永島 敬三(ながしま けいぞう、1987年5月31日 - )は日本俳優埼玉県出身。所属事務所はゴーチ・ブラザーズ、所属劇団は柿喰う客。兄が2人と年子の妹がいる。

ながしま けいぞう
永島 敬三
生年月日 (1987-05-31) 1987年5月31日(36歳)
出生地 埼玉県
身長 174cm
血液型 A型
職業 俳優
ジャンル 舞台
活動期間 2008年 -
公式サイト 公式プロフィール
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略歴・人物 編集

2008年、『真説・多い日も安心』で柿喰う客に初参加[1]。 2009年9月、柿喰う客『悪趣味』で主演に抜擢される。

2011年、青山学院大学文学部卒(演劇研究会所属)。 2011年、柿喰う客メンバーに加入。 2013年6月、ゴーチ・ブラザーズ所属[2]。 2014年8月、柿喰う客所属の深谷由梨香と結婚。 2015年3月、ダンサーや俳優の板橋駿谷北尾亘福原冠と共に、旅芸人チーム「さんぴん」を結成[3]

特技は落語[注 1]、サッカー。柿喰う客代表中屋敷法仁曰く、「他の人が言うと、くどくなってしまう台詞も永島敬三くんが言うとすんなり流れる「無味無臭さ」が売り」[4]

