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イギリス国鉄08形ディーゼル機関車

08形(Class 08)は、イギリス国鉄が導入した入換用のディーゼル機関車である。1952年から1962年にかけて996両が製造され、イギリス国鉄の機関車の単一形式における最大所帯となった。

イギリス国鉄08形ディーゼル機関車
08509 Chesterfield Goods Yard.jpg
基本情報
運用者 イギリス国鉄
製造年 1952年 - 1962年
製造数 996両
主要諸元
軸配置 C
軌間 1,435 mm
長さ 8.92 m
2.591 m
高さ 3.877 m
機関車重量 50.4 t
固定軸距 3.505 m
車輪径 1.372 m
燃料搭載量 3.040 L
動力伝達方式 電気式
機関 イングリッシュ・エレクトリック 6KT
発電機 直流発電機
主電動機 直流電動機
制動装置 真空・空気ブレーキ
最高速度 24 - 32 km/h
出力 350 HP
最大引張力 160 kN
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歴史と運用編集

片端に運転台を有する車軸配置C(0-6-0)の電気式ディーゼル機関車で、重量は50t、出力は350HP、最高速度は32km/h。動力はロッドにより伝達される[1]。派生形式として、歯車比を速度重視とし最高速度が44km/hの09形シェフィールド近郊のティンズリー操車場用として08形を2両1組に改造した13形が登場している[1]

08形はイギリス国鉄のダービーほか各工場で生産され、汎用入換機として主要駅や操車場で幅広く使用された。旅客車の固定編成化や貨物列車の直行輸送化の進展で入換需要が減少し、稼働車数も減少傾向にある。

1990年代の民営化により、08形は大半がEWS鉄道に継承された。フレートライナーなど他の貨物会社や産業鉄道でも複数機が稼働しているほか、保存鉄道でも使用されている。

登場作品編集

汽車のえほん』およびその映像化作品『きかんしゃトーマス』に登場するディーゼル機関車、「ディーゼル」(Diesel)のモデルとなった。

脚注編集

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  1. ^ a b 渡辺肇「イギリス国鉄動力車あれこれ その2」、『鉄道ファン』1984年4月号、交友社。111-112頁。

外部リンク編集