2014年の中国サッカー・スーパーリーグ

中国サッカー・スーパーリーグ  > 2014年の中国サッカー・スーパーリーグ
2014年のスポーツ  > 2014年のサッカー  > 2014年の中国サッカー・スーパーリーグ

この項目では、2014年シーズンの中国サッカー・スーパーリーグ(CSL)について述べる。

中国サッカー・超級リーグ
シーズン 2014
優勝 広州恒大
(4回目)
降格 大連阿爾濱
哈爾濱毅騰
ACL 2015出場 広州恒大
北京国安
広州富力
試合数 240
ゴール数 659 (1試合平均2.75)
得点王 ブラジルの旗 エウケソン
(28 ゴール)
最大差勝利ホーム試合
広州恒大 6-0 遼寧宏運
(2014年8月31日)
(6 ゴール)
最大差勝利アウェー試合
遼寧宏運 0-4 広州恒大
(2014年4月26日)
遼寧宏運 1-5 広州富力
(2014年7月31日)
(4 ゴール)
最多得点試合
哈爾濱毅騰 3-6 広州恒大
(2014年7月30日)
(9 ゴール)
最多連勝記録
9 - 広州恒大
最多連続負け無し記録
9 - 広州恒大
最多連続勝ち無し記録
9 - 哈爾濱毅騰
遼寧宏運
最多連敗記録
8 - 哈爾濱毅騰
最多観客動員
52,301
北京国安 1-1 広州恒大
(2014年5月26日)
最少観客動員
2,053
遼寧宏運 2-1 杭州緑城
(2014年5月4日)
平均観客動員 18,986
2013
2015

2014年の中国サッカー・スーパーリーグ(2014 Chinese Super League)は、第1シーズンが行われて以来、21回目の中国サッカー・スーパーリーグである(前身も含めれば53回目)。

昇格・降格 編集

2014年の中国サッカー・スーパーリーグ(CSL)に昇格。

2014年の中国サッカー・甲級リーグに降格。

2014年シーズンの中国サッカー・スーパーリーグのチーム 編集

2014年シーズンの中国サッカー・スーパーリーグのチーム数は前年同様の16。

チーム名 創設 監督 地方 ホームタウン スタジアム 収容人数 前年度成績
北京国安 1992年   グレゴリオ・マンサーノ 北京市 北京市 北京工人体育場 66,161人 ( 3位)
長春亜泰 1996年   ドラガン・オクカ 吉林省 長春市 長春経開体育場 25,000人 (14位)
大連阿爾濱 2009年   倉田安治 遼寧省 大連市 大連体育中心体育場 61,000人 ( 5位)
広州恒大 1954年   マルチェロ・リッピ 広東省 広州市 天河体育中心体育場 58,500人 ( 1位)優勝
広州富力 2001年   スヴェン・ゴラン・エリクソン 越秀山体育場 18,000人 ( 6位)
貴州人和 1995年   朱炯 貴州省 貴陽市 貴陽奥林匹克体育中心体育場 51,636人 ( 4位)
杭州緑城 1998年   楊戟 浙江省 杭州市 杭州黄龍体育中心 52,672人 (12位)
哈爾濱毅騰 1988年   マリジョ・トット 黒竜江省 ハルビン市 哈爾濱国際会展体育中心 50,000人 ※( 2位)
河南建業 1994年   賈秀全 河南省 鄭州市 鄭州航海体育場 29,860人 ※( 1位)優勝
江蘇舜天 1994年   高洪波 江蘇省 南京市 南京奥林匹克体育中心 61,443人 (13位)
遼寧宏運 1995年   陳洋 遼寧省 盤錦市 盤錦奥体中心体育場 35,600人 (10位)
山東魯能 1983年   クーカ 山東省 済南市 済南奥林匹克体育中心 56,808人 ( 2位)
上海申花 1951年   セルヒオ・バティスタ 上海市 上海市 上海虹口足球場 33,060人 ( 8位)
上海申鑫 2003年   郭光琪 金山体育中心 30,000人 ( 7位)
上海東亜 2005年   徐根宝 上海体育場 56,842人 ( 9位)
天津泰達 1998年   アリー・ハーン 天津市 天津市 天津奥林匹克体育中心体育場 54,696人 (11位)

