キム・ジソク(本名:キム・ボソク[3]: 김지석: Kim Ji-seok1981年4月21日[3] - )は、韓国俳優ソウル特別市出身[2]韓国外国語大学校ドイツ語教育科卒業、慶熙大学校言論情報大学院文化コンテンツ学科修了[4]

キム・ジソク
김지석
김지석
2019年
本名 キム・ボソク
김보석 (金寶石)
生年月日 (1981-04-21) 1981年4月21日(42歳)
出生地 大韓民国の旗 韓国ソウル特別市
国籍 大韓民国の旗 韓国
身長 182cm[1]
血液型 AB型[2]
職業 俳優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 2001年 -
テンプレートを表示

人物・生い立ち 編集

事業家の父と教授の母を持つ[5]。兄が2人おり、2歳上の兄は高い知能指数(IQ)を有する人々の団体メンサのメンバーでオックスフォード大学を卒業し金融関係の仕事をしている[6][7]

中学からイギリスに留学し、選択科目でアクタークラスの授業を受けた際に演技の楽しさに目覚める[7][8]。高校3年生のときに韓国に帰国し[9]、演技学校に通い演劇映画科の大学を受けるがすべて不合格となり役者を諦め、父がやっている翻訳事業の仕事に就くため韓国外国語大学ドイツ語教育科に進学する[8]。大学では英語とドイツ語の教員免許を取得している[7]。大学に入ってすぐにスカウトを受け、一度は諦めた役者の道に再び進むこととなる[8]

来歴 編集

俳優になるために芸能界入りしたが、当時のアイドルグループ旋風もあり、2001年にアイドルグループ「Leo」のメンバーとしてデビューする[3][10]。俳優としてはエキストラ出演から始まり、2003年のドラマ『サンドゥ、学校へ行こう!』では役名の無い生徒役で出演している[8]

2004年のシットコム『お嬢さんとおばさんの間』への出演を機に本格的に俳優に転身[3]

2007年、40%を超える視聴率を記録したファミリードラマ『憎くても可愛くても』で主人公カン・ベコ役を演じお茶の間に広く知られるようになり[10]、この作品でKBS演技大賞新人賞を受賞[11]。2009年、数々の映画賞を総なめし大ヒットした映画『国家代表!?』では主要キャストの一人カン・チルグ役を演じ、春史大賞映画祭共同演技賞を受賞する[12]。さらに2010年に平均視聴率32%(瞬間最高41.9%)を記録した時代劇ドラマ『推奴』に出演するなど次々と大ヒット作に出演。

2010年5月25日、忠清南道・論山陸軍訓練所に入所し入隊[13]。17師団戦車大隊に服務中の同年9月1日には国防広報院の広報支援隊員に選抜された[14]。2012年3月7日に除隊[15]

2012年、除隊後の復帰作となった映画『二つの月』でホラー作品に初挑戦[16]。『ロマンスが必要2』や『清潭洞アリス』でドラマ復帰も果たす。

俳優業以外にも、知性的な一面を買われ2015年からは頭脳派バラエティ『脳セク時代』でレギュラーを務めている[17]

2017年、ドラマ『2度目のファーストラブ』と『逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-』に主演し、MBC演技大賞の男性最優秀演技賞とKOREA DRAMA AWARDSの男性最優秀賞を受賞する[18][19]

2019年、ドラマ『椿の花咲く頃』でヒロインの元恋人でプロ野球選手のカン・ジョンニョル役を演じ、KBS演技大賞の中編ドラマ 優秀演技賞に輝く[20]

出演 編集

ドラマ 編集

映画 編集

受賞歴 編集

  • 2007KBS演技大賞・新人賞(『憎くても、可愛くても』)[11]
  • 春史大賞映画祭共同演技賞(『国家代表!?』)[12]
  • 2017ケーブル放送大賞[21]
    • ベストカップル賞(『また!?オ・ヘヨン』) withイェ・ジウォン
    • 人気スター賞:キム・ジソク(『脳セク時代』)
  • 2017 MBC演技大賞・男性最優秀演技賞(『2度目のファーストラブ』、『逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-』)[18]
  • 2017 KOREA DRAMA AWARDS・男性最優秀賞(『逆賊-民の英雄ホン・ギルドン-』)[19]
  • 2019 KBS演技大賞・中編ドラマ 優秀演技賞(男性部門)(『椿の花咲く頃』)[20]

