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キン肉マンスーパー・フェニックス

概要編集

初登場は、キン肉星王位争奪編『運命の子供たち!!の巻』。運命の5王子の一人で、知性の神がフェニックスマンに乗り移った姿。知性チームを率いてキン肉星王位継承サバイバル・マッチに参加し、本編の主人公・キン肉マンと最後まで争った相手。生まれついての優秀な頭脳に加え、知性の神から与えられた1億パワーを駆使し闘う頭脳ファイター。フェニックスマンは、キン肉スグルと同じ日に同じ病院で誕生した、生まれてこのかた病人の両親の世話と肉体労働で明け暮れる苦学生である。貧しい家庭で育った自分に比べ裕福に育ったキン肉マンに幼い頃から嫉妬心を抱き、激しい対抗意識を燃やしていた。先天性の心臓病があり、決勝戦で命を奪う原因となった。

知性こそ超人格闘技の源[1]であるとして、それらを取り入れた科学的レスリングを得意とする[2]。また、キン肉族三大奥義の一つ、マッスル・リベンジャーを使いこなし、王位継承者の証フェイス・フラッシュまでも使用することができる。決勝戦では、全ての邪悪神をその身に宿したことで他の運命の5王子の能力も使用可能になった。アニメ版では本物のキン肉マンソルジャーを見限った直後の残虐の神が憑依したことで強化変身を行い、体色も肌色から茶系の色に変化。決勝戦でも残虐の神憑依による強化変身を行い、超人閻魔が憑依した際には身体が一回り大きくなって、体色は紫に変化し、原作での全邪悪神憑依状態同様に運命の5王子の能力が使用可能になった。

フェニックスマンと知性の神が混在した人格であり、邪悪神からは「フェニックス、いや、知性の神よ」と呼ばれる他、知性の神とフェニックスの意識が完全に重なっている場面も見られる。対戦相手のキン肉マンチーム・残虐チーム側のリング内乱入やルール外のメンバー追加などの行為を一切指摘しないが、自身も手段を選ばず、運要素の強いデスマッチに平然と自分の命を駆けて戦いたがり、チームメイトが闘えなくなると切り捨てるなどの行為を非難されても全く意に介さない。しかし、母親であるシズ子に対してだけは冷徹になりきれず躊躇する面を見せる。

当初、フェニックスマンは顔の模様は細く、黒目があるなど後のフェニックスと全く異なる外見だったが、終盤の回想シーンでは眼鏡をかけている以外、現在と同じ外見に変更されていた。アニメでは憑依していた超人閻魔が絶命した際、元に戻っていた。

キン肉マンII世』のプロローグでは、邪悪五大神の作り出した最強の敵とされており、同作の時代においては、悪魔将軍マンモスマンとともに「三大最強悪行超人」と言われるようになる[3]。『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編』では、スーパー・フェニックスと似た模様が身体にあるフードを被った謎の超人が登場しネプチューンマンとタッグを組んでいたマンモスマンを自身の傘下に引き入れている。このフードの超人は自らを「絶対的な知性(アブソリュート・フェニックス)」と称しているが、スーパー・フェニックスと同一人物であるかどうかは明らかにされないまま、連載を終了している。

元は『週刊少年ジャンプ』連載時に公募された読者投稿入選作品で投稿時の名前は、スーパーキン肉マンフェニックス、この時、鶏冠は二つに分かれていた[4]。現在の名前もその名残で名付けた。ジャンプにおける初登場時は黒目が描かれていた[5]。また、ゆでたまごはトレーニングパンツの上にホットパンツのコスチュームに関しては時代を先取りしすぎたとも語る[6]。「ダサい超人」と取り上げられたこともある[7]

作画担当の中井義則は好きな超人として挙げているが、人気が無くて残念と語っており、原作担当の嶋田隆司の「ちょっと卑怯なことさせすぎたかな?」という意見に同意している[8]

『キン肉マン』でのフェニックス編集

生い立ち編集

キン肉星第8病院で、フェニックス太郎・シズ子夫妻の長男として誕生。火災に巻き込まれるものの、シズ子の手により助け出される。その後、病院から退院したフェニックスは後にキン肉マンと呼ばれるキン肉スグルが父・キン肉真弓に豪華な送迎車で迎えに来られる姿を目の当たりにする。

