エルジュビェタ・ボレスワヴヴナ
エルジュビェタ・ボレスワヴヴナ(Elżbieta Bolesławówna、1263年 - 1304年9月23日)は、レグニツァ=ヴロツワフ公ヘンリク5世の妃。ヴィエルコポルスカ公ボレスワフの長女、母はハンガリー王ベーラ4世の娘ヨレンタ。妹にポーランド王ヴワディスワフ1世と結婚したヤドヴィガ、従兄にヴィエルコポルスカ公兼ポーランド王プシェミスウ2世がいる。
エルジュビェタ・ボレスワヴヴナ Elżbieta Bolesławówna | |
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出生 |
1263年 |
死去 |
1304年9月23日 |
配偶者 | レグニツァ=ヴロツワフ公ヘンリク5世 |
子女 | 本文参照 |
家名 | ヴィエルコポルスカ・ピャスト家 |
父親 | ヴィエルコポルスカ公ボレスワフ |
母親 | ヨレンタ |
1273年にヘンリク5世と結婚し、8人の子女をもうけた。
- ヤドヴィガ(1277年頃 - 1347年2月3日) - 1289年ないし1295年、ブランデンブルク=ザルツヴェデル伯オットー(ブランデンブルク辺境伯オットー5世の息子)と結婚した。夫の死後、ヤドヴィガはヴロツワフの聖クララ修道院の修道女となった。
- エウフェミア(1278年頃 - 1347年6月) - ケルンテン公オットー3世と結婚
- アンナ(1284年 - 1343年10月2/3日) - ヴロツワフの聖クララ修道院の修道女
- エルジュビェタ(1290年頃 - 1357/8年11月) - ヴロツワフの聖クララ修道院の修道女
- ボレスワフ3世(1291年9月23日 - 1352年4月21日)
- ヘレナ(1293年頃 - 1300年以後) - グニェズノの聖クララ修道院の修道女
- ヘンリク6世(1294年3月18日 - 1335年11月24日)
- ヴワディスワフ(父の死後に誕生、1296年6月6日 - 1352年以後の1月13日)
1296年にヘンリク5世が死ぬと、エルジュビェタは夫の弟であるヤヴォル公ボルコ1世と共にレグニツァの摂政を務めた。ボルコ1世の死後は、ボヘミア王ヴァーツラフ2世の庇護を受けている。1304年に41歳亡くなり、ヴロツワフの聖クララ修道院の夫の棺の隣に埋葬された。