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とぎ汁(とぎじる)とは、米をといだときに出る白色の汁である。

目次

とぎ汁の成分編集

とぎ汁の白色の正体はヌカである。精米の途中でとりきれなかったヌカがとぎ汁になる。1合の米で、大体大さじ1杯程度のヌカが含まれている。

とぎ汁の利用方法編集

とぎ汁は、養分に富んでいるので家庭菜園に撒くなどの使い道がある(ただし、撒くと養分が高いがゆえに植物の根が食べられる事もある)。また、タケノコ灰汁抜き、ダイコンの辛味抜きなどに使われることがある。また、床掃除や、洗顔に使うこともできる。 汚れの皿洗いにもとぎ汁は適している。

とぎ汁と環境問題編集

日本全国で出されるとぎ汁は、一日で24-32トンに達し、それが河川を汚染し、富栄養化の原因になっているとの指摘がある[1]。ただし、これは下水処理を経ず、直接河川へ垂れ流した場合のことであって、下水処理場が整備されている都市部には該当しない。

一方、とぎ汁に含まれるでんぷんに注目し、バイオ燃料へ利用する取り組みが始まっている。採算ラインに乗せることができれば、各家庭が無洗米を選択することで河川汚染地球温暖化などの環境破壊防止に協力することが可能になる。

これは、各家庭のとぎ汁を回収することは難しいが、無洗米の工場から一括回収することは可能という側面があり、従来の工場での排水処理自体の燃料消費も削減できる。さらに原料としての収入が発生すれば、さらに安価での無洗米の提供が可能となる。下水処理施設の負荷軽減も考えられるため、自治体からの積極的な促進政策も期待できる。

関連項目編集

脚注・参考文献編集

  1. ^ 特定非営利活動法人 全国無洗米協会. “とぎ汁の環境への影響”. 2011年5月6日閲覧。


外部リンク編集