エウローパ
エウローパは、イタリア共和国の首都・ローマの第32番のクアルティエーレ(Q.XXXII.)(区) である。エウル (EUR, Esposizione Universale Roma) 地区とも呼ばれる。に1930年代からローマ郊外に建設された新都心。
概要編集
ローマ万博編集
1935年にファシスト党の党首であったベニート・ムッソリーニが、1942年に開催される予定であった(第二次世界大戦の勃発により中止になった)ローマ万国博覧会(Esposizione Universale di Roma)の開催に向けてローマ近郊に建設した。当初は「E42(Esposizione '42)」という名であったが、後にローマ万国博覧会の略称である「EUR」に変った。中心を貫く軸線上にはアダルベルト・リベラ設計のEUR会議場がある。
現在編集
現在EUR内には、官公庁やEni本社ビルの他、ローマ文明博物館などの博物館、都市公園、各種スポーツ施設、大規模な集合住宅や商業施設など立地する。
交通編集
鉄道編集
地下鉄編集
最寄り駅は、「エウル・マリアーナ駅」、「エウル・パラスポルト駅」および「エウル・フェルミ駅」。 |
ギャラリー編集
関連項目編集
- チネチッタ
- 万国博覧会
- ファロ・イタリコ(Foro Italico)
- Obelisco di Marconi - マルコーニのオベリスク(1959)