カンタベリー教区 (カンタベリーきょうく、英語: Diocese of Canterbury)は、イングランド教会カンタベリー管区教区のひとつで、597年にカンタベリーのアウグスティヌスによって設立され、ケント州東部をカバーする。教区の中心はカンタベリー大聖堂主教座聖堂)で、イングランド教会の最古の教会である。教区内には、小教区が231、教会が327ある。

カンタベリー教区の紋章
カンタベリー教区の

多少古い調査だが、「イングランドウェールズの教会歳入を調査するために陛下によって任命されたコミッショナーの報告書」 (1835 年) によると、カンタベリー教区の年間純収入がは19,182 ポンドであるとしているので、これによりイングランドで最も裕福な教区であった。

カンタベリー教区の主教カンタベリー大主教で、現在はジャスティン・ウェルビー師である。カンタベリー大主教の主要公邸ロンドンランベス宮殿で、国務もあり、しばしばカンタベリーには不在なので、次席・サフラガン主教英語版ドーバー主教英語版(現在はローズ・ハドソン=ウィルキン Rose Hudson-Wilkin[1])が務める。

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脚注 編集

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