イケニエノヨル』は、マーベラスエンターテイメントより2011年3月24日に発売されたWii用のゲームソフトである。

イケニエノヨル
ジャンル 呪いのゲーム
対応機種 Wii
発売元 マーベラスエンターテイメント
人数 1人 - 2人
発売日 2011年3月24日
対象年齢 CEROC(15才以上対象)
コンテンツ
アイコン
暴力、恐怖
売上本数 5,359本[1]
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概要 編集

Wiiリモコンを懐中電灯に見立て、その明かりで廃墟を探索するホラーゲーム

ストーリーは登場人物となる抽象的な5人のそれぞれ個別に分かれており、各エピソードを選択しつつ順序だって攻略する。

あらすじ 編集

憑夜見(ツクヨミ)渓谷。そこは、神に生け贄を捧げていたという伝承が残る地。とある大学の仲間5人が、この渓谷に建つ館に集まることになっていた。楽しい想い出になるはずの小旅行。しかし、運命は過酷だった。恐る恐る忍び寄る恐怖。静かに惨劇の幕が上がり、5人は確実に死に近づいていく…

舞台 編集

憑夜見渓谷(つくよみけいこく)

屋敷内、屋敷周辺を、各ストーリー"ブルー"、"イエロー"、"ブラック"の3人を操作して探索する。

なお、ほかの4人より遅れて到着した"イエロー"は、駅から憑夜見渓谷の"ブラック"の父親が所有する屋敷までの道程もステージ進行の舞台となる。

登場人物 編集

あなた
5人を襲った惨劇から24時間後に、憑夜見渓谷に訪れた人物。いわゆるプレーヤーである。

5人の大学生(名前の変更可能) 編集

レッド
やや乱暴な性格だが、寂しがり屋でもある5人のリーダー(男子)。
行動力はピカイチ。肝だめしをしようと言い出した張本人だが、真っ先に事件に巻き込まれ、イケニエと化してしまう。
ピンク
はきはきと意見を言う、いまどきの女子。わがまま。レッドと付き合っている。レッドを襲った悲劇から、徐々に錯乱していく。
イエロー
育ちがよいが、ときどき天然ぶりを発揮する女子。意外と気が強い。今回は旅行に合流するのが遅れたため、事件に巻き込まれずにすんだかに思えたが……。
ブルー
心優しく正義感が強いが、気弱な男子。イエローのことが好きで、この旅行に誘った。
ブラック
「憑夜見渓谷」にある父親の屋敷に仲間を招待した男。いつも冷静で頼れるタイプ。この渓谷に伝わる生贄伝承について独自に調査を進めている。

その他 編集

少女
ツクヨミの妹らしき人物。一部味方とも言え敵とも言える。謎が多く実体もない。このゲームのキーパーソン。
ツクヨミ
死人のような雰囲気を持つ女性。少女からは「お姉ちゃん」と呼ばれている。彼女も謎が多く実体がない。
イケニエ
プレーヤーに襲い掛かってくる実体のないキャラ。男性・女性・老人など多彩。瞬間移動ができる。老人のイケニエはライトを付けると高速で同じ場所を巡回する。男性のイケニエの中には頭陀袋を被ったイケニエがおり、老人のイケニエほどではないが素早い動きで移動する。

ストーリー 編集

ゲーム開始後、プレイできるのは「ソノゴ...」の第1話から、"あなた"を操作する。

第1話をクリアすると第2話が解放され、第2話をクリアすると第3話が解放されていく。ソノゴ...の第5話までをクリアすると、

第6話は未開放のまま、操作することになる"ブルー""イエロー""ブラック"のモノガタリの第1話がそれぞれ解放される。

出典 編集

  1. ^ 『ファミ通ゲーム白書2012 補完データ編(分冊版)』エンターブレイン、2012年。 [要ページ番号]

外部リンク 編集