うつくしま大橋(うつくしまおおはし)は、福島県西白河郡矢吹町石川郡玉川村に跨る道路橋である。

うつくしま大橋(矢吹側より撮影)
福島県道42号標識

概要 編集

  • 全長:1262.0m
    • 主径間:87.2m
  • 幅員:7.0(10.8)m
  • 構造:8+7径間RC連続中空床版桁橋PC単純中空床版桁橋・10+9径間RC連続中空床版桁橋・3径間PC連続箱桁橋・8径間RC連続中空床版桁橋×3+単純プレテン中空床版桁橋(計63径間)
  • 竣工:2000年

福島県道42号矢吹小野線あぶくま高原道路矢吹中央インターチェンジ矢吹料金所玉川インターチェンジの間の有料道路区間にある橋梁であり、矢吹町道明新陣ケ岡線、矢吹町道谷中2号線、阿武隈川JR水郡線及び周囲の水田地帯を跨ぐ。全長1262.0mの橋梁であり、完成当時は福島県内最長、現在でも福島県が管理する橋梁の中では最長である(2004年に開通した常磐自動車道広野IC-常磐富岡IC間にある木戸川橋(全長1,392メートル、東日本高速道路管理)が県内すべての道路橋の中で最長である[1]。)。

阿武隈川渡河部は3径間PC箱桁橋、その他の区間はRC連続中空床版橋の構造が用いられている。東岸部の町道明新陣ヶ岡線との交差部は1径間PC単純中空床版橋が、西岸部のJR水郡線跨線橋部分は1径間プレテン中空床版橋である。2000年に完成し、2001年3月17日に供用開始された。2017年11月より福島県によって配布が開始された「ふくしまの橋カード」のNo.4に選出され、道の駅たまかわで配布されている。総工費は37億6600万円[2]

隣の橋 編集

(上流) - 明神橋 - 川の目橋 - うつくしま大橋 - 玉城橋 - 成竜橋 - (下流)

脚注 編集

  1. ^ 橋・トンネルベスト10 - 福島県、2015年7月4日閲覧。
  2. ^ 福島県の橋梁 平成15年度版 (PDF) - 福島県土木部

関連項目 編集


座標: 北緯37度12分24秒 東経140度23分44秒 / 北緯37.20653度 東経140.39569度 / 37.20653; 140.39569