貧乏な家庭ながらも優しい両親に育てられたフェニックスは数ヵ月後に天才超人としての片鱗を見せ始める。世界各国の言葉を2日で覚え、12桁の暗算ができるようにもなり、幼稚園に入るころには大学生の勉強もできるほどであった。同じ頃、シズ子が王家の偉大な力を備えられるように筋肉の滝(マッスル・フォール)から流れる知恵の水をこっそり盗み、フェニックスの顔にすり込んだことによってフェイス・フラッシュも使えるようになる(アニメ版では、シズ子が警備をかいくぐってフェニックスを滝に連れていき、その水を顔にすりこませていた。それを王妃に見られるも、子を思うシズ子に同情した王妃に見逃されていた)。フェニックスの神童ぶりはキン肉星に響き渡り、類まれなる頭脳を保護すべきと進言される。フェニックスは必死で勉強をした結果、本来なら貴族などの一部上流階級しか入れぬキン肉星王立幼稚園に特待生として入園する。その幼稚園にて再びキン肉マンと出会い、キン肉星の王子というだけで何の苦労もなく自分以上の地位にいるキン肉マンに嫉妬を感じ、対抗意識を燃やし始める。

そのすぐ後、キン肉マンは幼稚園の入園祝いに両親とでかけた宇宙旅行でブタと間違えられ地球へと捨てられる。以後キン肉星は11年もの間、王子がいないという異常事態が続き、キン肉王家は養子を取る目的でキン肉族新王子決定マッチを開催する。フェニックスは大会に参加し、知性を活かしたファイトで強豪超人を次々と撃破し決勝まで進むが、シズ子より太郎がビルの工事現場で足を踏み外し転落死したことを聞かされ、病弱なシズ子の面倒を見なくてはならなくなったため決勝を泣く泣く辞退する。その際、不戦勝を勝ち取った一人の超人が新王子に付くかと思われたが、キン肉マンが地球で発見され、再び王子の座に着く。それを見たフェニックスはツキのある者とない者の差を思い知る。

キン肉星王位争奪戦出場〜一回戦(VS強力チーム)編集

自分の人生を悔やむフェニックスを見かねたシズ子はある日、彼を慰めるために自分が病院の火災でキン肉星の王子と自分の子を間違えて助けたかもしれないと言葉をかける。その言葉を信じたフェニックスはその日から家の片隅で思いつめたかのような顔で不敵な笑みを浮かべるようになる。その一年後、知性の神より、真の王子である可能性があると唆され、彼に憑依されてキン肉マンスーパー・フェニックスとなる。直後にシズ子に別れを告げ、キン肉星王位継承サバイバル・マッチへ参加する。

王位継承戴冠式に乱入したフェニックスら運命の5王子は邪悪の神より王位継承候補として推薦される。その中でフェニックスはミステリアス・パートナーことマンモスマンらチームメイトを召集し、団体戦で勝負を決めることを提案する。こうしてキン肉星王位継承サバイバル・マッチが開催された。フェニックス率いる知性チームは1回戦にて会津若松城でキン肉マンビッグボディ率いる強力チームと対決する。先鋒のマンモスマンが強力(ビッグボディ)チームの先鋒ペンチマン、次鋒レオパルドンを難なく倒し、中堅ゴーレムマンをキン肉マンチームの3人抜きを決めるまで闘った末に惨殺。その直後、テリーマンロビンマスクを熊本城のキン肉マンの許に行かせるために(本人曰く「敵が強いほど倒しがいがある」)追手の超人警察隊にゴーレムマンの死体を蹴りこみ、追跡を阻止させている。アニメでは、この行為が無く、テリーマンとロビンマスクが熊本城へ行くのを妨害しようとするビッグボディに対して、間に合わないから放っておけと発言している。

その後、マンモスマンがフェニックスと交代するために副将キャノン・ボーラーとわざと引き分けになり、次鋒としてビッグボディと対峙する。試合開始後すぐに、フェニックスはビッグボディを宙に投げ(アニメでは最初ビッグボディの攻撃をわざと受け、その後「プロレスごっこはここまでだ」という言葉の後、ビッグボディの足をつかみ宙に投げている)、キン肉族三大奥義の一つマッスル・リベンジャーを披露。一回戦に勝利し、準決勝進出を決める。

