アカリンダニ症(アカリンダニしょう、英:Acarapis woodi disease)とはアカリンダニAcarapis woodi)の寄生を原因とするミツバチの寄生虫病。1904年ワイト島で発生し同地のミツバチを壊滅させたばかりか、イギリスからヨーロッパまで一時は猛威を振るった。

日本では家畜伝染病予防法において届出伝染病に指定されており、対象動物はミツバチ。多くの場合は無症状であり、まれに寿命の短縮がみられる。予防には殺ダニ剤が使用される。

関連項目 編集

参考文献 編集

  • 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版 2002年 ISBN 4874020747