オープンコーラ(Opencola)は、かつて存在したカナダのソフトウェア開発企業。1999年トロントで設立されたが[1]2003年オープンテキスト社に買収された。同企業のスローガンは、"Peer Your Knowledge"。

Opencola
元の種類
非公開会社
業種 ソフトウェア
後継 オープンテキスト
設立 1999
創業者 グラッド・コン英語版
コリイ・ドクトロウ
John Henson
解散 2003
本社 カナダ トロント
製品 ソフトウェア
ウェブサイト opencola.com (archive)

歴史

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1999年、グラッド・コン英語版コリイ・ドクトロウ、ジョン・ヘンソン[2]によって、「コラボレーション・オブジェクト・ルックアップ・アーキテクチャ(collaboration object lookup architecture)」ソフトウェアを開発する企業として設立された。ソフトウェア及び仕様はすべてオープンソースとして提供されていた。最も初期のアーカイブされた企業サイトのページでは「OpenCOLA」をアプリケーション、プロトコル、ツール群及び企業自身としていた。[3]

オープンコーラデスクトップクライアント/サーバー(もしくはオープンコーラの造語で「clerver」)アプリケーションはインターネット、オープンコーラーネットワーク上のピア、及び既存のプロプライエタリなデータベースを含めた複数のデータソースから単一のインターフェースで情報の共同検索、取得、管理及び共有を可能にする。コンテキスト検索機能を有するオープンコーラ拡張検索エンジンは、関連文書の全体の主題を検索し、以前の検索と関連性の高い結果と補完するプロセスで実行される。検索は指定されたものに応じて必要であればネットワーク上に伝播される。

オープンコーラはさらなるソフトウェア開発に投資し、Justin Chapweske's Swarmcastを2001年5月18日にGPLで公開した[4]。このソフトウェアはストリーミングに重点を置き[5]、ソースサーバーの読み込み負荷を軽減させるために、大容量の(頻繁にアクセスされる)コンテンツの配布を加速させる、BitTorrentに似たピア・ツー・ピアスウォーミング技術を用いている。オープンコーラのフォルダプロジェクトは組織内のコンテンツ配布の加速にSwarmcastテクノロジーが用いられている[6]

2003年の夏にオープンコーラはオンタリオ州ウォータールーオープンテキストに買収された。

脚注

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  1. ^ Company Profile”. OpenCola.com (2001年). 2001年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月28日閲覧。
  2. ^ Management”. OpenCola.com (2001年). 2001年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月28日閲覧。
  3. ^ OpenCOLA.com”. 2000年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年3月18日閲覧。
  4. ^ Koman, Richard (2001年5月24日). “The Swarmcast Solution”. 'OpenP2P.com'. O'Reilly Media. 2008年12月28日閲覧。
  5. ^ Ingram, Mathew (2006年12月1日). “Torontos OpenCola Lives On In Swarmcast”. Internet Financial News. iEntry Network. 2010年3月18日閲覧。
  6. ^ Oram, Andy (2001年5月24日). “OpenCola: Swarming Folders”. 'OpenP2P.com'. O'Reilly Media. 2010年3月18日閲覧。