出演 編集

舞台 編集

  • 柿喰う客『真説・多い日も安心』(2008年8月、東京 吉祥寺シアター
  • 劇団銀石『写楽コンプレックス』(2009年2月-3月、東京 タイニイアリス
  • 柿喰う客『恋人としては無理JAPAN TOUR』(2009年3月、横浜・STスポット ほか)
  • キレなかった14才♡りたーんず -『学芸会レーベル』(作・演出:中屋敷法仁)(2009年4月-5月、東京 こまばアゴラ劇場
  • キリンバズウカ『スメル』(2009年7月、東京 王子小劇場
  • 柿喰う客『悪趣味』(2009年9月、東京 シアタートラム
  • ひょっとこ乱舞『モンキー・チョップ・ブルックナー!!』(作・演出:広田淳一)(2009年12月、東京 シアタートラム)
  • 国分寺大人倶楽部『ガールフレンド』(作演出:河西裕介)(2010年1月、東京 王子小劇場)
  • 花ざかりのオレたちです。『三五大切』(脚本演出:山本卓卓)(2010年3月、東京 王子小劇場 ほか)
  • ひょっとこ乱舞『水』(作演出:広田淳一)(2010年6月-7月、東京 吉祥寺シアター
  • キリンバズウカ『ログログ』(2010年8月、東京 シアタートラム)
  • 柿喰う客『The Heavy User』(2010年2月、東京 仙行寺 ほか)
  • カムヰヤッセン『やわらかいヒビ』(2010年10月、三鷹市芸術文化センター星のホール)
  • 夏葉亭一門会Vol.1(2011年2月2日、東京 王子小劇場)- 演目:「子ほめ
  • 柿喰う客『ながぐつをはいたねこ』(2011年2月、三重県文化会館小ホール ほか)
  • 柿喰う客『流血サーカス』(2011年3月、新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ
  • オーストラ・マコンドー『東京の空に』(2011年4月、東京・王子小劇場)
  • 夏葉亭一門会Vol.2(2011年5月9日、東京・王子小劇場)- 演目:「金明竹
  • 範宙遊泳『うさ子のいえ』(2011年6月、東京 水天宮ピット大スタジオ)
  • キャラメルボックス×柿喰う客 アナザーフェイス『ナツヤスミ語辞典』(2011年8月、東京 新国立劇場 小劇場)- モモヤマ 役
  • 柿喰う客(日韓演劇交流プロジェクト)『検察官』(2011年11月、東京 こまばアゴラ劇場)
  • 夏葉亭一門会Vol.3(2011年12月5日、東京 王子小劇場)- 演目:「文七元結
  • 夏葉亭一門会Vol.4(2012年1月31日、東京 王子小劇場)- 演目:「金明竹
  • ひょっとこ乱舞『うれしい悲鳴』(作演出:広田淳一)(2012年3月、東京 吉祥寺シアター)
  • 柿喰う客(「PLAY PARK 2012」参加作品)永島敬三ひとり芝居『ときめきラビリンス』(2012年4月、東京 学習院女子大学・やわらぎホール)- 初演
  • オーストラ・マコンドー『くちづけ』(2012年4月、東京・スタジオあくとれ)
  • 柿喰う客(福岡演劇フェスティバル FFAC企画)『ゴーゴリ病棟』(2012年5月、福岡 ぽんプラザホール
  • 東京ハートブレイカーズ『フィッシュストーリー Region-T』(脚本:瀬戸山美咲、演出:登米裕一)(2012年6月19日-24日、東京 テアトルBON BON)
  • monophonic orchestra『富裕』(2012年8月、新宿眼科画廊スペースO)
  • 柿喰う客『無差別』(2012年9月、東京芸術劇場シアターイースト ほか)
  • 柿喰う客 リバイバルプロジェクト2012『傷は浅いぞ』(2012年11月、東京タワーフットタウン1F ほか)
  • 柿喰う客(学習院女子大学「pafe.GWC」参加作品)永島敬三ひとり芝居『ときめきラビリンス』(2012年11月25日、東京 学習院女子大学やわらぎホール)
  • 夏葉亭一門会Vol.5(2012年12月11日、東京 王子小劇場)- 演目:「子ほめ」、「井戸の茶碗
  • ゴーチブラザーズプレゼンツ『飛龍伝』(脚本:つかこうへい、演出:中屋敷法仁)(2013年1月23日-27日、東京 本多劇場
  • 夏葉亭一門会Vol.6(2013年2月3日、東京 王子小劇場)- 演目:「文七元結
  • オーストラ・マコンドー『素晴らしき哉、人生!』(原作:フランク・キャプラ、演出:倉本朋幸)(2013年3月14日-20日、東京 吉祥寺シアター)[5] - ハリー・ベイリー 役
  • 夏葉亭一門会Vol.7(2013年4月2日-3日、東京 王子小劇場)- 演目:「金明竹」、「宿屋の仇討
  • 範宙遊泳『さよなら日本-瞑想のまま眠りたい-』(作演出:山本卓卓)(2013年5月4日-15日、横浜 STスポット)- 夫 役
  • キジムナーフェスタ『さまよう影』(2013年7月、沖縄市民会館
  • キリンバズウカ『マチワビ』(脚本演出:登米裕一)(2013年9月19日-25日、東京芸術劇場シアターイースト)
  • 柿喰う客 こどもと観る演劇プロジェクト『ながぐつをはいたねこ』(2013年9月-11月、茨城 ひたちなか市文化会館 ほか)
  • 柿喰う客 こどもと観る演劇プロジェクト2013『へんてこレストラン』(2013年11月2日-3日、三重県文化会館)
  • 夏葉亭一門会Vol.9(2013年11月25日、東京 王子小劇場)- 演目:「黄金餅
  • 日本の演劇人を育てるプロジェクト【演出家部門】『猿後家』(2013年12月11日-15日、恵比寿エコー劇場)(演出:北尾亘)
  • 柿喰う客 『世迷言』(2014年1月-2月、東京 本多劇場 ほか)
  • 夏葉亭一門会Vol.10(2014年2月19日、東京 王子小劇場) - 演目:「井戸の茶碗
  • 演劇のミナト新潟演劇祭プロデュース公演『恋する世阿弥』(2014年3月1日・2日、新潟 新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ能楽堂)(演出:中屋敷法仁)
  • Baobao第7回公演『TERAMACHI』(2014年5月30日-6月2日、武蔵野芸能劇場)(演出:北尾亘)
  • 最強の一人芝居フェスティバル東海版『INDEPENDENT:TSU14』(2014年6月21日 - 22日、三重 四天王寺スクエア)
  • 柿喰う客 こどもと観る演劇プロジェクト2014『へんてこレストラン』(2014年6月 - 11月、東京 北とぴあスカイホール ほか)
  • 相思相愛ユニットなかやざき『フランダースの負け犬』(2014年7月10日 - 21日、東京 シアターサンモール
  • 『フレンド-今夜此処での一と殷盛り-』(2014年9月 - 11月、東京グローブ座 ほか)
  • 夏葉亭一門会vol.11(2014年12月15日、東京 花まる学習会王子小劇場) - 演目:「紺屋高尾