中国サッカー・甲級リーグ

  • チーム名・監督・本拠地名については最終節時点のもの。

監督交代 編集

チーム名 前監督 備考 退任日 新監督 就任日 備考
江蘇舜天   ドラガン・オクカ 契約満了 2013年11月5日   高洪波 2013年11月8日 開幕前
杭州緑城   岡田武史 辞任 2013年11月5日   楊戟 2013年11月8日 監督代行、開幕前
上海東亜   高洪波 契約満了 2013年11月8日   奚志康 2013年12月4日 開幕前
遼寧宏運   馬林 契約満了 2013年11月27日   高升 2013年11月27日 開幕前
上海申鑫   郭光琪 監督代行 2013年12月2日   成燿東 2013年12月2日 開幕前
大連阿爾濱   シモ・クルニッチ 解雇 2013年12月9日   馬林 2013年12月9日 開幕前
山東魯能   ラドミル・アンティッチ 解雇 2013年12月21日   クーカ 2013年12月22日 開幕前
天津泰達   アレハンドレ・ギマラエズ 契約満了 2013年12月31日   アリー・ハーン 2014年1月12日 開幕前
北京国安   アレクサンダル・スタノイェヴィッチ 解雇 2014年1月10日   グレゴリオ・マンサーノ 2014年2月11日 開幕前
上海申花   沈祥福 - 2014年3月29日   セルヒオ・バティスタ 2014年3月29日
遼寧宏運   高升 辞任 2014年4月9日   陳洋 2014年4月9日
長春亜泰   セヴェトザル・シャプリッチ 辞任 2014年4月21日   高敬剛 2014年4月21日 監督代行
貴州人和   宮磊 - 2014年4月23日   朱炯 2014年4月23日
長春亜泰   ガオ・ジンガング 監督代行 2014年4月28日   ドラガン・オクカ 2014年4月28日
大連阿爾濱   馬林 辞任 2014年5月28日   倉田安治 2014年5月30日
河南建業   唐堯東 辞任 2014年5月28日   賈秀全 2014年6月3日
哈爾濱毅騰   段鑫 - 2014年7月19日   マリヨ・トト 2014年7月19日
上海申鑫   成耀東 辞任 2014年9月29日   郭光琪 2014年9月29日

外国人選手 編集

外国人選手の数はAFCの国からのプレーヤーを含めて、CSL1チーム5人に制限されています。チームはAFCの国から少なくとも一人のプレイヤーを含め、各試合内のフィールドには4つの外国人選手を使用することができます。香港/マカオ/台湾からのプレイヤーは、外国人選手にカウントされない。

チーム名 プレーヤー 1 プレーヤー 2 プレーヤー 3 プレーヤー 4 アジア プレーヤー 元所属 プレーヤー
北京国安   パブロ・バタージャ   ダルコ・マティッチ   デヤン・ダミヤノヴィッチ   エルトン・フェイズラフ   河大成   ホフレ・ゲロン[1]
  ピーター・ウタカ
長春亜泰   ワルテル・イグレシアス   エニーニョ   フスティ・サボルチ   ファトス・ベチライ   アンズル・イスマイロフ   ラファエウ・コエーリョ[2]
大連阿爾濱   エステバン・ソラーリ   ブルーノ・メネゲウ   ニクラス・バックマン   レオン・ベンコ
  ナシャト・アクラム
広州恒大   エウケソン   レネ・ジュニオール   アレッサンドロ・ディアマンティ   アルベルト・ジラルディーノ   金英權   ムリキ[3]
広州富力   ダヴィ   アブデルラザク・ハムダラー   アーロン・サムエル   朴鍾佑   張賢秀   ケン・イルセー[4]
貴州人和   ズヴェズダン・ミシモヴィッチ   ユーリ   マイク・ハンケ   クシシュトフ・モンチニスキ   ジョナス・サリー   ズラタン・ムスリモヴィッチ
杭州緑城   ジウベルト・マセナ   アンセウモ・ハモン   ダヴィ・クロード・アンガン   ルカ・ジンコ   孫大鎬
哈爾濱毅騰   アダム・ヒューズ   ドリ   ホドリゴ   リカルド・ステア     盧亨求[5]
河南建業   ナンド・ラファエル   ラファエル   ライアン・ジョンソン   ギブリル・サンコー   李指南
江蘇舜天   エレイウトン   エリアス   リカルド・エスチール   ロダー・アンタル   尹信榮   デヤン・ダミヤノヴィッチ
遼寧宏運   ケヴィン・オリス   チュカ   アレクサンダル・イェヴティッチ   ジェームズ・チャマンガ   ジョシュ・ミッチェル   ブラゴヤ・セレスキー[6]
  アルチョム・フィリポシャン[6]
山東魯能   ワルテル・モンティージョ   アロイージオ   ヴァグネル・ラヴ   ジュニオール・ウルソ   ライアン・マッゴーワン
上海申花   ルーカス・ビアトリ   パウロ・アンドレ   パウロ・エンリケ   ジョヴァンニ・モレノ   曺秉局   ルイス・カルロス・ルイス
  フィラス・アル・ハティブ[7]
上海申鑫   エヴェルトン   ジョニー   ジャイウトン・パライバ   ピーター・ウタカ   林裕煥   キエザ[8]
  ラドミル・ダロヴィッチ[9]
上海東亜   ランスフォード・アッド   イマド・ハリーリ   イバン・クアドラード   トビアス・ヒーセン   ダニエル・マクブリーン
天津泰達   アンドレジーニョ   バレー   エデル・リマ   カルメロ・バレンシア   モハメド・アリ・ハン

