クレイグ・ロバート・ニコルズ (Craig Robert Nicholls1977年8月31日 - ) は、オーストラリアシドニー出身のミュージシャン

クレイグ・ニコルズ
基本情報
出生名 クレイグ・ロバート・ニコルズ
生誕 (1977-08-31) 1977年8月31日(46歳)
出身地 オーストラリアの旗 オーストラリア シドニー ニューサウスウェールズ州
ジャンル オルタナティブ・ロック
ガレージロック・リバイバル
ポスト・グランジ
インディー・ロック
ネオ・サイケデリア
職業 ミュージシャン
画家
活動期間 1999年 -
共同作業者

ザ・ヴァインズ

ホワイト・シャドウズ
著名使用楽器
フェンダー・ストラトキャスター
Tom Anderson Transluscent Forest Green Cobra
(Custom)

概要

ザ・ヴァインズのフロントマン兼ソングライターボーカルギター担当。バンドの中心人物であり卓越した作詞・作曲センスの持ち主。だが一方では暴力行為を働いたり、突然暴れだすなど幾多のトラブルを引き起こしている。 アスペルガー症候群の当事者[1]。大好物はマクドナルド。

来歴

シドニーの郊外で生まれる。ビートルズを聞いたり絵を描いたりしながら幼年期を過ごす。元ガレージ・ロッカーでSony Musicで会計士をしている父から子供のころにギター・コードを教わり、アメリカン・ロックを愛するようになる。その後1年で高校を中退し、美術学校を6か月で辞め、マクドナルドでアルバイトをしながら同僚であるパトリック・マシューズらとバンドを結成する。バンド名をビートルズが訪れたインドの地名から「リシュケシュ」としていたが、間違って記載されることが多かったため「ザ・ヴァインズ」と変更する。バンド名の由来は、父親が所属していたバンド「The Vynes」の “y” を “i” に変えたものである。

2004年5月19日、初の日本公演を行うが、ニコルズが暴言を並べ散々な結果に終わる(のちにニコルズは謝罪)。クレイグは2004年からツアーの中止などが続き、暴力など奇行が目立つようになっていた。2004年11月にアスペルガー症候群を患っている事が判明。後にザ・ヴァインズのドラマーのハーミッシュ・ロッサーがこの来日を、「どん底だったのは日本へ行ったときだろうな。関係者みんなにとって惨めなものだった。とくに日本人は世界で最も礼儀正しく親切で、熱狂的で、他のバンドは(日本で)楽しい時間を過ごしてるってことを考えるとね。」と語っている。

出典

  1. ^ Vines Singer Diagnosis Revealed”. NME (2004年11月19日). 2011年4月15日閲覧。