東三河ふるさと公園(ひがしみかわふるさとこうえん)は、愛知県豊川市にある県営の都市公園(広域公園)である[1]。豊川市の御油町・国府町・御津町金野・御津町豊沢にまたがる形で公園が広がっており、遊歩道が整備されている。

東三河ふるさと公園
Higashi-mikawa Furusato Park
修景庭園
東三河ふるさと公園の位置(愛知県内)
東三河ふるさと公園
分類 都市公園(広域公園)
所在地
愛知県豊川市御油町滝ケ入11-2
座標 北緯34度50分19.18秒 東経137度18分30.18秒 / 北緯34.8386611度 東経137.3083833度 / 34.8386611; 137.3083833座標: 北緯34度50分19.18秒 東経137度18分30.18秒 / 北緯34.8386611度 東経137.3083833度 / 34.8386611; 137.3083833
面積 124.3ha(計画174.8ha)
開園 2006年平成18年)3月25日
運営者 愛知県(指定管理者:公益財団法人愛知県都市整備協会)
駐車場 あり
公式サイト 東三河ふるさと公園
テンプレートを表示
展望ツツジ園
展望つつじ園より蒲郡市街と三河湾を望む
国府駅前にある園内案内図

概要 編集

当公園は2006年平成18年)3月25日に、愛知県では11番目の県立公園として開園した。東三河の歴史、自然、文化を紹介するというコンセプトでいくつかのゾーンから構成されている。

当公園は地域住民の憩いの場にもなっており、公園内をのんびりと散歩する人や、弁当などを食べる家族連れ、遊具で遊ぶ子どもたちなどが多く見受けられる。また、豊川市内の学校の遠足のコースになっている。

園内各所には園内マップが設置されているが、これは名鉄名古屋本線豊川線国府駅の前にも設置されている。

各ゾーンにはトイレ自動販売機が設置されており、園路も整備されているため、休日などに気軽に訪れることができる。

主な施設 編集

修景庭園 編集

修景庭園は東三河地域の自然や歴史、文化を紹介するゾーンである。三河湾をかたどったがあるほか、水路で豊川(とよがわ)を表現している。

池には竹島をイメージした島があり、陸とは通路で繋がっている。島にはベンチが設置されている(ベンチは池の周りにも多数ある)。

三河郷土の谷 編集

東三河地域の植物をビオトープで紹介している。

三河遊び宿 編集

2007年(平成19年)4月現在、公園の東端に位置する施設である。ここは東海道宿場町をテーマにした施設で、遊具や大きな滑り台などがあり、子どもに人気のある場所である。

親子連れが多く、子どもが遊具で遊んでいる間、母親などは親同士でおしゃべりしている、という光景がよく見られる。

トイレ・自販機あり。

三河山野草園 編集

修景庭園と展望ツツジ園の中間にある山野草園。山野草や薬草などが多数植えられている。また、眼下には豊川市西部の景色が広がる。

トイレあり。

ピクニック園地 編集

頂上付近にある広場。滑り台やアスレチックなどの遊具がある。

トイレあり。

展望ツツジ園 編集

遠見山(二等三角点「豊沢村」:194.4m)山頂にある広場で、展望台が設置されている。また、展望台周辺にはツツジがある。展望台からは豊川市中心部や旧御津町、豊橋市などの景色を眺めることができる。

トイレ・自販機あり。

管理棟 編集

管理棟には公園の管理事務所や研修室、トイレ、自販機などがある(売店はない)。 建物は宿場町にある家のようなデザインである。

歴史 編集

なお、この場所には、以前は遠見山キャンプ場(豊川市野外教育センター)というものがあり、豊川市内の小学校の野外学習に利用されていた。現在は愛知県設楽町にある「きららの里」で行われている(ここも豊川市の施設である)。

アクセス 編集

御油町側(北側) 編集

御津町側(南側) 編集

脚注 編集

外部リンク 編集