カステルノー城(Château de Castelnaud )は、南フランスのペリゴールドルドーニュ川を見下ろすカステルノー=ラ=シャペルのコミューンにある中世の要塞である。ライバルであるベナック城に対抗するために建てられた。

カステルノー城

歴史

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カステルノー城に関する最も古い文書は、アルビジョア十字軍に関する13世紀のものである。城主のベルナール・ド・カスナックはカタリ派であった。シモン・ド・モンフォールは城を占領し、駐屯軍を設置した。ベルナールが城を奪還すると、駐屯軍全員を絞首刑に処した。百年戦争の間、カステルノーの城主はプランタジネット家に、川向こうのベナック城主はフランス王に忠誠を誓っていた。その後、城は少しずつ放棄され、フランス革命の頃には廃墟となっていた。

現在

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この城は私有地であり、現在絵のように美しく修復されて一般公開されている。攻城兵器マンゴネルトレビュシェットの復元品を展示する中世の戦争に関する博物館となっており、多くの人が訪れる。この城はフランス文化省により歴史的建造物として登録されている[1]

関連項目

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脚注

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  1. ^ "Château de Castelnaud". base Mérimée, ministère français de la Culture. {{cite web}}: Cite webテンプレートでは|access-date=引数が必須です。 (説明)


外部リンク

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座標: 北緯44度48分57秒 東経1度08分56秒 / 北緯44.81583度 東経1.14889度 / 44.81583; 1.14889