二回戦(VS残虐チーム)編集

二回戦の名古屋城で行われたキン肉マンソルジャー率いる超人血盟軍こと残虐(ソルジャー)チームとの戦いは正義超人と悪魔超人で編成された相手を警戒し、3人目の戦士サタンクロスを先鋒ザ・ニンジャと戦わせ、これに勝利。勝利を確信したフェニックスはサバイバルマッチを15連勝負けなしで勝ち抜く、パーフェクト勝利宣言を行う。サタンクロスは次鋒アシュラマンと、引き分けるも、フェニックスは「引き分けは負けにならない」と強気な態度を崩さなかった。

舞台は関ヶ原格闘城に移り(アニメではその衝撃でリングが破壊され、修理が終わるまで休戦)キン肉マンチームと技巧チームの試合が終了後、残虐チーム副将ブロッケンJr.の提案(アニメではフェニックスより)により次鋒マンモスマンと中堅プリズマンを加えた、6人タッグ・キャプテン・ギブアップ・マッチを展開。

空中に浮かぶ立方体リングで行われた戦いは、当初は一つのリングで1対1の戦いだったが、フェニックスは立方体リングに隠された、もう2つのリングを出現させ、残虐チームを分断させる。メインリングのフェニックスは力量を図るために消極的なファイトを行うソルジャー相手に優位に立ち、即座にソルジャーからキャプテンの証であるバンダナを奪おうとするが、分断されたブロッケンとバッファローマンの妨害により、バンダナを奪えなかった。これを数回繰り返した後、プリズマンはブロッケンJr.と相打ちになったことで戦闘不能になる。

攻めのレスリングに切り替えたソルジャーと彼の真・友情パワーで成長したバッファローマンの反撃により、流れが残虐チームに傾く中、ソルジャーが偽物であることが判明。バッファローマンのバッファローBOMBでマンモスマンも戦闘不能になった後、邪悪神らはフェニックスを天のロープ(アニメ版では飛行カプセル)に避難させ方体リングを格闘城に落下させる。観客を巻き込むことを承知で、ソルジャーとキン肉マンチームの両方を葬ろうとした。バッファローマンの捨て身の行動でリングの浮遊機能が復活し、リング落下作戦は阻止されるが、バッファローマンをリタイアさせることはできた。

これにより、フェニックスとソルジャーは正真正銘の1対1の戦いを展開。死んだ残虐チームの命が吹き込まれた衣装に妨害されたフェニックスは、ソルジャーにあと一歩のところまで追い詰められる。しかし、息を吹き返したマンモスマンがソルジャーに関する超人預言書のページを屋外のたいまつの中に放り込んだことでソルジャーの身体の消滅が始まった。思うように動けなくなったソルジャーに対し、フェニックスはソルジャーの正体を知るべくレイジング・オックスからの拷問を行い、耐えかねたキン肉真弓の口からソルジャーの正体が25年前に家出したキン肉族の長男アタルであることが判明する。フェニックスは自分の殺人を正当化する主張の上でアタルへの拷問をやめて倒すことに切り替え、アタル版マッスル・スパークを受けながらも立ち上がり、マッスル・リベンジャーでアタルをKO。バンダナも奪ったことで試合自体にも勝利し、決勝戦に進出した。試合後には、アタルの最期を看取ったキン肉マンに「王位継承に割り込んできた邪魔者を葬ってやったから感謝しろ」と言い放った(アニメ版ではカット)。

同時期に行われた第4回人気投票では6位にランク入りしている[9]

