エウローパは、イタリア共和国首都ローマの第32番クアルティエーレ である。エウル (EUR, Esposizione Universale Roma) とも呼ばれる。1930年代からローマ郊外に建設された都市開発地区 。

エウローパのスカイライン2003年

概要 編集

ローマ万博 編集

 
エウル

1935年ファシスト党の党首であったベニート・ムッソリーニが、1942年に開催される予定であった(第二次世界大戦の勃発により中止になった)ローマ万国博覧会(Esposizione Universale di Roma)の開催に向けてローマ近郊に建設した。当初は「E42(Esposizione '42)」という名であったが、後にローマ万国博覧会の略称である「EUR」に変った。中心を貫く軸線上にはアダルベルト・リベラ設計のEUR会議場がある。

現在 編集

官公庁Eni本社ビルの他、ローマ文明博物館などの博物館、都市公園、各種スポーツ施設、大規模な集合住宅や商業施設など立地する。

 
エウルの街並み

交通 編集

鉄道 編集

地下鉄 編集

  最寄り駅は、「エウル・マリアーナ駅」、「エウル・パラスポルト駅」および「エウル・フェルミ駅」。

ギャラリー 編集

関連項目 編集

 
ファロ・イタリコ

外部リンク 編集