  • 夏葉亭 白馬会(2015年1月19日、池袋 スタジオ空洞)
  • 『最後のサムライ』(2015年3月4日-15日、天王洲銀河劇場、脚本・岡本貴也、演出・イヴァン・キャブネット)- 秋月悌次郎
  • さんぴん旗揚巡業公演『NEW HERO』(2015年7月17日 - 22日、東京芸術劇場アトリエイースト)
  • 柿喰う客 こどもと観る演劇プロジェクト2015『へんてこレストラン』(2015年7月25日、国立オリンピック記念青少年総合センター・カルチャー棟・小ホール)
  • 柿喰う客『天邪鬼』(2015年8月 - 10月、東京 本多劇場 ほか)
  • WBB vol.9『殺意は月夜に照らされて』(2015年11月14日 - 23日、東京 赤坂RED/THEATER)
  • 再攻撃 第四弾『もしも、シ〜とある日の反射〜』(2016年3月6日 - 20日、吉祥寺シアター)
  • 坂あがりスカラシップ2015対象公演『GIFTED』(2016年3月24日 - 28日、横浜にぎわい座・のげシャーレ)
  • トンマッコルへようこそ』(2016年5月4日 - 8日、Zeppブルーシアター六本木) - 中隊長/村人 役
  • 柿喰う客フェスティバル2016 『へんてこレストラン』(2016年6月11日 - 25日、東京 花まる学習会王子小劇場)
  • 柿喰う客フェスティバル2016 『フランダースの負け犬』(2016年6月15日 - 25日、東京 花まる学習会王子小劇場)
  • さんぴん 国道四号線 夏祭り巡業公演『NEW HERO 〜仙台、道の上より〜』(2016年7月8日 - 11日、宮城 せんだい演劇工房10-BOX
  • パルコ・プロデュース公演『露出狂』(2016年9月30日 - 10月10日、Zeppブルーシアター六本木)
  • ちび太ン家PRESENTS『またまた やってみるのだ!』(2016年10月13日 - 16日、東京 ウエストエンドスタジオ)
  • 柿喰う客『虚仮威』(2016年12月 - 2017年1月、三重県文化会館 ほか)
  • 柿喰う客(access STAGE)『ときめきラビリンス(永島敬三ひとり芝居)』(2017年2月24日、サナギ新宿)
  • 中屋敷法仁リーディングドラマ『ぼくらが非情の大河をくだる時-新宿薔薇戦争-』(2017年3月16日 - 20日、東京 本多劇場)
  • パルコ・プロデュース公演『サクラパパオー』(2017年4月 - 5月、埼玉・彩の国さいたま芸術劇場・大ホール ほか)
  • 『ふるあめりかに袖はぬらさじ』(2017年7月7日 - 8月6日、東京 明治座
  • 柿喰う客『極楽地獄』仙台公演(2017年9月8日 - 10日、宮城 せんだい演劇工房10-BOX)
  • 柿喰う客フェスティバル2017『八百長デスマッチ』『極楽地獄』(2017年10月4日 - 5日、東京 赤坂RED/THEATER)
  • 柿喰う客『俺を縛れ!』(2018年1月24日 - 2月4日、東京 本多劇場)
  • 悪い芝居『ラスト・ナイト・エンド・ファースト・モーニング』(2018年4月 - 5月、東京芸術劇場シアターウエスト ほか)
  • 半神』(2018年7月、天王洲 銀河劇場 ほか) - ユニコーン 役
  • さんぴん 日本縦断!秋祭り巡業公演『NEW HERO〜突撃!隣のプレシャスご飯、デリシャス!!〜』(2018年10月 - 11月、札幌 よりどこオノベカ ほか)
  • 柿喰う客『美少年』(2018年12月15日 - 30日、東京 Geki地下Liberty)
  • 平成の夏葉亭一門会(2019年3月28日 - 31日、新宿シアター・ミラクル)
  • Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019 DISCOVER WORLD THEATRE vol.6『ハムレット』(2019年5月9日 - 6月2日、東京 Bunkamuraシアターコクーン
  • スタンレーの魔女』(2019年7月28日 - 8月8日、東京 DDD AOYAMA CROSS THEATER) - 熊田 役
  • 柿喰う客『御披楽喜』(2019年9月、兵庫 出石永楽館 ほか)
  • 東京キャラバンin岡山(2019年12月8日、岡山 倉敷物語館)
  • 本多劇場グループ PRESENTS『DISTANCE』(2020年6月1日、東京 本多劇場 ※無観客生配信)
  • 本多劇場グループ next『DISTANCE-TOUR-』(2020年8月、東京 本多劇場 ほか) - 清掃員 役
  • パショナリーアパショナーリア4回目公演『眠レ、巴里』(2020年8月29日 - 30日、浅草九劇)
  • ロームシアター京都 レパートリー作品『糸井版 摂州合邦辻』(監修&補綴&上演台本・木ノ下裕一、上演台本&演出&音楽・糸井幸之介(FUKAIPRODUCE羽衣)、2020年10月 - 11月、東京 あうるすぽっと ほか)
  • Mirai CHANNEL on LIVE(2020年12月19日、東京 ザ・スズナリ) - 演目:「金明竹」
  • 容疑者Xの献身』(2021年5月 - 7月、東京 THEATRE1010 ほか)
  • カノン(2021年8月19日 - 9月5日、東京芸術劇場ほか)※8月19日から31日までの公演は新型コロナウイルスの影響で中止[6]
  • ウォーキング・スタッフ プロデュース「手の平」(2021年10月23日 - 31日、新宿シアタートップス)[7]
  • 終末のワルキューレ』~The STAGE of Ragnarok~(2021年11月27日 - 12月5日、こくみん共済 coop ホール / スペース・ゼロ) - ヘイムダル役[8]
  • 柿喰う客『空鉄砲』(2022年1月14日 - 23日、ザ・スズナリ)[9]
  • 冬のライオン(2022年2月26日 - 3月15日、東京芸術劇場 プレイハウス)- ジェフリー 役
  • スリーピルバーグス 旗揚げ野外ツアー「旅と渓谷」(2022年5月、東京・屋上庭園 ふくにわほか)[10]
  • さんぴん ドリーム夢街道★夏祭り巡業2022『ALL TIME HERO'S ~東西南北プチョヘンザッ!!~』SANPIN in MIE(2022年8月27日・28日、三重県文化会館 小ホール)
  • GORCH BROTHERS2.1「MUDLARKS-マッドラークス-」(2022年9月29日 - 10月9日、ザ・スズナリ)[11]
  • 柿喰う客『禁猟区』(2022年12月22日 - 30日、本多劇場) - 釜罠以蔵役[12]
  • PARCO PRODUCE 2024『ハムレットQ1』(2024年5月11日 - 6月23日、PARCO劇場 ほか)[13]
  • せたがやアートファーム2024 音楽劇『空中ブランコのりのキキ』(2024年8月、世田谷パブリックシアター ほか)[14]