決勝戦(VSキン肉マンチーム)編集

大阪城で行われたキン肉マンチームとの対戦は先鋒サタンクロスがキン肉マンと魔方陣リング装着デスマッチで対戦。闘いの中、場外に落下したキン肉マンに対し、フェニックスは仕掛けたトゲの罠でキン肉マンを攻撃。サタンクロスから反感を買う。試合は残虐チームの生き残りアシュラマンの授けた秘策と、ミートの乱入もあって、キン肉マンがディフェンドスーツを装着しマッスル・スパークを完成させ、サタンクロスの敗北。知性チームは大阪城に先に移動し、邪悪の神(アニメではフェニックス)が用意した大阪城地下に広がる「飛車角の迷宮」「血縄縛りの門」にてキン肉マンチーム全滅を図るが、駆けつけたアシュラマンの犠牲によりキン肉マンチームは生還する。プリズマンとラーメンマンの次鋒同士の対戦はジャングル・ビッグ・ジム摩天楼デスマッチを行わせ、プリズマンが追い込まれると、ジャングルジムを崩しラーメンマンを床に仕掛けられたトゲに落とすが、ラーメンマンはパイプを胸に入れておくことにより難を逃れ、プリズマンを撃破する。フェニックスは自分の策略が次々と外れたことに焦り出し、突如吐血する。続く三戦目はミステリアス・パートナー最後の一人ジ・オメガマンが姿を現し、キン肉マンチーム副将ジェロニモを難なく撃破する。その後、フェニックスは大阪城天守閣から逃げ出した大王らを拘束し、偽の王子の正体を知るために彼らが手に入れた運命の5王子の心臓のレントゲン写真とキン肉族超人預言書を奪い取る。預言書により、偽王子には生まれつきの心臓の病があり、決勝戦で偽王子は病気が悪化して心臓が破裂することが判明する。フェニックスは先鋒であったキン肉マンが再び大将戦に出るように促し、さらにはビビンバの唇を奪う。フェニックスは残ったキン肉マンとロビンマスクに預言書を天井の松明の上につるしたイリミネーションルーレットマッチで決着をつけることを提案し、ルール説明にジェロニモを消滅させる。怒りに燃えるキン肉マンらは「今度はお前たちの存在をこの世から消滅させてやる」とこれを受け入れる。キン肉マンの戦線復帰をフェニックス自らが申し出たのは、完璧にキン肉マンを葬り去ろうという目論見があってのことだが、ゆでたまご的にはキン肉マンに卑怯な手を使わせたくなかったからだとされる[10]

試合はフェニックスがチームリーダーのキン肉マンを相手の力を逆用する関節技で圧倒、ロビンマスクも予言書に火が付き、肉体消滅の危機に陥る。キン肉マンチームが不利な状況に陥るなか、謎の超人ザ・サムライがキン肉マンチームに加わる。3vs3となった戦いは、まずロビンマスクとマンモスマンが闘い、ロビンの作戦により、マンモスマンの預言書が燃え肉体が消滅し始め、さらにビッグ・タスクがマンモスマン自身を貫くに至り、フェニックスはマンモスマンを見捨てる。キン肉マンとサムライはリングに乱入し、ロビンマスクの足代わりとなる。マンモスマンはフェニックスから離反し、ロビンと正々堂々と戦い、共に消滅する。続いてオメガマンとの闘いの中、サムライの正体がネプチューンマンであることが判明。キン肉マンと仲間割れになるかと思われたが、2人は和解する。この時、ネプチューンマンの「ネプチューン・メッセージ(アニメではネプチューンマン・メッセージ)」により世界中から多くの正義超人が大阪城に向かって走り出す。キン肉マンとネプチューンマンにはその足音が聞こえるも、フェニックスには聞こえず、ネプチューンマンに「本当に大王なのか」と指摘されている。フェニックスらはキン肉マンとネプチューンマンの巌流島コンビにKO寸前に追い込まれるも、フェニックスたちは邪悪の神の手により復活する。オメガマンはΩ・メタモルフォーゼにより、キン肉マンの師であるプリンス・カメハメに変身。更にその肉体にカメハメの魂が宿ったことで師弟対決となり、キン肉マンは師の関節技で苦しめられる。フェニックスは助けに出るネプチューンマンを縄で縛り、預言書に繋がる糸に繋ぎ、その下に蝋燭を置いて身動きをとれなくする。しかし、キン肉マンはカメハメとの実戦の中で52の関節技を習得。敗北したカメハメは消滅するが、師が消えたのを見て動揺したキン肉マンをオメガマンはΩ・カタストロフドロップに捕らえる。だがそこへ拘束より抜け出したネプチューンマンがキン肉マンを助け出し、預言書が燃えたため肉体が消滅。フェニックスは1人となったキン肉マンを攻撃するが、ビビンバが2人の死闘を止めるために身投げし顔面を強打する。フェニックスは醜くなったビビンバを見捨てて(アニメ版ではキン肉マンに全てを任せるつもりで)リングに戻るが、キン肉マンはフェイス・フラッシュで治療する(アニメでは自分には治す力がないことを悔やみ、葛藤していた)。この際、ハラボテが場外カウントを取っているが「カウントを取ることは許さん」とフェニックスが止めている。その後、オメガマンはキン肉マンのマッスル・スパークによりあっさりKO。マッスル・スパークを見て自信を失うフェニックスの前に邪悪の神全員が憑依しパワーアップを果たす(アニメでは超人閻魔と結託し、体色が紫色に変化し巨大化)。勝負は一対一となり、完全決着のためフェニックスは、「どっちが偽の王子でも勝った方が本物ということでいいではないか」とレントゲン写真も破る。

