アラート空港(IATA:YLT, ICAO:CYLT)は、カナダヌナブト準州アラートにある空港である。北極点から約830kmの地点にある。カナダ国防省によって運営されており、カナダ軍アラート基地の一部である。1950年に測候所が設置されたのち、1957年に現在も使われている軍施設の建設が開始された。恒久的に設置されている空港としては世界最北の空港である。

アラート空港
Alert Airport
IATA: YLT - ICAO: CYLT
概要
国・地域 カナダの旗 カナダ
所在地 ヌナブト準州アラート
種類 軍用
運営者 カナダ国防省/1CdnAirDiv Alert AMO Ottawa
標高 30 m (100 ft)
座標 北緯82度31分4秒 西経62度16分50秒 / 北緯82.51778度 西経62.28056度 / 82.51778; -62.28056座標: 北緯82度31分4秒 西経62度16分50秒 / 北緯82.51778度 西経62.28056度 / 82.51778; -62.28056
地図
ヌナブト準州の空港位置図
ヌナブト準州の空港位置図
CYLT
ヌナブト準州の空港位置図
滑走路
方向 長さ (m) 表面
05/23 1,676 砂利
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空港の一覧
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設備 編集

レーダーとナビゲーション機器は、空港周辺を移動可能なトレーラー装置である。空港の消防・救急設備は、2012 KME/フォートゲーリー消防車がある[3]。必要時に滑走路を整地するために2台のブルドーザーが使用される[4]

インシデント 編集

空港開設以来、2回の死亡事故が発生している。

  • 1950年7月31日 – 補給任務に就いていたカナダ空軍アブロ ランカスターAG-965が墜落し、乗員乗客9名全員が死亡した。[5]
  • 1991年10月30日 – CFB Trenton発の補給任務に就いていたC-130 "Boxtop 22"が墜落し、5名が死亡した。[6]

関連項目 編集

脚注 編集