ゲオルク・フォン・ローゼン
ゲオルク・フォン・ローゼン(ローセンとも、Georg von Rosen、1843年 - 1923年)は、スウェーデンの画家である。スウェーデンの歴史や北欧神話を題材にした作品で知られている。
ゲオルク・フォン・ローゼン Georg von Rosen | |
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生誕 | 1843年2月13日![]() |
死没 | 1923年3月3日 (80歳)![]() |
経歴編集
スウェーデンの外交官を務めていたアドルフ・フォン・ローゼン(Adolf Eugène von Rosen)の息子としてパリに生まれた。父親は後にスウェーデン最初の鉄道の建設に貢献し、「スウェーデン鉄道の父」と称せられることになる人物である。1年ほどのパリの生活の後、スウェーデンに戻った。1857年から1861年の間、スウェーデン王立美術院で学んだ。1862年のロンドン万国博覧会を訪れ、ベルギーの歴史画家、ヘンドリク・レイス(Henri Leys または Hendrik Leys)の作品に感銘を受け、1863年にベルギーのレイスのもとを訪ねた。スウェーデンの戻り、展覧会で賞を得た後もエジプト、中東、トルコなどを旅し、1866年にローマに滞在し、その後、再びベルギーにレイスが没する1869年まで留まり、その後、ミュンヘンやイタリアで修行し、1871年にスウェーデンに戻った。
1872年にスウェーデン王立美術院の会員に選ばれ、1874年に美術学校の准教授に任じられ、1880年に教授となった。1881年から1887年の間は校長を務めた。
主な作品編集
大ステン・ストゥーレ(en) のストックホルム入城(1864年)
オーディン (1886年)
アドルフ・エリク・ノルデンショルド (1886年)