フェニックスは知性の神以外の四邪神の力を発揮し、キン肉マンを圧倒。マッスル・スパークさえも破る。闘いの中、前述の己の過去を語るがキン肉マンに「私の方がより不幸だった」「嫉妬心を晴らすためだ」と返される。壮絶な技の切り返し合戦の末、フェニックスはキン肉マンにレイジング・オックスを仕掛け、火事場のクソ力なしでのファイトで過度の負担を負った心臓を執拗に攻める。そのな中、母親であるシズ子がフェニックスを止めるために会場に現れる。知性の神以外の4神はシズ子を抑え込むためにフェニックスから離脱し襲い掛かるが、駆けつけた正義超人たちに返り討ちにされた。しかしフェニックスは最後まで自分が王であると信じ込み、キン肉マンに止めの一撃で心肺停止に追い込む。預言書の「偽りの王子は心臓の病で死に至る」との予言通り、突如心臓の病が悪化するもフェニックスは死亡したキン肉マンをマッスル・リベンジャーに捕らえ完全消滅を図る。勝利するかに見えたフェニックスだったがその直後、消滅したロビンマスクらの手により、1回戦で封印させられた火事場のクソ力が復活。その際に技が解け、今度は逆に自分がマッスル・スパークに捕らえられる。フェニックスは7000万パワーマッスル・スパークだけは返すことができず、心臓がついに限界を迎え破裂。自身が偽の王子であることを認め、自分はキン肉マンに勝つことができないことを自嘲する。そのままリングに叩きつけられ息絶えるが、試合後にキン肉マンのフェイス・フラッシュにより復活を果たした。キン肉マンに謝罪の言葉をかけ、彼に家族と認められ共にキン肉星に帰るところで物語は幕を閉じる。アニメでは前述の態度などからビビンバと恋愛関係になっていた。

新シリーズ編集

王位争奪戦後、キン肉マンにキン肉星の行政の中枢する補佐官に依頼されるが拒否。その後、キン肉星を去った。とある辺境の星でフェニックスマンとして開墾作業を行っている最中に、復活した知性の神が現れる。フェニックスは「二度と自分に関わらんと約束した」と知性の神に言い放つが、知性の神の古い友人がこの世を揺るがす暗躍を始めたことから事情が変わったと話され、再びキン肉マンスーパー・フェニックスに戻るように告げられる。

そして、キン肉マンゼブラたちと共に運命の四王子の一人としてサグラダ・ファミリアに現れて、五大城決戦ではオメガ・ケンタウリの六鎗客の首領格であるオメガマン・アリステラ安土城で対戦する。しかし、知性の神の憑依を断ってフェニックスマンとしての95万パワーの超人強度と持ち前の頭脳で戦っていくにつれて次第に劣勢となり、現れた知性の神の再度の提案に乗って知性の神を再び憑依させ、一億パワーの超人強度を得た。そして、一億パワーでのマッスル・リベンジャーをアリステラに仕掛けるが、アリステラが発現させた友情パワーに似た発光現象に技を防がれてしまい、遂にアリステラの必殺技Ωハルマゲドンアベンジャーをくらってしまい、敗北する。そして、アリステラにザ・マンはお前たちの味方だと告げて気を失った。そして、その場にキン肉アタルが現れると意識を取り戻し、新たな試合場として用意していた関ヶ原に埋もれていた浮遊立方体リングを復活させて、キン肉アタルに後を託して気絶する。

