アーマッド・ティー

イギリスの紅茶会社。世界80ヵ国で愛飲されている世界的紅茶ブランドである。

アーマッドティーとは、英国ハンプシャー州チャンドラーズ・フォード英語版に本社を置く紅茶の会社である。紅茶緑茶フレーバーティーハーブティーなどを含むさまざまなティーバッグやギフトの販売を主力としている。2010年にはロンドンからチャンドラーズ・フォードへ本社が移動された[3]

Ahmad Tea Ltd.
種類
有限責任私会社英語版
業種 飲料
設立 1986年5月13日
イングランドハンプシャー州サウサンプトン
本社 イギリス・ハンプシャー州 チャンドラーズ・フォード英語版,
製品
コーヒー
ココア
スパイス[1]
売上高 3196万ユーロ (2018年[2])
従業員数
78
ウェブサイト ahmadtea.com ウィキデータを編集

会社の歴史

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アーマッド・ティーは1986年、ラヒーム・アフシャーと彼の兄弟が創業した。会社の名前は彼の父で1950年代に紅茶事業を開始したアーマッド・アフシャーの名前からとられた[4]

アーマッド・ティーは6大陸・80カ国以上もの国々で広く販売されており、一部のレストランやホテル、専門店やチェーン店などで販売されている[5]。アーマッド・ティーの本社には紅茶に関する博物館が併設されており、地元の人々の癒しとなっている[6]。アーマッド・ティーはイギリスの高級食品組合ザ・ギルド・オブ・ファインフード英語版が開催する食品の国際大会グレート・テイスト・アワード(Great Taste Awards )で数多くの賞を受賞している[7]

また、アーマッドティーは、お茶業界のサプライチェーン・マネジメントにおける様々な課題に向けて永続的・持続可能な方法で取り組むために、お茶系企業によって設立された非営利団体、エシカル・ティー・パートナーシップ英語版に加盟している[8]

2012年、アーマッド・ティーはUサポート・チャリティーとのパートナーシップのもと、ハンプシャー州にあるブランド・ティールーム「チャリティーズ」に紅茶を寄贈し、その収益を障害児支援に充てる取り組みを行なった[9]。また2013年には、アーマッド・ティー社のイギリス国内での自発的なチャリティー活動やロシア・ウクライナ・マリ・スリランカでの孤児院への支援活動が表彰されエシカル・インベスター・オブ・ザ・イヤー・アワードを受賞した[10]

商品

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アーマッド・ティーでは、クラシックティーのみならず、フルーツフレーバーティー・デカフェ・ハーブティー・コールドブリュなどが販売されており、ネットでも買うことができる[11]。以下はその商品の紹介である。

  • クラシックティー
    • アールグレイ
      • 柑橘系の果実ベルガモットの香り広がる紅茶。アーマッド・ティーで最も人気の高いブランドである。ストレートティーやミルクティーに適している。
    • ダージリン
      • インドダージリン地方の激選された上質な茶葉を使用。繊細で香りの高い味わいが楽しめる。ストレートティーにおすすめ。
    • セイロン
      • スリランカ高地で栽培された茶葉を使用。すっきりとした味わいの茶葉をブレンド。フレッシュな渋みとほのかな甘味が楽しめる。
    • イングリッシュ
      • 渋みとコクのバランスが取れた茶葉に、ベルガモットが隠し味としてブレンドされている。さわやかな香りとほのかな香ばしさを含んだ甘い後味が特徴。ストレートでもミルクでも楽しめる。
    • イングリッシュ・ブレックファースト
      • しっかりとしたコクを含んだフレッシュな味わいが楽しめる。ミルクティーやチャイにピッタリ。
  • フルーツフレーバー
    • チャイ
    • ピーチ&パッションフルーツ
    • レモン&ライム
      • レモンライムのピールが入っている。レモンティー好きにおすすめ。
    • アップル
      • ドライアップル片入りのフルーツティー。りんご本来の爽やかな香りと味が特徴。砂糖を加えるとりんごの甘みも楽しめる。
    • マンゴー
      • ドライマンゴー片入りのフルーツティー。濃厚なマンゴーの甘い香りとクセのないまろやか味わいが楽しめる。お好みで砂糖やミルクを加えるてもおいしい。
    • ストロベリー
      • ストロベリー片入りのフルーツティー。いちごの甘酸っぱい香りとクセのないまろやかな味わいが特徴。砂糖を加えなくてもほんのりと甘い香りが楽しめる。ミルクを加えてストロベリー・ミルクティーにするのもおすすめ。

脚注

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  1. ^ AHMAD TEA LIMITED - Overview”. Companies House. 2022年3月24日閲覧。
  2. ^ AHMAD TEA LIMITED company profile”. Dun & Bradstreet. 2022年3月24日閲覧。
  3. ^ “Client Stories - Ahmad Tea”. Barclays. (September 2010). オリジナルのAugust 9, 2011時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110809054618/http://www.business.barclays.co.uk/BRC1/jsp/brccontrol?task=homefreevi1&value=14830&target=_self&site=bbb 15 February 2011閲覧。 
  4. ^ The History of Ahmad Tea”. 21 November 2020閲覧。
  5. ^ “An afternoon of fine tea tasting”. Business South. (7 October 2013). オリジナルの5 September 2014時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20140905044250/http://www.businesssouth.org/site/south/news/6936/8/10/2013/an-afternoon-of-fine-tea-tasting 7 October 2013閲覧。 
  6. ^ “The Best Kept Secret in Chandler's Ford– The Tea Museum”. Chandler's Ford Today. (April 29, 2013). http://chandlersfordtoday.co.uk/tea-museum-ahmed-tea-in-chandlers-ford/ April 29, 2013閲覧。 
  7. ^ “2015 Great Taste Awards”. Guild of Fine Food. (November 1, 2015). http://greattasteawards.co.uk/?product_producer_name=ahmad+tea&category=&rating=&country=&coun/ December 1, 2015閲覧。 [リンク切れ]
  8. ^ Mission”. Ethical Tea Partnership. 2022年3月24日閲覧。
  9. ^ “ChariTeas now open”. Marlands. (2013年). オリジナルの18 December 2014時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141218002622/http://intomarlands.co.uk/offers_events/events/81 22 December 2016閲覧。 
  10. ^ “The Solent 250 "Ones to Watch" Awards 2012”. The Business Magazine. (2012年). オリジナルの23 September 2015時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150923195421/http://www.businessmag.co.uk/solent-250/the+solent+250+ones+to+watch+awards+2012 22 December 2016閲覧。 
  11. ^ アーマッド・ティー日本語公式サイト

関連記事

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外部リンク

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