アーサー・ヒル=トレヴァー (初代ダンガノン子爵)

初代ダンガノン子爵アーサー・ヒル=トレヴァー英語: Arthur Hill-Trevor, 1st Viscount Dungannon PC (Ire)、出生名アーサー・ヒルArthur Hill)、1694年頃 – 1771年1月30日[1])は、アイルランド王国の政治家、貴族。初代ヒルズバラ子爵トレヴァー・ヒルは兄にあたる[2]

生涯

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マイケル・ヒル英語版とアン・トレヴァー(Anne Trevorサー・ジョン・トレヴァー英語版の娘)の次男として[2]、1694年頃に生まれた[1]

1715年から1727年までヒルズバラ選挙区英語版の代表として、1727年から1766年までダウン選挙区英語版の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた[1]。議員を務める傍ら、1736年にダウン県長官英語版を務め、1719年から1734年までアイルランド記録管理官(Keeper of the Records)を務め、1736年から1749年までアイルランド権利証書登録官(Registrar of Deeds)を務めた[2]。1750年8月13日にアイルランド枢密院英語版の枢密顧問官に任命された後、1754年から1755年までアイルランド財務大臣英語版を務めた[2]。また、1759年に議会の許可を得て「トレヴァー」を姓に加えた[2]

1766年2月17日、アイルランド貴族であるオールダーフリートのヒル男爵ダンガノン子爵に叙され、28日にアイルランド貴族院議員に就任した[2]

1771年1月30日にダブリンで死去、ダウン県ビーヴァー(Belvoir)で埋葬された[2]。息子アーサーに先立たれたため、孫アーサーが爵位を継承した[2]

家族

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アン・ディーン(Anne Deaneジョセフ・ディーン英語版の娘)と結婚したが、アンは結婚から1年後に死去した[2]

1737年1月12日、アン・スタッフォード(Anne Stafford、1715年12月22日 – 1799年1月13日、エドマンド・フランシス・スタッフォードの娘)と再婚した[2]

出典

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  1. ^ a b c "Biographies of Members of the Irish Parliament 1692-1800". Ulster Historical Foundation (英語). 2020年4月9日閲覧
  2. ^ a b c d e f g h i j Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, H. Arthur, eds. (1916). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Dacre to Dysart) (英語). Vol. 4 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 537–538.
  3. ^ "Mountmorres, Viscount (I, 1763 - 1951)". Cracroft's Peerage (英語). 27 January 2013. 2020年4月9日閲覧
  4. ^ "Mornington, Earl of (I, 1760)". Cracroft's Peerage (英語). 2020年4月9日閲覧
  5. ^ Burke, John (1838). A General and Heraldic Dictionary of the Peerage and Baronetage of the British Empire (英語) (5th ed.). London: Henry Colburn. p. 330.
アイルランド議会
先代
トレヴァー・ヒル
サミュエル・ウォリング
庶民院議員(ヒルズバラ選挙区英語版選出)
1715年 – 1727年
同職:サミュエル・ウォリング
次代
トマス・カーター
フランシス・ストイト
先代
マイケル・ウォード英語版
ロバート・ホーキンス・マギル
庶民院議員(ダウン選挙区英語版選出)
1727年 – 1766年
同職:ロバート・ホーキンス・マギル 1727年 – 1745年
バーナード・ウォード 1745年 – 1766年
次代
ヘンリー・シーモア=コンウェイ
バーナード・ウォード
公職
先代
ヘンリー・ボイル
アイルランド財務大臣英語版
1754年 – 1755年
次代
ヘンリー・ボイル
アイルランドの爵位
爵位創設 ダンガノン子爵
1766年 – 1771年
次代
アーサー・ヒル=トレヴァー