料理少年Kタロー』(りょうりしょうねんケータロー)は令丈ヒロ子児童文学作品。1991年には関西テレビフジテレビ系列)の阪急ドラマシリーズ枠で、2001年にはNHK教育テレビジョンドラマ愛の詩テレビドラマ化された。

あらすじ 編集

どこにでもいる普通の少年・高野山慶太郎。実は天才的な料理人だった彼は、ひょんなことから所々で料理勝負をする羽目になる。

タイトル一覧 編集

  1. 料理少年 (料理少年Kタロー)
  2. 料理少年 オムレツ勝負Kタロー
  3. 料理少年 Kタロー対社長少年
  4. 料理少年 Kタロー ポップコーン作戦

1990年、講談社キララティーンズから作品名『料理少年』として世に出、講談社青い鳥文庫で刊行される際に副題がつく。

ジャイブカラフル文庫から新装版になるにあたってシリーズタイトルに『料理少年Kタロー』が使用された。

いずれも表紙イラスト及び挿絵はいしかわじゅんが担当。

テレビドラマ 編集

阪急ドラマシリーズ版 編集

キー局である関西テレビでは1991年4月12日から12月27日まで放送。全37回。エンディングでは、料理監修を務めた真田昭彦が毎回料理のワンポイントアドバイスを紹介していた。

キャスト 編集

スタッフ 編集

放送局 編集

フジテレビ系列 / 放送期間および放送時間
放送期間 放送時間 放送局 対象地域 [1] 備考
1991年4月12日 - 12月27日 金曜 19:00 - 19:30 関西テレビ 近畿広域圏
1991年4月21日 - 9月29日
1991年10月6日 - 12月29日
1992年1月5日
1992年1月12日
日曜 6:00 - 6:30
日曜 5:40 - 6:10
日曜 5:55 - 6:25
日曜 6:00 - 6:30
フジテレビ[2] 関東広域圏

ドラマ愛の詩 編集

2001年10月6日から12月15日まで放送。全12回。 NHK大阪放送局制作で、物語の舞台も大阪である。 一番の特徴は、『ミスター味っ子』や『中華一番!』、『焼きたて!!ジャぱん』などで見られる大胆で奇天烈なリアクションを、特撮の手法で見事に表現していることである。

菊池俊輔渡辺宙明をリスペクトした水木一郎による主題歌やワンダバなど往年のヒーローソングや特撮BGMを彷彿とさせる音楽も話題となった[3]

キャスト 編集

スタッフ 編集

サブタイトル 編集

  1. KタローVSストーカー
  2. 七福神の挑戦状
  3. リベンジ大作戦
  4. 好き嫌い少年Q
  5. ご先祖様見参!
  6. 誓いのダイエット
  7. 美人陰陽師のユウウツ
  8. 宇宙料理戦プラネットボンバー
  9. ばあちゃんの恋
  10. 社長少年MJJ
  11. 禁断のマリ子
  12. 最後の晩餐

脚注 編集

  1. ^ テレビ放送対象地域の出典:
  2. ^ 読売新聞』(縮刷・関東版) 1991年(平成3年)4月 - 1992年(平成4年)1月、テレビ欄。
  3. ^ 腹巻猫「空想音楽探検隊 日本特撮ヒーロー音楽史 VOL.08 新しい世紀に向けて 2000年代」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、pp.106-107、雑誌コード:01843-05。 

外部リンク 編集

関西テレビ 阪急ドラマシリーズ
前番組 番組名 次番組
料理少年Kタロー
NHK教育テレビジョン ドラマ愛の詩
前番組 番組名 次番組
ズッコケ三人組
(再放送)
料理少年Kタロー