藤原為信女(ふじわらのためのぶ の むすめ、生没年不詳)は平安時代女性紫式部の母親と伝わる。

略歴 編集

摂津守藤原為信の娘。天禄初年ごろ、播磨権少掾を勤めていた藤原為時結婚[1]紫式部藤原惟規、その同母姉の一男二女をもうけた[2]。紫式部たちの幼いころに亡くなってしまったらしく、伝記は明らかではない[3]

関連作品 編集

脚注 編集

  1. ^ 學燈社 1978, p. 18.
  2. ^ 學燈社 1978, p. 124.
  3. ^ 山中 1997, p. 7.

参考文献 編集

  • 『國文學: 解釈と教材の研究』23巻16号、1978年
  • 山中裕『源氏物語の史的研究』思文閣出版、1977年