キリシタン文学(きりしたんぶんがく)は、キリシタンによる宗教文学の一種。室町時代末期から江戸時代初期(16世紀〜17世紀)にかけて、日本語で著述・翻訳されたキリシタン版の書物のことである[1]。南蛮文学とも。
1950年代に刊行された日本古典全書のシリーズに、「切支丹文学集」として2冊分があてられた。のち、それは平凡社東洋文庫で再刊されている。
また、日本思想大系には、『キリシタン書 排耶書』として、「どちりな・きりしたん」などの著作が収録されている。
角川文庫には『キリシタン版 伊曽保物語』が漢字かな交じり表記で翻刻されている。
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