合グラウンド
    • 市原テニスコート
    • 神山テニスコート
    • 第2体育館
    • 第2グラウンド
    • 屋内野球練習場
    • 神山球技場
  • 国際交流会館(本科生、留学生、海外大学・研究機関研究者の居住施設としても機能している)
  • 厚生施設
    • 神山研修室棟(静市市原町)
    • 松の浦セミナーハウス(滋賀県大津市)


学園祭

クラブ・サークル

大学の課外活動は、委員会、独立団体、体育会所属クラブ、文化団体連盟、志学会直属団体のほか、届出団体、任意団体で構成される。

委員会

独立団・その他

体育会所属クラブ

硬式野球部ラグビー部、空手道部、自転車競技部、バスケットボール部、ボウリング部、ヨット部、陸上競技部、ソフトボール部など、体育会各部には全国レベルで活躍する競技が多い。硬式野球部は関西六大学野球連盟に加盟しており、OBにはプロ野球選手となった者も多い。特に同連盟に加盟し、同じ京都市内に存在する龍谷大学との対戦は、「産龍戦(龍谷大学サイドでは「龍産戦」)」と呼ばれており、西京極球場(わかさスタジアム京都)での試合に際しては、京都市内各所で開催告知のポスターが掲示されるほか、KBS京都でのテレビ中継も行われている。「産龍戦」は、硬式野球部のほかに、体育会各部の総合競技対抗戦としても行われており、対戦競技種目は多岐にわたっている。ラグビー部は関西大学ラグビーフットボールリーグAリーグに所属しており、全国大学ラグビーフットボール選手権大会の常連校である。

  • 弓道部
  • 剣道部
  • 硬式庭球部
  • 硬式野球部
  • ゴルフ部
  • サッカー部
  • 自転車競技部
  • 自動車部
  • 射撃部
  • 柔道部
  • 準硬式野球部
  • 杖道部
  • 少林寺拳法部
  • 女子バレーボール部
  • 女子ラクロス部
  • スキー部
  • スキンダイビング部
  • ソストテニス部
  • ソフトボール部
  • 卓球部
  • 男子バレーボール部
  • 男子ラクロス部
  • 準硬式野球部
  • 軟式(A号)野球部
  • 日本拳法部
  • 馬術部
  • バスケットボール部
  • バドミントン部
  • ハンドボール部
  • 氷上競技部
  • フェンシング部
  • ボウリング部
  • ボクシング部
  • ユースホステル部
  • ヨット部
  • ラグビー部
  • 陸上競技部
  • 陸上ホッケー部
  • レスリング部
  • ローバースカウト部
  • ワンダーフォーゲル部
  • アングリングクラブ


文化団体連盟

  • 英語研究会
  • 演劇部
  • グリークラブ
  • ギタークラブ
  • 郷土史研究会
  • 神山交響楽団
  • 軽音楽部
  • 混声合唱部
  • 茶道研究部
  • 産大ツーリスト部
  • 司法研究会
  • 写真部
  • 出版研究会
  • 囲碁・将棋部
  • 書道部
  • 新社会ボランティアサークル
  • タイピングクラブ
  • 探検部
  • デザインクラブ
  • 電子計算機応用部
  • 天文同好会
  • 漫画部
  • フォークソング愛好会
  • フォークトレイン
  • マンドリンクラブ
  • 落語長屋
  • 映画研究部
  • 企業会計研究会


志学会直属団体

交通アクセス

京都市営地下鉄烏丸線から
北大路駅下車→京都市営バス北3系統「京都産大前」、または京都バス3234・35系統「京都産業大学前」下車
国際会館駅下車→京都バス40系統「京都産業大学前」下車
京阪電鉄鴨東線出町柳駅から
出町柳駅で叡山電鉄に乗り換え、鞍馬線二軒茶屋駅下車→「二軒茶屋シャトルバス」で京都産業大学
京都バス32・34・35・急行36系統「京都産業大学前」下車
上賀茂神社(主に京都市営バス44667系統『上賀茂神社前』、937系統『上賀茂御園橋』)から
「上賀茂シャトルバス」で京都産業大学

附属学校

大学関係者

関連会社

外部リンク