カリスマ的支配
カリスマ的支配(カリスマてきしはい、英語:charismatic authority)は、社会学の用語であり、マックス・ヴェーバーによる支配の三類型のうち、合法的支配、伝統的支配の一つである。社会学者の間で広く用いられている。
ヴェーバーは「カリスマ」という語を、特異で超自然的なものの意味で用いている。これを持つ者がリーダーとして扱われるという[1]。
脚注
編集- ^ Weber, Maximillan. Theory of Social and Economic Organization. Chapter: "The Nature of Charismatic Authority and its Routinization" translated by A. R. Anderson and Talcott Parsons, 1947. Originally published in 1922 in German under the title Wirtschaft und Gesellschaft chapter III, § 10 (available online)
参考文献
編集- マックス・ウェーバー、世良晃志郎訳『支配の社会学』(I)(II)、創文社、1960年。ISBN 4423894017(1) ; ISBN 4423894025(2)
- マックス・ウェーバー、世良晃志郎訳『支配の諸類型』、創文社、1970年。ISBN 442389405X
- 佐野誠『ヴェーバーとナチズムの間――近代ドイツの法・国家・宗教』、名古屋大学出版会、1993年。ISBN 4815802114
- Rudolph Sohm,Kirchenrecht,Duncker & Humblot, Berlin,1892.