テレビドラマ 編集


映画 編集

その他 編集

  • TVCM『大正漢方胃腸薬』(2013年7月)

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ 小劇場俳優によるユニット、「夏葉亭一門」に属し、夏葉亭雛菊(なつばてい ひなぎく)という名前で落語の活動もしている。

出典 編集

  1. ^ 柿喰う客-永島敬三公式プロフィールより。
  2. ^ ゴーチ・ブラザーズ information (2013.6.3)
  3. ^ さんぴん 公式サイト
  4. ^ “キャスト紹介 永島敬三”. キリンバズウカ. (2009年6月17日). http://kirinba.seesaa.net/article/121589713.html 
  5. ^ “オーストラ・マコンドー「素晴らしき哉、人生!」/キャストインタビュー&予告編動画が公開”. エントレ. (2013年3月7日). http://entre-news.jp/2013/03/8952.html 
  6. ^ 全公演中止から1年半「カノン」開幕、野上絹代が「感じたことのない境地に」(公演レポート / コメントあり) - ステージナタリー”. 2022年12月26日閲覧。
  7. ^ ウォーキング・スタッフ プロデュース 「手の平」上演中!”. 2022年12月26日閲覧。
  8. ^ 舞台「終末のワルキューレ」開幕にブリュンヒルデ役の飯窪春菜「熱い熱い戦いを観て」(公演 / 会見レポート / 動画あり) - ステージナタリー”. 2022年12月26日閲覧。
  9. ^ 空鉄砲│柿喰う客”. 2022年12月26日閲覧。
  10. ^ どこが原点(始点)でなにが終点なのか…スリーピルバーグス「旅と渓谷」開幕(コメント / 舞台写真あり) - ステージナタリー”. 2022年12月26日閲覧。
  11. ^ 幼なじみの少年3人は…「MUDLARKS」開幕に玉置玲央「最高のお芝居を用意して待ってます」(舞台写真 / コメントあり) - ステージナタリー”. 2022年12月26日閲覧。
  12. ^ 禁猟区│柿喰う客”. 2022年12月26日閲覧。
  13. ^ 「ハムレットQ1」全キャスト解禁、ハムレット役・吉田羊を中心にしたメインビジュアルもら”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月19日). 2024年2月19日閲覧。
  14. ^ 「空中ブランコのりのキキ」全キャスト発表、瀬奈じゅん「丁寧に創り上げて参ります」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年3月15日). 2024年3月17日閲覧。

外部リンク 編集