あやとり橋
石川県加賀市山中温泉の大聖寺川にかかる橋
あやとり橋(あやとりはし)は、石川県加賀市山中温泉の大聖寺川にかかる橋(人道橋)である。あやとり橋と記載されることが多いが、正式名称はあやとりはしである[2]。
あやとりはし | |
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基本情報 | |
国 |
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所在地 | 石川県加賀市山中温泉河鹿町 |
交差物件 | 大聖寺川(鶴仙渓) |
建設 | 1991年[1] |
座標 | 座標: 北緯36度14分43秒 東経136度22分33秒 / 北緯36.24528度 東経136.37583度 |
構造諸元 | |
形式 | トラス橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 94.7 m[1] |
幅 | 1.5 m[1] |
最大支間長 | 66.9 m[1] |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
構造編集
鋼鉄製単純曲線三弦トラス[3]、逆三角形でその下部に木の橋床と金属の手摺(てすり)を設けた構造。 長さ94.7 m、橋床幅1.5 m、右岸側と左岸側との高低差は5.0 mである[1]。
概要編集
山中温泉にあり、いけばな草月流三代目家元・勅使河原宏のデザインによるワインレッド色のペンキ一色に塗られた湾曲した徒歩専用の橋であり上空から見るとユニークな形状(S字型)をした鉄骨の橋。橋のデザインのコンセプトは「鶴仙渓を活ける」と言われる。
大聖寺川、鶴仙渓の上流のこおろぎ橋と下流の黒谷橋のほぼ中間に位置する。街から東岸の桜公園や鶴仙渓へと渡る観光客の散歩コースとなっている。
文字通り糸遊びの綾取りに似せており、両岸が両手となる構造となっている。