ウェルズSF傑作集1
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『ウェルズSF傑作集1』(ウェルズエスエフけっさくしゅういち、原題:The Time Machine And Other Stories)は、イギリスのSF作家H・G・ウェルズが書いた中編および短編小説を集めた作品集である。ウェルズ没後の1963年に発行された。
収録作品
編集- 塀についたドア(The Door in the Wall)
- 奇跡をおこせる男 (The Man Who Could Work Miracles)
- ダイヤモンド製造家 (The Diamond Maker)
- ロンドンの橋の上で、浮浪者のような身なりの男が話しかけてきた。私はダイヤモンドの人工製造の研究をしている。研究費に金を使うために、こんな格好をしている。試作品のダイヤがあるので100ポンドで買わないかと。見せられた試作品は、化け物のようなダイヤ?だった。
- イーピヨルニスの島 (Aepyornis Island)
- ものが腐るのを防ぐ何かが含まれた沼地で、大きな卵が見つけられた。探検に同行していた現地人は、ひとりの男を残して逃げ出してしまった。ここは無人島なので簡単に脱出はできない。やがて卵は孵化し、大きなヒナが生まれた。ヒナは成長したが、ダチョウのように飛ぶことはできなかった。やがて男の身長よりも大きくなったそれは、男に襲いかかってきた。
- 水晶の卵 (The Crystal Egg)
- 古物商の店に、水晶玉がひとつあった。それを暗いところで見ると、中に見慣れない風景が映しだされた。そこには不思議な建造物や植物があった。夜空に見える星座の配置から、この太陽系内のどこかの風景であった。二つの小さな月が回っているので、火星ではないかと思われた。
- タイム・マシン (The Time Machine)