エクスプレス・レール・リンクEquator電車

エクスプレス・レール・リンクEquator電車(エクスプレス・レール・リンクEquatorでんしゃ)は、2018年3月13日に営業運転を開始したエクスプレス・レール・リンクの電車である。

エクスプレス・レール・リンクEquator電車
基本情報
製造所 中国中車長春軌道客車
主要諸元
編成 2M2T
軸配置 Bo′(Bo)′(2)′(Bo)′Bo′
軌間 1,435mm
電気方式 交流25,000V 50Hz (架空電車線方式)
最高運転速度 160km/h
主電動機 かご形三相誘導電動機
駆動方式 WN駆動方式
制御方式 IGBT-VVVFインバータ制御
制御装置 アルストム
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車名のEquator赤道を意味する。

概要 編集

利用者数の増加に備えて2014年11月27日に中国中車長春軌道客車に6編成を発注した[1]。6編成のうち、2編成はKLIAエクスプレス、4編成はKLIAトランジットの運用に充当されている[2]

車体 編集

車両は4車体5台車の連接構造で、やや低床である。車体材質はアルミニウム合金製としている。前面形状はET425M形とは異なり、丸みを帯びており独特である。

車内 編集

車内は灰色と白色を基調としている。座席はオールクロスシートである。車内上部には液晶ディスプレイが設置されている。ドアは半自動式で、トイレ車いすスペースWi-Fiといった設備も完備している[1]。低床構造のため、台車がある車端部にはタイヤハウスがある。

走行機器 編集

制御装置は、アルストム製のIGBT-VVVF、主電動機はかご形三相誘導電動機を搭載している。

参考文献 編集

  1. ^ a b "Express Rail Link signs deal for six new trains". globalairrail.com.
  2. ^ "ERL buys 6 new trains from China's CRC". myrapid.com.my.