得意技編集

マッスル・リベンジャー
キン肉族三大奥義の一つ。
初期は、頭突きをしながら相手を真上に打ち上げ、足・手などを絡めて身動きを封じ、コーナーポストに頭から激突させる。この技でビッグボディとアタルを破っている。
アニメ版のビッグボディ戦では最後のパイル・ドライバーが省略され、前奏曲(プレリュード)部分(頭突きの連打)のみでKOされ、完全版はキン肉マンの夢の中で初披露となっている。
真マッスル・リベンジャー
初期時は、頭突きをしながら相手を真上に打ち上げ、足・手などを絡めて身動きを封じ、コーナーポストに頭から激突させる技を使用していたがアリステラ戦ではコーナーポストではなくキャンバスに激突さるバージョンで真マッスル・リベンジャーで使用。
ゲーム版『マッスルグランプリ2』ではコーナーポストではなくキャンバスに激突させており、こちらは真マッスル・リベンジャーと呼称されている。
フェニックスの超人募集の葉書には最後のパイルドライバーに類似したフェニックス・ファイナルなるツームストンドライバーで上から対戦相手の太ももを押さえつける技が描かれていた。
不死鳥サンダーストーム(フェニックスサンダーストーム)
アリステラ戦で使用した技。空中で相手の両腕をつかみ、両足をロックして落下しリングに叩きつける。
劇中ではオメガハンドで受け身を取られ、致命傷を与えるまでにはいかなかった。
インテリジェンスモンスターパワークラッシュ
アリステラ戦で使用した技。空中で相手の左脚を右腕、右脚を両脚でロックし右ひじを後頭部に押し付けて落下しリングに叩きつける。
超人牛裂き刑レイジング・オックス(ちょうじんうしさきけいレイジング・オックス)
日本の牛裂き刑をヒントにした技。相手の首をトップロープとセカンドロープに間に挟ませ、同じく反対側のトップロープとセカンドロープを相手の両足首にひっかけ体をロープで固定することで、ロープの元に戻ろうとするパワーが相手の体を引き裂こうと作用する。さらに上からニードロップなどで相手に打撃を加えることで、ダメージと共にロープの元に戻ろうとする反動をより強力にする。
デスボディ・シュート
超人の死体(デスボディ)を勢い良く蹴る技。アニメでは使用されず。
不死鳥サブミッション(フェニックスサブミッション)
円錐蹴りを喰らわせた後、両足で両腕を極める。『マッスルグランプリ』で命名。
スクリュードロップキック
錐揉み回転した状態から放つドロップキック。
五体背骨手(ごたいはいこつしゅ)
相手の体を傷一つ付けず体内から肋骨や背骨などを抜き取る中国拳法の暗殺拳。オメガマンのΩメタモルフォーゼの変身材料としてリングからバネを抜き取るために使用。
フェイス・フラッシュ
キン肉王家の者しか使用できない顔光放射能力。赤ん坊の頃、母・シズ子に筋肉の滝の水を毎晩顔に刷り込まれ続けて、2年後にフェイス・フラッシュの片輪を見せる。実戦では、キン肉星王位継承サバイバル・マッチ決勝戦において、運命の糸を切る際に初使用。オメガマンの運命の糸を切断した後、キン肉マンの運命の糸を切ろうとするが、キン肉マンとのフェイス・フラッシュ合戦に競り負ける。
不死鳥ストレッチ(フェニックスストレッチ)
相手の上半身に飛び乗り首と両腕を極める関節技。
不死鳥乱心波(フェニックスらんしんは / アニメではふしちょうらんしんは)
フェニックスの目から放たれる催眠光線。相手を操って自白させる他、死体を操ることもできる。
マッスル・インフェルノ
キン肉族三大奥義の一つ。元々はキン肉マンゼブラのフィニッシュ・ホールドだが、技巧の神の力により使用可能とした。
スーパーパイル・ドライバー
名前はアニメより。強力の神の力により使用可能とした技。怪力により相手の両足首をつかみ、相手を逆さまにして放つパイル・ドライバー。『マッスルグランプリ』では「強力の怪力殺法」と命名。
後方飛翔垂直落下式バックドロップ(こうほうひしょうすいちょくらっかしきバックドロップ)
相手の腰をとった瞬間、後方に素早く飛び上がり相手の後頭部だけをマットに叩きつけるバックドロップ。ジャンプ力が加わるため通常のバックドロップよりKO率は高いとされる
作中での使用はなく、巻末の特集にて紹介された[11]。名称はゲーム版『キン肉マン マッスルグランプリ2』より。

