美山 尚子(みやま なおこ、1952年1月13日[1][2] - )は、日本の元女優。本名、越坂部 尚子(旧姓名および別名義、湯川 尚子[1])。

みやま なおこ
美山 尚子
本名 越坂部 尚子
別名義 湯川 尚子
生年月日 (1952-01-13) 1952年1月13日(72歳)
出生地 日本の旗 日本 福岡県
身長 160 cm[1]
職業 女優
ジャンル テレビドラマ舞台
配偶者 速水亮
著名な家族 香坂優介(長男)
主な作品
テレビドラマ
仮面ライダーX
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福岡県出身[2]中京女子高等学校を経て[1]東宝芸能学校卒業。夫は『仮面ライダーX』で共演した俳優の速水亮[2]。長男は俳優の香坂優介[2]

来歴 編集

1970年、東宝芸能第15期生としてデビュー[2]。1972年、劇団新国劇に入団[2]

1974年、『仮面ライダーX』でヒロイン水城涼子・水城霧子役(2役)を務めるが、番組の路線変更により第8話で降板[2]。降板を知った主演の速水亮に励まされ、『X』終了後から速水と交際する[3]

1975年、結婚し芸能界を引退した[2]

人物 編集

  • 当初『X』の現場では、速水と共にスタッフからしごかれていたようで、女性は60代のスタッフと美山としかおらず、降板するまでずっと一緒だったという。
  • 速水と初めてあったのは、衣装あわせの時だと言う。
  • 速水がパーマになるきっかけをつくったカメラマンをひどく嫌っていたらしい。
  • この降板によって、美山は暇になり、速水は逆にますます多忙となったが、その時間を利用して夫の家に行き、掃除や洗濯をしたり、彼(速水)に食事を作ってあげたりしていた。
  • 速水亮のブログでは、美山が「人前に出たがらない」と書かれており、あまりひと目につく公の場所には出たがらないとのこと。
  • 仮面ライダーXのファンに美山は人気があり、時折速水亮の仕事先に出向くことが知られると「涼子さん(美山の演じた役名)が来る」と喜ばれる事もあると夫の速水亮がブログで語っている。
  • 50代頃まで夜寝る時は速水の側で一緒に仲良く寝ていたそうだが、ライダーを卒業してもなお、速水はその時に夢の中で悪と戦うようで、そのままの状態で寝言や回し蹴りしたりするらしく、危険を感じた美山は、最近速水とは別の場所で寝ているという。
  • 『仮面ライダーX』プロデューサーの阿部征司は、美山が新劇出身のためテレビのアクションものの演技には苦労していたようであることを証言している[2]
  • 当時の演技を見るのは美山にとっては恥ずかしいようで、速水が美山が出演していた頃の『仮面ライダーX』の序盤の話を見返そうとすると、美山が(当時の未熟だった自分の演技を)恥ずかしがって見せてくれないと語っている。

出演 編集

テレビドラマ 編集

舞台 編集

出典 編集

  1. ^ a b c d 日本タレント名鑑'75』VIPタイムズ社、1975年、257頁。 
  2. ^ a b c d e f g h i j k OFM仮面ライダー4 2004, p. 25, 「特集 ライダーガールズグラフィティー 美しきヒロインたちの肖像」
  3. ^ OFM仮面ライダー5 2004, p. 26, 「主演俳優の素顔7 速水亮」.

参考文献 編集

  • 『KODANSHA Official File Magazine 仮面ライダー』(講談社
    • Vol.4《ライダーマン》、2004年9月24日。ISBN 4-06-367091-0 
    • Vol.5《仮面ライダーX》、2004年11月10日。ISBN 4-06-367094-5