大杉橋
東京都江戸川区にかかる道路橋
大杉橋(おおすぎばし)は、新中川に架かる橋のひとつで、東岸の東京都江戸川区鹿骨一丁目と西岸の大杉四丁目を結び、東京都市計画道路補助第286号線(大杉橋通り)を通す。
歴史 編集
初代の橋は、1961年(昭和36年)新中川掘削工事に伴い架橋され[1][2]、現橋の下流側に位置していた。その後、交通量の増加等による老朽化が著しく幅員も狭いことから、江戸川区新中川橋梁整備計画の第三弾として、1994年(平成6年)[3][1]に現在の場所(旧橋の上流側)に架け替えられた。
諸元 編集
整備概要 編集
「水景のシンボル」をテーマに、水景軸と道路軸の交差点としてのシンボルとなり、開放的な空間を生かして存在感のある橋として整備されている。
デザイン・景観 編集
橋名でもある大きな杉をモチーフに、視認性の高い形態でシンボル性と開放感が演出されている。また、沿川流域や遠方からも主塔と斜長ケーブルが目立ち、優雅なハープ橋にも見える。
夜間はライトアップによる光の演出がされていたが、現在は電力節約のため行われていない。
周辺 編集
- 江戸川区立大杉第二小学校
- 江戸川区鹿骨区民館
- 鹿本通り
- 環七通り
路線バス 編集
かつて大杉橋は路線バスが通っていた。この路線は、江戸川区の要望により開通し、新小岩駅東北広場~篠崎駅と江戸川スポーツランド間を結んでいた。しかし区役所移転に先駆け2024年(令和6年)3月29日に運行終了。
- 京成バス:京成バス江戸川営業所 篠01系統 区役所線
隣の橋 編集
脚注 編集
外部リンク 編集
- 新中川に架かる橋(その2) - コスモ技研