エド・スクライン(Ed Skrein、1983年3月29日 - )は、イギリス俳優ラッパー。『ゲーム・オブ・スローンズ』への出演で知られている[2]。日本語では「エド・スクレイン」と表記されることもある[3]

エド・スクライン
Ed Skrein
Ed Skrein
本名 Edward George Skrein[1]
別名義 Skrein
生年月日 (1983-03-29) 1983年3月29日(41歳)
出生地 イングランドの旗 イングランド カムデン
身長 184.6cm
職業 俳優ラッパー
ジャンル 映画テレビドラマ
主な作品
トランスポーター イグニション
デッドプール
アリータ: バトル・エンジェル
マレフィセント2
ミッドウェイ
テンプレートを表示

経歴

編集

1983年3月29日、カムデンに生まれる[4]。15歳の頃より、水泳のコーチを務める[5]セントラル・セイント・マーティンズ・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインを卒業した[6]。両親はそれぞれイングランド出身・オーストリアユダヤ人である[7]

「Skrein」名義で『Pre-Emptive Nostalgia』や『The Eat Up』などのレコードをリリース[8]。2013年、テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に出演する[9]。2015年、映画『トランスポーター イグニション』で主演を務める[10]

私生活

編集

2011年、恋人との間に第一子となる男児 マーリー(Marley)が生まれている[11]

主な出演作品

編集

映画

編集
公開年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2012 Piggy ジェイミー
Ill Manors エドワード・“エド”・リチャードソン
The Sweeney デヴィッド
2014 ノース・ウォリアーズ 魔境の戦い
Northmen: A Viking Saga
ヨール 各務立基
2015 バトルフィールド
Sword of Vengeance
トレデン 半田裕典
タイガー・ハウス
Tiger House
カラム 井川秀栄
マッド・ドライヴ
Kill Your Friends
ダニー・レント 村井雄治
トランスポーター イグニション
The Transporter Refueled
フランク・マーティン 高橋広樹
2016 デッドプール
Deadpool
フランシス / エイジャックス 浜田賢二[12]
モデル 欲望のランウェイ
The Model
シェーン・ホワイト (吹き替え版なし)
2018 インビジブル 暗殺の旋律を弾く女
In Darkness
マーク 三上哲
パグ・アクチュアリー ダメな私のワンダフル・ライフ
Patrick
オリバー 伊東隼人
TAU/タウ
Tau
アレックス Netflixオリジナル映画 高橋広樹
ビール・ストリートの恋人たち
If Beale Street Could Talk
ベル (吹き替え版なし)
2019 アリータ: バトル・エンジェル
Alita: Battle Angel
ザパン 神谷浩史[13]
Born a King フィルビー
マレフィセント2
Maleficent: Mistress of Evil
ボーラ 星野貴紀[14]
ミッドウェイ
Midway
ディック・ベスト大尉 加瀬康之[15]
2021 モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン
Mona Lisa and the Blood Moon
ファズ
2023 REBEL MOON: パート1 炎の子
Rebel Moon: Part One – A Child of Fire
アティカス・ノーブル提督 Netflixオリジナル映画 神谷浩史
2024 REBEL MOON: パート2 傷跡を刻む者
Rebel Moon: Part Two – The Scargiver
TBA
Naked Singularity
クレイグ ポストプロダクション

テレビシリーズ

編集
放映年 邦題
原題
役名 備考 吹き替え
2013 トンネル 〜国境に落ちた血
The Tunnel
アンソニー・ウォルシュ 計3話出演
ゲーム・オブ・スローンズ
Game of Thrones
ダーリオ・ナハリス 計3話出演 玉木雅士[16]

ディスコグラフィー

編集

アルバム

編集
  • The Eat Up(2007年)
  • Pre-Emptive Nostalgia(2007年) - ASMとの共作

シングル

編集
  • Mind Out / Once Upon a Skrein(2004年)
  • Idols(2005年)

日本語吹き替え

編集

神谷浩史が最も多く担当している。

また、神谷はスクラインが『REBEL MOON: パート1 炎の子』のジャパンプレミアイベントで来日した際に対面を果たしており、スクライン本人から公認を受けている[17]

このほかにも、高橋広樹玉木雅士浜田賢二加瀬康之なども声を当てている。

脚注

編集
  1. ^ Ed Skrein”. Premiere. 2015年9月9日閲覧。
  2. ^ Brooks, Xan (2014年2月10日). “Transporter 4 will star Ed Skrein in Jason Statham role”. The Guardian. 2015年9月9日閲覧。
  3. ^ 「トランスポーター」最新作、2代目フランク・マーティンがついに始動”. ナタリー (2015年7月24日). 2015年9月9日閲覧。
  4. ^ Ed Skrein”. AlloCiné. 2015年9月9日閲覧。
  5. ^ McDonell-Parry, Amelia (2013年5月20日). “Ed Skrein: 5 Things To Know About The Man Playing “Game Of Thrones”‘ Daario Naharis”. The Frisky. 2015年9月9日閲覧。
  6. ^ Hassan, Genevieve (2015年9月5日). “Ed Skrein: Britain's new Hollywood action star”. BBC. 2015年9月9日閲覧。
  7. ^ Behind the scenes – Rising star Ed Skrein talks The Transporter Refuelled”. Candid magazine (2015年9月2日). 2017年8月16日閲覧。
  8. ^ Clarke, Donald (2015年8月28日). “Ed Skrein: Hoodlum, swimming coach, rapper, artist and movie star”. The Irish Times. 2015年9月9日閲覧。
  9. ^ Heller, Corinne (2015年9月3日). “Ed Skrein, Game of Thrones' 1st Daario, Explains Why He Left the HBO Show—Find Out What He Said!”. E!. 2015年9月9日閲覧。
  10. ^ Lang, Brent (2015年9月1日). “‘Transporter Refueled’ Star Ed Skrein Talks Replacing Jason Statham in Action Franchise”. Variety. 2015年9月9日閲覧。
  11. ^ Deadpool, You (2015年9月5日). “Hello, Ed Skrein! Five Things You Need to Know About Hollywood's Hottest New Action Star”. E! News. 2016年6月17日閲覧。
  12. ^ デッドプール”. ふきカエル大作戦!! (2016年6月1日). 2021年3月9日閲覧。
  13. ^ アリータ:バトル・エンジェル”. ふきカエル大作戦!! (2019年2月22日). 2021年3月9日閲覧。
  14. ^ マレフィセント2”. ふきカエル大作戦!! (2019年10月18日). 2021年3月9日閲覧。
  15. ^ ミッドウェイ(2019)”. ふきカエル大作戦!! (2021年1月15日). 2021年3月9日閲覧。
  16. ^ ゲーム・オブ・スローンズ”. ふきカエル大作戦!! (2018年5月18日). 2021年3月9日閲覧。
  17. ^ 神谷浩史、エド・スクラインから「今後も僕の作品すべて演じてほしい」と求められ感激!『REBEL MOON』本国キャスト&日本版声優が対面|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS”. MOVIE WALKER PRESS (2023年12月11日). 2023年12月13日閲覧。

外部リンク

編集