アンドレア・レンボ
アンドレア・レンボ(1974年5月23日 - ) は、カトリック教会の聖職者、ミラノ外国宣教会士。カトリック東京大司教区の補佐司教である。
アンドレア・レンボ Andrea Lembo, P.I.M.E. | |
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カトリック東京大司教区補佐司教 | |
教会 | カトリック教会 |
司教区 | 東京大司教区 |
着座 | 2023年 |
前任 | 幸田和生 |
聖職 | |
司祭叙階 | 2004年6月12日 |
司教叙階 | 2023年12月16日 |
個人情報 | |
出生 |
1974年5月23日 イタリア |
経歴
編集1974年5月23日、イタリア・ロンバルディア州生まれ[1]。ミラノ大学を卒業後、生命保険会社に勤務する。1995年にイタリア・モンツァのミラノ外国宣教会の国際神学院に入学。1997年からアメリカ・デトロイトの同会共同体で語学研修、1999年からフィリピン・タガイタイのディバインワード神学校で学び、神学の学士号を取得した。その後、北イタリア神学大学(トリノキャンパス)に入学。2003年6月7日にフィリピンで助祭叙階を、2004年6月12日にミラノ司教座聖堂で司祭に叙階された[2]。2004年から2008年まで同会ヴィッラ・グルガーナ共同体で宣教及び召命の責任者を務めた[3][4]。
2009年4月に来日し、2011年まで語学研修。2011年4月から2012年3月まで板橋教会、2012年4月から2017年3月まで習志野教会で助任司祭を務めた。2014年4月から2021年2月まで一般社団法人船橋学習センター「ガリラヤ」の副理事長を、2021年2月からは同センターの理事長を務める。同年6月からは公益財団法人真生会館の理事長も務め、2017年4月から2023年3月までカトリック府中教会の主任司祭を、2017年5月からはミラノ外国宣教会日本管区長を務める[3][5]。
教皇フランシスコより、2023年9月16日に東京大司教区補佐司教に任命された(ムリア名義司教)[4]。同年12月16日、東京カテドラル聖マリア大聖堂で司教叙階式が執り行われた[6]。
脚注
編集- ^ “東京教区に補佐司教任命”. カトリック東京大司教区. (2023年9月16日) 2023年12月13日閲覧。
- ^ 『カトリック新聞』2023年10月1日(第4689号)、1面。
- ^ a b “人事:東京大司教区の補佐司教にアンドレア・レンボ師”. Vatican news. (2023年9月16日) 2023年12月13日閲覧。
- ^ a b “Saturday 16.09.2023”. press.vatican.va. (2023年9月16日) 2023年12月13日閲覧。
- ^ “Fr Lembo, PIME missionary, appointed auxiliary bishop of Tokyo”. PAIM asianews. (2023年9月16日) 2023年12月13日閲覧。
- ^ “東京大司教区に補佐司教任命 ※叙階式ダイジェスト動画 追加”. カトリック中央協議会. (2023年12月20日) 2023年12月24日閲覧。