カウト川
カウト川(カウトかわ、Cauto River または Río Cauto)は、キューバ南東部に位置し、キューバ国内で最長の川である。
カウト川 | |
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グアモ・エンバルカデロを流れるカウト川 | |
延長 | 343 km |
流域面積 | 8,928 km² |
水源 | マエストラ山脈 |
水源の標高 | 600 m |
河口・合流先 | グアカナヤボ湾(カリブ海) |
流域 |
キューバ サンティアーゴ・デ・クーバ州 グランマ州 |
マエストラ山脈に源を発し北西から西に流れマンサニヨの北のカリブ海のグアカナヤボ湾に注ぎ、全長は343 kmである。しかしながら110 kmは航行可能である。川の水は飲用できない。
サンティアーゴ・デ・クーバ州とグランマ州、そして川沿いにあるパルマ・ソリアノ、カウト・クリストやリオ・カウトの町を流れる。カウト川はキューバにある2つの航行可能河川のうちの1つである。 もう1つの川はサグア・ラ・グランデ川で、キューバで2番目に長い川であり、カウト川と同じく水は飲用できない。
河口の三角州一帯の湿地、マングローブとロウヤシ属の群落はホシメキシコインコ、ハシグロリュウキュウガモ、Anolis biramaなどの生息地であり、2002年にラムサール条約登録地となった[1]。
脚注 編集
- ^ “Humedal Delta del Cauto | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2002年11月18日). 2023年4月8日閲覧。