アーソナUrthona)は、ウィリアム・ブレイクによる、独自の象徴体系に基づく神話登場人物である。

四人のゾアたち(Zoas)の一人であり、創造的イマジネーションを象徴する、(North)のゾア(Zoa)である。

特性

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対立物(Contrary)は、理性を象徴する南のユリゼン(Urizen)である。また、アーソナには、エマネーション(emanation)がいない。

永遠界(Eternity)から切り離されたアーソナは、ロス(Los)と呼ばれるようになる。ロスには、精神的な美しさ(Spiritual Beauty)とインスピレーション(Inspiration)を象徴するエニサーモン(Enitharmon)というエマネーションが与えられている。

アーソナ(Urthona)という名前は、「earth owner(大地地球の所有者)」に由来する。

関連項目

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