香港/マカオ/台湾の選手 (外国人選手にカウントされません)

チーム名 プレーヤー 1 プレーヤー 2
貴州人和   陳昌源
哈爾濱毅騰   ウィズダム・フォフォ・アグボー
上海申花   陳柏良   ブライアン・フォック

スケジュール 編集

3月7日に開幕し、11月2日閉幕の全30節・240試合で行われる。途中、2014 FIFAワールドカップの関係で5月26日開催の第14節から約2か月間の中断期間に入り、7月19日開催の第15節から再開した。

日程・結果 編集

順位表 編集

チーム 出場権または降格
1 広州恒大 (C) (Q) 30 22 4 4 76 28 +48 70 AFCチャンピオンズリーグ 2015グループステージに出場
2 北京国安 (Q) 30 21 4 5 50 25 +25 67 AFCチャンピオンズリーグ 2015プレーオフに出場
3 広州富力 (Q) 30 17 6 7 67 39 +28 57
4 山東魯能 (Q) 30 12 12 6 41 29 +12 48 AFCチャンピオンズリーグ 2015グループステージに出場
5 上海東亜 30 12 12 6 47 39 +8 48
6 貴州人和 30 11 8 11 33 35 −2 41
7 天津泰達 30 10 9 11 41 44 −3 39
8 江蘇舜天 30 9 10 11 37 45 −8 37
9 上海緑地申花 30 8 11 11 33 45 −12 35
10 遼寧宏運 30 8 9 13 33 48 −15 33
11 上海申鑫 30 9 6 15 26 42 −16 33
12 杭州緑城 30 8 8 14 43 60 −17 32
13 長春亜泰 30 8 8 14 33 40 −7 32
14 河南建業 30 6 12 12 32 39 −7 30
15 大連阿爾濱 (R) 30 6 11 13 32 45 −13 29 甲級リーグ 2015へ降格
16 哈爾濱毅騰 (R) 30 5 6 19 35 56 −21 21

最終更新は2014年11月2日の試合終了時
出典: http://csl.sina.com.cn/
順位の決定基準: 1. 勝点; 2. 得失点差; 3. 得点数.
※なお順位の決定基準は上記ではなく: 1. 勝点; 2. 当該チーム間の勝点; 3. 当該チーム間の得失点差; 4. 当該チーム間の得点数; 5. 得失点差; 6. 得点数; 7 規律得点.

得点ランキング 編集

順位 選手名 所属 得点
1   エウケソン 広州恒大
28
2   アブデルラザク・ハムダラー 広州富力
22
3   トビアス・ヒーセン 上海東亜
19
4   アンセウモ・ハモン 杭州緑城
16
5   デヤン・ダミヤノヴィッチ 北京国安/江蘇舜天
15
6   ダヴィ 広州富力
14
7   ヴァグネル・ラヴ 山東魯能
13
T8   ブルーノ・メネゲウ 大連阿爾濱
12
  武磊 上海東亜
12
T10   ドリ 哈爾濱毅騰
11
  ジェームズ・チャマンガ 遼寧宏運
11

出典: sports.sohu.com

ハットトリック 編集

選手名 所属 対戦相手 結果 日付
  アブデルラザク・ハムダラー 広州富力 上海申鑫 3–1[10] 2014年3月22日
  アブデルラザク・ハムダラー 広州富力 杭州緑城 6–2[11] 2014年3月30日
  杜震宇 天津泰達 哈爾濱毅騰 3–0[12] 2014年3月30日
  ジェームズ・チャマンガ 遼寧宏運 哈爾濱毅騰 3–0[13] 2014年4月5日
  ヴァグネル・ラヴ 山東魯能 北京国安 3–0[14] 2014年4月19日
  トビアス・ヒーセン 上海東亜 貴州人和 5–2[15] 2014年5月11日
  ドリ 哈爾濱毅騰 上海申花 3–3[16] 2014年5月17日
  エウケソン 広州恒大 杭州緑城 4–1[17] 2014年5月18日
  エウケソン 広州恒大 遼寧宏運 6–0[18] 2014年8月31日
  デヤン・ダミヤノヴィッチ 北京国安 遼寧宏運 3–1[19] 2014年9月28日
  アンドレジーニョ 天津泰達 上海申花 5–2[20] 2014年10月26日

表彰 編集

脚注 編集

外部リンク 編集