「健康食品」の安全性・有効性情報

「健康食品」の安全性・有効性情報(けんこうしょくひんのあんぜんせいゆうこうせいじょうほう、Information System on Safety and Effectiveness of Health Foods)(通称 HFNet)データベースは、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 国立健康・栄養研究所が運営するウェブサイトである。2004年に開設され、健康食品に用いられる食品や食品成分に関する安全性や有効性情報を収集し、公開している。

「健康食品」の安全性・有効性情報のウェブサイト

概要編集

健康食品に関するさまざまな情報を扱い、 (1) 専門職(医師薬剤師管理栄養士、健康食品・サプリメントに関するアドバイザリースタッフ)が、消費者から相談された時に活用するための内容、 (2) 消費者自身が健康食品について調べる際に活用するための内容から構成される。

  • 目的 食品の機能について信頼できる正しい情報を提供し、食品の機能の表示の信頼性が高まることによって、国民の健康づくりに役立てること。
  • 所在地 東京都新宿区戸山1-23-1

沿革編集

2004年の「健康食品に係る制度のあり方に関する検討会」で、食品の機能について信頼できる正しい情報を提供し、また食品の機能の表示の信頼性が高まることによって、国民の健康づくりに役立つことを期待するという方向性が示された[1]

この検討会における、健康食品に関するデータベースを作り国民に広く普及させるという意見に基づいて、国立健康栄養研究所から、消費者の立場に立って科学的な根拠のある情報の公開が開始された[2]

厚生労働科学研究費補助金で食品安全確保研究事業として、食品や食品成分、「健康食品」の安全性・有効性情報などに関するデータベースを運営している[3]。2006年、市場開放問題苦情処理体制 (OTO) で、「消費者にとってより判り易いサプリメントに係る情報提供の推進」として国立健康・栄養研究所のデータベースの紙媒体等への情報提供手段を整備することが決定された[4]

ウェブサイトの構成編集

  • 基礎知識

保健機能食品の制度と内容、健康食品を利用する際に注意すべき基本事項、専門職が消費者から相談された時の対応、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所および厚生労働省消費者庁などの行政機関により作成されたパンフレット・リーフレット(消費者向け/専門職向け)を公開している。

  • 特定保健用食品/その他解説

主に消費者を対象としており、特定保健用食品の上手な利用法、各特定保健用食品の有効性および安全性の内容、ビタミンミネラルの解説、さらに話題の食品や成分についてのコラムや研究所が行った研究報告を公開している。

  • 素材情報データベース

主に専門職を対象としており、健康食品に利用される素材(食品や成分)の有効性および安全性について、論文として発表されている研究結果を収集、要約して公開している。 素材情報データベースを利用する上での留意点[5]および掲載論文の採択基準[6]については「基礎知識」に掲載されている。

  • 被害関連情報

国内および海外の公的機関から公表された、健康食品が関連する健康被害や、注意喚起情報を公開している。

  • Mr.サプリのサプリメントクイズ

健康食品・サプリメントの基本的な使い方をクイズを通して学べるコンテンツ。

脚注編集

  1. ^ 「健康食品」に係る今後の制度のあり方について(提言)(平成16年6月9日)厚生労働省医薬食品局食品安全部 (厚生労働省)
  2. ^ サイト運営開始のご挨拶 独立行政法人国立健康・栄養研究所理事長 田中平三 (国立健康・栄養研究所)
  3. ^ 「健康食品」の安全性・有効性情報 (国立健康・栄養研究所)
  4. ^ 市場開放問題についての対応(平成18年3月23日)市場開放問題苦情処理体制
  5. ^ 「健康食品」の素材情報を正しく理解していただくために
  6. ^ 当データベースに掲載している情報の掲載基準について

関連項目編集

外部リンク編集