タッグ技編集

地獄の三重殺・超人デコレーション・ツリー
フェニックスとマンモスマンとプリズマンの三位一体技。マンモスマンが一人の相手をアルゼンチンバックブリーカーに捕らえる同時に、両膝に残り二人を仰向けに乗せる。フェニックスとプリズマンは逆立ちの状態で、アルゼンチンバックブリーカーに掛けられた相手に首4の字と足4の字を同時に仕掛け、さらに両膝に乗せた相手に体重を掛け責める複合技。
3人で一人の相手を攻撃するバージョンもあり、その場合は空中高く放り投げた相手をフェニックスとプリズマンが首4の字と足4の字に捕らえ、さらにマンモスマンが相手の背中目掛け勢い良くジャンプし、攻撃を加える。
不死鳥合体(ふしちょうがったい)
両足をオメガマンの胴体にからめて合体。この形態でオメガマンのΩ・メタモルフォーゼの指示を送っている。

主要対戦成績編集

  • シングルマッチ
    • -キン肉星新王子候補(辞退)
    • ○キン肉マンビッグボディ(マッスル・リベンジャー)
  • タッグマッチ
    • ○残虐チーム(キン肉マンソルジャー / ブロッケンJr. / バッファローマン、マッスル・リベンジャー)
    • ×キン肉マンチーム(キン肉マン / ロビンマスク / ザ・サムライ→ネプチューンマン、完璧マッスル・スパーク)
  • 団体戦
    • ○強力チーム(4勝0敗1引き分け)
    • ○残虐チーム(2勝0敗1引き分け)
    • ×キン肉マンチーム(1勝2敗1引き分け1無効試合)

プロフィール編集

  • 分類 - 超人→運命の5王子
  • 出身地 -   オーストラリア / キン肉星・サーロイン村[12]
  • 身長体重 - 190cm 114kg[12]
  • 超人強度 - 95万パワー(フェニックスマン)→1億パワー(スーパー・フェニックス)[12]
  • 生年月日 - 地球時間で1960年4月1日[13]
  • 年齢 - 24歳[12]
  • 血液型 - B型[14]
  • スリーサイズ - B128 W76 H94[14]
  • 家族 - 父 フェニックス太郎 母 フェニックスシズ子
  • 備考 - 疚しいことがあると目を反らす[15]

異名編集

  • キン肉マン最強の敵[16]
  • 知性溢れる天才超人[17]
  • 邪悪なる知性の王子[18]
  • 神の力が宿りし怪物[19]
  • 史上最強の頭脳ファイター[19]
  • キン肉星中に話題の神童[19]
  • 不死を掲げし知性の王[19]

主な肩書き編集

  • キン肉星王位継承者候補

コンピュータゲーム編集

キン肉マン キン肉星王位争奪戦』ではステージ3、5のボスとして登場する。必殺技は相手を空中に投げてから頭で打ち上げる「マッスル・リベンジャー」と相手を壁にぶつける「マッスル・インフェルノ」。

ファミコンジャンプ 英雄列伝』では最終決戦でのボスキャラクターの1人として登場。名前は「キンにくマンフェニックス」と表記。

キン肉マンII世 超人聖戦史』では主人公の正悪を示す属性ゲージが一定値なら仲間になるが、中立ルートでないと仲間にする機会がない。特定の条件を満たしていれば弟子入りすることができ、「超人牛裂き刑」を習得できる。主人公が選んだルートにより扱いが分かれる。以下にそれを示す。

正義ルート
原作通りキン肉星王位争奪戦にて知性チームの大将として闘う。
フェニックスルート
主人公がプリズマンに代わって知性チームに加入。キン肉マンチームを破った後、時の神に洗脳され主人公と闘わせられる。エンディングでは部下を従え、地球・キン肉星を支配する姿が描かれている。
悪行ルート
邪悪の神の手駒としてチームメイトを引き連れて主人公の前に立ちはだかる。

