サイド・サディ

サイド・サディ（カビル語: Saεid Seεdi、英語: Saïd Sadi、1947年 8月26日 - ）は、アルジェリアの政治家、人権活動家。文化民主連合の創設者。2012年まで同党の代表を務めた。アルジェリア初の人権連盟の創設者でもある^[1]。

1947年8月26日、現在のティジ・ウズー県のAghribsに生まれた。その後は精神科医を務め、1989年に文化民主連合を結成した。

1995年には大統領選挙に立候補し、およそ9%の票を獲得した。また、2004年の大統領選挙に立候補した際には1.9%の得票率を得た。

2009年ごろ、党代表の職を退いて活動家となるとし、文化民主連合の党首選挙に立候補しない旨を議員らに告げた。

2012年3月9日、党大会で文化民主連合の会長職を正式に辞職し^[2]、翌日の同大会でMohcine Belabbesが後任として選出された。

2018年2月9日、文化民主連合からの脱退を表明した^[3]。

参考文献・著書編集

ベルベル語で書かれた最初の小説と一般に認められている『Askuti』など、いくつかの著作がある。

1982 : Askuti (éd. Imadyazen, Paris.)
1990 : Le RCD, à cœur ouvert. (éd. parenthèses. Alger.)
1991 : Culture et démocratie. (éd. parenthèses, Alger.)
1991 : L'Algérie, l'échec recommencé. (éd. parenthèses, Alger.)
1996 : L'Algérie, l'heure de vérité. (éd. Flammarion, Paris.)
2010 : Amirouche : une vie, deux morts, un testament. (Imprimerie les oliviers Tizi Ouzou 2010 (ISBN 9789947028797)) et chez l'Harmattan Paris 2010 (ISBN 9782296124509).
2017: Chérif Khedam: Abrid iggunnin (Le chemin du devoir). ISBN 9789947048924
2019: Révolution du 22 février, un miracle algérien.(éditions Frantz Fanon).
2020: Mémoires(Tome I) : La Guerre comme berceau ( 1947-1967).(éditions Frantz Fanon).