脚注 編集

  1. ^ キム・ジソク”. 韓流大好き!. 2021年5月20日閲覧。
  2. ^ a b キム・ジソクのプロフィール”. WEBザテレビジョン. 2021年5月20日閲覧。
  3. ^ a b c d “『トッケビ』の死神に“永遠の童顔美女”も! 今年40歳の韓流スターを一挙紹介”. スポーツソウル. (2021年1月28日). https://sportsseoulweb.jp/star_topic/id=22989 2021年5月20日閲覧。 
  4. ^ “韓国一のセレブ芸能人!?「ダイアモンドスジョ」ランキングを発表”. Kstyle. (2016年7月10日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2048175 2021年5月20日閲覧。 
  5. ^ “【高学歴】イケメンで頭もいい!頭脳明晰な脳セク韓国芸能人(俳優/アイドル)20人!”. K-bord. (2020年8月13日). https://korea.kaigai-drama-board.com/posts/1111?p=4 2021年5月20日閲覧。 
  6. ^ “キム・ジソク「『本当に兄弟?』って反応はうんざり」”. 朝鮮日報. (2016年8月4日). http://ekr.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/08/04/2016080401139.html 2021年5月20日閲覧。 
  7. ^ a b c キム・ジソク-ふくまる注目韓流スター”. 【ふくまる】. 2021年5月20日閲覧。
  8. ^ a b c d “「清潭洞アリス」出演! キム・ジソク インタビュー”. Koari. (2014年12月25日). https://www.koari.net/entertainment/57012/ 2021年5月20日閲覧。 
  9. ^ キム・ジソク”. wowKorea. 2021年5月20日閲覧。
  10. ^ a b キム・ジソクのプロフィール”. innolife.net. 2021年5月20日閲覧。
  11. ^ a b 憎くても、可愛くても”. DATV. 2021年5月20日閲覧。
  12. ^ a b “春史大賞映画祭 『国家代表』が最優秀作品賞獲得”. wowKorea. (2009年9月7日). https://www.wowkorea.jp/news/read/061808.html 2021年5月20日閲覧。 
  13. ^ “キム・ジソク、今日(24日)軍入隊「2年間独立映画撮る気分で…」”. 韓流大好き!. (2010年5月24日). https://sp.kdaisuki.jp/news/detail/?id=35513 2021年5月20日閲覧。 
  14. ^ “徴兵:キム・ジソク、イ・ワンらが芸能兵士に”. 朝鮮日報. (2010年9月14日). http://ekr.chosunonline.com/site/data/html_dir/2010/09/14/2010091463033.html 2021年5月20日閲覧。 
  15. ^ “キム・ジソク除隊、羨ましそうなイ・ドンゴン”. Kstyle. (2012年3月7日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1938131 2021年5月20日閲覧。 
  16. ^ “キム・ジソク、除隊後初作品はホラー映画”. 朝鮮日報. (2012年4月12日). http://ekr.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/12/2012041201195.html 2021年5月20日閲覧。 
  17. ^ 脳セク時代”. Mnet. 2021年5月20日閲覧。
  18. ^ a b “「2017 MBC演技大賞」大賞はキム・サンジュン!「逆賊」は8冠の栄光に輝く”. Kstyle. (2017年12月31日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2085018 2021年5月20日閲覧。 
  19. ^ a b “「2017 KOREA DRAMA AWARDS」開催…大賞に輝いたのは?あのヒット作は5冠に”. Kstyle. (2017年10月3日). https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2079524 2021年5月20日閲覧。 
  20. ^ a b 2019 KBS演技大賞~ダイジェスト版”. KBS WORLD. 2021年5月20日閲覧。
  21. ^ “<ケーブル放送大賞>ドラマ「鬼」、4冠達成…ソンジェ(BTOB)ライジングスター賞受賞”. wowKorea. (2017年3月10日). https://www.wowkorea.jp/news/read/185757.html 2021年5月20日閲覧。 

外部リンク 編集