アーケードゲーム『キン肉マン マッスルグランプリ2』では、フェニックスの2Pカラー(同じキャラクター同士で対戦するための「色違い」キャラクター)としてアニメにて残虐の神と結託したときの姿で登場する。

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  1. ^ ゆでたまご「決戦!!5対2!の巻」『キン肉マン 第24巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年2月15日、ISBN 978-4-08-851804-6、90頁。
  2. ^ ゆでたまご「汚れた勇者!の巻」『キン肉マン 第36巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1988年4月15日、ISBN 978-4-08-851816-9、101頁。
  3. ^ ゆでたまご「今、明かされる“マイケル”の正体」『キン肉マンII世 究極の超人タッグ編 16』集英社〈週刊プレイボーイ・コミックス〉、2008年12月24日、ISBN 978-4-08-857488-2、79頁。
  4. ^ 西村繁男編「キン肉マン超人大募集発表!!」『週刊少年ジャンプ 1984年35号』集英社、1984年8月13日、雑誌29932-8/13、6-8頁。
  5. ^ 西村繁男編「キン肉マン キン肉星王位争奪編 (1) 運命の子供たち!!の巻」『週刊少年ジャンプ 1984年46号』集英社、1984年10月28日、雑誌29932-10/28、97、110頁。
  6. ^ ゆでたまご「JC背表紙超人コレクション FILE NO.35 キン肉マンスーパー・フェニックス」『キン肉マン 第35巻(復刻版)』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2013年7月6日、ISBN 978-4-08-870759-4、188-189頁。
  7. ^ TEAM MUSCLE編「キン肉コラムリターンズ(5) 好きな超人・嫌いな超人」『キン肉マン 特盛』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1999年8月24日、ISBN 978-4-8342-1679-0、172頁。
  8. ^ ゆでたまご「嶋田隆司先生×中井義則先生 ゆでたまご漫画家生活35周年記念ロングインタビュー」『キン肉マン 公式ファンブック 超人閻魔帳』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2014年8月9日、ISBN 978-4-08-880249-7、211頁。
  9. ^ 西村繁男編「キン肉マン・エキサイティングポスター」『週刊少年ジャンプ 1985年46号』集英社、1985年10月28日、雑誌29934-10/28、3-5頁。
  10. ^ ゆでたまご「第3章 ゆでたまごが選ぶ『キン肉マン』ベスト興業12」『ゆでたまごのリアル超人伝説』宝島社新書、2014年6月23日、ISBN 978-4-8002-2571-9、136頁。
  11. ^ ゆでたまご「特別付録: キン肉マン激闘グラフィック」『キン肉マン 第28巻』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、1986年10月15日、ISBN 978-4-08-851808-4、187頁。
  12. ^ a b c d ゆでたまご「全超人ファイル 19 スーパー・フェニックス」『キン肉マン超人大全』集英社〈ジャンプコミックスセレクション〉、1998年7月22日、ISBN 978-4-8342-1677-6、70頁。
  13. ^ ゆでたまご「運命の子供たち!!の巻」『キン肉マン 第24巻』集英社〈ジャンプコミックス〉、1986年2月15日、ISBN 978-4-08-851804-6、18頁。
  14. ^ a b 後藤広喜編「永久保存版!! JUMPオールキャラクター総勢148名!! 名鑑」『週刊少年ジャンプ 1986年37号』集英社、1986年8月25日、雑誌29934-8/25、3頁。
  15. ^ テレビアニメ『キン肉マン キン肉星王位争奪編』最終話「キン肉マンよ永遠に!! の巻」
  16. ^ ゆでたまご「カラーイラスト集」『キン肉マン超人大全』28頁。
  17. ^ PlayStation 2専用ソフト『キン肉マン マッスルグランプリ2特盛
  18. ^ 生誕29(ニク)周年 みんなのキン肉マン特集 前編 <週刊特集 Vol.52> 59人を一挙紹介!超人大図鑑
  19. ^ a b c d スマートフォンゲーム『キン肉マン マッスルショット』