菊池卓平(きくち たくへい、1845年弘化2年) - 1928年昭和3年)3月30日)は、日本牧師である。

武田斐三郎から蘭学を学ぶ。その後、アメリカ合衆国領事英語を学んだ。徳川幕府の航海測量方、北海道開拓使の役人、英語教師をする。函館M・C・ハリスの通訳をしている時に、キリスト教に回心し、1876年にハリスより洗礼を受ける。

翌年、美以教会メソジスト教会)の函館教会の初代日本人仮牧師になる。1879年青山学院の前身の耕教学舎の校長になる。その後、西尾名古屋長崎久留米、矢代福山、能代八戸などの諸教会の牧師を歴任した。

1905年に牧師を引退するが、1907年のメソジスト3派の合同に陰で尽力する。

参考文献 編集

  • 『日本キリスト教歴史大事典』教文館、1988年