エルミート (クレーター)
エルミート (Hermite) は、月にある巨大なクレーターであり、月の北極点のごく近くに位置する。ネイピア数 e が超越数であることを証明し、楕円関数を5次方程式に応用したフランスの数学者シャルル・エルミートにちなんで名づけられた。エルミートが最初に発見された年は1964年である。エルミートの北にはピアリーが、西にはロジェストヴェンスキーが存在する。エルミートの南にはラブレースとシルベスターが存在する。
エルミート (Hermite) | |
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月面座標 | 北緯86度00分 西経89度54分 / 北緯86.0度 西経89.9度座標: 北緯86度00分 西経89度54分 / 北緯86.0度 西経89.9度 |
直径 | 110 km |
深度 | 不明 |
月面余経度 | 日の出時点で110° |
由来 | シャルル・エルミート |
GPN識別子 | 2471 |
付随クレーター
編集エルミートのごく近くにある小さな無名のクレーターについては、アルファベットを付加することによって識別される。
名称 | 月面緯度 | 月面経度 | 直径 |
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A | 北緯 87.8 度 | 西経 47.1 度 | 20 km |